あれから、赤岳登山にて靴紐をきつく締めない「緩紐」を試してきましたのでご報告いたします。結論から言いますと、靴擦れしませんでした!
いままで靴紐は、思い切り締める派でした。靴の形が少し変形するぐらいギュっと締めていましたが、赤岳では甲の部分まで(靴の形をLに例えると下の_部分)は、キツくなく・緩くない程度に締めました。靴の表面カーブに紐が自然に沿うようなイメージです。足首部分で一度固めました。で、残る足首から上の部分(|部分)は、甲よりも少し緩め。紐がフックから外れない程度の力です。
歩き始めは「緩いかなー」とやっぱり思いましたが、1時間程歩いても踵に痛みはなく、歩くことが出来ました。下の_部分がほぼ動かず良い感じ。先日の踵の靴擦れが完治していないので心配でしたが、靴が傷口に触れている実感すらありません。それは|部分を締めすぎていないおかげでしょうか。5時間以上の登山でしたが、靴擦れすることなく下山することができました。
登山中、靴紐以外に気をつけたのはチカラの入れ方。フガフガ登るのではなくて足のチカラを極力抜いて、靴の重さで前に進むように心がけました。少し言葉は変ですが、ダラダラと歩くイメージです。そんなことも靴擦れ防止に役立ったのかもしれません。
あと、靴紐を締めすぎないことで思わぬ副産物も。靴の中が、いままでよりも温かかったです。それは締め付けが緩くなったことで血行が良くなったこと、靴の中にスペースが出来て空気が滞留するようになったことが原因ではないかと思います。極度の冷え症なので、これは本当に嬉しかったです。
考えてみると、靴のメーカーは靴のことばかり研究している訳です。そんなところに自分の感覚を持ち込んで「キツく靴紐を締めるのがベスト!」とか、おかしいのかなと・笑。ジャストサイズの靴を選んで、それに合う靴下を履き、無理のない締め方をすれば良いだけのことなのかなと今回改めて思いました。自分としては「緩紐」正解でした!
※写真の靴紐通っている部分を先ずキツく締めすぎないようにしました。
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