山行に持って行く飲料として、ポカリスエットか、アクエリアスかは永遠の課題です。持ち家か/賃貸住宅かと同じぐらいに由々しき課題です。みなさんは、どちら派でしょうか。
いつも山行に行く前に、セブンイレブンで食料、水分を調達するのですが、セブンイレブンではポカリスエット900mlとアクエリアス950mlが同じ値段。どう考えてもアクエリアスのほうがお得です。
ポカリスエットとアクエリアスでは成分に違いがあり、対象とするスポーツや気象状況によって使い分ける人もいるようです。
しかし、私はといえば、ポカリスエット一択です。なぜか。私が大塚ホールディングスの株をわずか1単位ですが持っているからです。残念ながらコカコーラの株は持っていません。
ということで、この話題はこれにて終了!!!
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それだとつまらないので、ポカリスエットは株主にどれほど還元があるのか計算してみたいと思います。
2025年2月14日の大塚ホールディングス株式会社2024年12月期決算短信によれば、
売上収益:2,329,861百万円
配当総額:64,799百万円
売上1円あたり配当総額=64,799/2,329,861=0.0278円
です。
売上に対して2.78%が株主に還元されるということになります。結構なリターンですね。
ただ、これは全ての株主への配当金総額ですので、1単位(100株当り)に直すと次のとおりです。
売上収益:2,329,861百万円
100株当り配当金:12,000円
売上1円あたり100株あたり配当金=12,000/2,329,861百万
=0.000 000 005 15 = 5.15 ppb
※注:ppbは、10億分の1にあたる単位です。
※注:読みやすさのため小数点以下は3桁ごとにスペースで区切ってます。
つまり100株所有していると、1円の売上当り5.15ppbが還元されるということです。ppbなんて単位を初めて使った気がするw。
ポカリスエット900mlの原価はいくらなのか。食品流通業界には詳しくないのでよくわかりませんが、とりあえず30%程度と見込むことにしましょう。残り70%は物流費や、卸業者・セブンイレブンの人件費・光熱費・地代ということです。
ポカリ(900ml)原価=約160円×30%=48円
ポカリ1本あたり100株あたり配当金=48×5.15ppb=247ppb円
はっきり言ってチリ・アクタの金額です。年間100本買ったとしても24.7ppm円。
※注:ppmは、100万分の1にあたる単位です。
※注:技術屋としては、「247ppb円」という表現は正しくないとわかってます。
正確には247n円(ナノ円)ですね。
でも、「n円」なんて表現は技術屋としてもわかりづらいし、
ppbという単位を使って見たかったんですw。
こんなはした金額のためにポカリスエットを買うのですか? はい、そうです。株主は、自分の所有する会社のために貢献したくなるものなのです。
暑い季節になり、ポカリの消費量も増えてきました。ポカリを1本飲むたびに、0.000 000 247円も還元されたぞ!とニンマリしてしまうのです。
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