東北初の常設寄席が、今年4月1日、仙台市繁華街にオープンしました。落語には興味があったので聴きに行きたいと思っていましたが、人混みに交じることを極力避けていたので、ついつい延ばしていました。以前は「T大OB迷人落語会」から毎年案内状がきていたので聴きに行っていました(蒟蒻問答とか蜘蛛駕籠、錦の袈裟、らくだ等沢山聴きましたが内容はすべて忘失です)。発病してからは足を向けなくなりました。
先日、妙高さんから「佃島=佃祭」という演目を教えて貰い、そこで俄かに花座のことが気になりました。で、月曜日なら空いているかもと行ってみましたら、予想どおり客席が半分も埋まってません。が、終いまでマスクは外さないままでいました。
桂米太朗一人会で、演目は「ちりとてちん」、「文七元結」。
小さな小屋なので演者との距離が半端なく近く、生の身振り手振りの迫力は凄いです。まざまざプロの力量を見せつけられました。人混みを嫌って映画館にもご無沙汰になり、DVDを借りてくることはありますが、落語は何といっても生が一番です。ひととき、憂いを置いて泣き笑い楽しませて頂きました。
※小屋の前に、昨日まで桂歌丸師匠の献花台が設けてあったそうです。落語芸術協会の会長だった師匠は花座の名誉館長を引き受けてくださり、3月には来仙もされたそうな、、。笑点でしかお目にかかりませんでしたが、ご冥福を心からお祈り申し上げます<(_ _)>