関東以西と言うけれど、、

　 昨年越してきて、近場の公園で見慣れない植物の一群に遇った。調べる手かがりがないまま季節がひとめぐりして、ようやく「ヤブミョウガ」という名が判った。生育地は関東地方以西、暖地の林縁に自生と、ウィキペディアにはある。当地は関東地方以北、丘の上の団地である。湿地を好むらしいが、なるほど群生地の下辺は池になっている。若葉は食用になるという（真逆の食用にならないという書き込みもあった）。
　ところで、このヤブミョウガと勢力を争うように繁茂しているもう一種が帰化植物の「ヨウシュヤマゴボウ」群である。葉先を歩道にまで伸ばしている。こちらは有毒植物で、全体的に毒があるらしい。すこぶる注意が必要なので触れないこと肝心。
ようやく長梅雨が明けて、歯科帰り公園のミニ散歩に切り替えたら、紫陽花は終わってネジバナが咲き、ホウキダケが伸びており、池の鴨の数が増えているような気もした。どっかトレイルしたいなと思うものの、早速の暑気に、もう負けそうです。

写真1-ヤブミョウガ
写真2-　〃の花　
写真3-ヨウシュヤマゴボウ