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二人の大切な女性がほぼ同年齢ですが、各々80歳を目前に彼岸に旅立たれた。義妹のAさんと学生時代の親友のTちゃん。家人の運転で仙台から5時間余で、Aさんの眠る多摩霊園に到着。園内で花束を誂えて、お別れ式以来はじめて墓前に立ち、心から安堵しました。
家人とは中野駅で別れて実妹宅へ。翌朝、勝手知ったる仙台堀川公園へ。6時前なのに東京の朝は早い。結構な人数が散策している。因みに仙台堀の由来は、江戸時代、この堀の北岸=現在の清澄公園の西隣りに仙台藩の深川屋敷があり、この堀を利用して、仙台から送られてくる米等を運び込まれたことから、仙台堀と呼ばれたという。歩いているとはじめて来た昔の事が想起される。早朝散歩に出ると、向こうから数人固まって力士さん達がやってきた。中に飛び抜けてデカくて青い目をした力士がいた!田舎もんの不躾で名を訊くと「アオイヤマ、ブルガリアからきました」と教えてくれた!田子の浦部屋は失くなり、ダニエル坊やは春日野部屋に移った。それからずっとファンできたけれど優勝はない。碧山、もう37歳です!
2日目はTちゃんの眠る清瀬市のお寺さんへ、カタクリの里で有名らしい。Tちゃんの夫君が駅で待っていてくれて同道。無事にミッション完了。 妹と恵比寿に出て、東京都写真美術館へ。「田沼武能 人間讃歌」を鑑賞。若い男性が多く、カメラマン志望かと思ってしまう。恵比寿は今最先端のお洒落な街らしく、若い男女が多い。年寄はあまり見かけない。見るべきは見て、翌日は仙台に戻るだけ。
帰宅して憶い出したけど、清瀬には昔サナトリウムがあった。福永武彦を連想し、「草の花」を読み返そうと書店に注文。彼の子息の池澤夏樹の「また会う日まで」は、本にある今年3月30日第1刷の日付より早く、3/25日図書館から借りて読了しました。
私など、この齢になると旅はすべてセンチメンタルジャーニーになる! あと何回旅に出れるか?もはやカウントダウンがはじまっている。
写真
①多摩霊園 ②仙台堀川公園
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