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妻がFMで紹介されているのを聴いたらしく、面白そうとのこと。
先週水曜で上映終了予定でしたが、月末まで延長されたので観ることができました。
あまりハードルを上げず、フラットな気持ちで観るように臨みました。
結果はというと、、素晴らしい名作でした。
山好きの方には是非観てもらいたい映画です。
ハリウッド映画しか受け付けない人には無理かもしれませんが。つまりはヒット映画でなく名作映画です。
都会の子ピエトロと、牛飼いの子ブルーノが夏のモンテローザで出会い、友情が芽生え、別れ、再会する。
父との確執と約束。
青春と成熟。
モンテローザとヒマラヤ。
成功と挫折。
家族か山か。
様々なテーマが散りばめられていますが、常に山が「在る」
仏教世界では、世界は、中心には高い山(須弥山)があり、その周りの8つの海と8つの山で構成されているそうです。
ピエトロがブルーノに「お前は中心の高い山に登るか、周りの8つの山に登るか」と問うシーンが興味深く、掘り下げて考えてみたくなるテーマでした。
人生結果に関わらず、山が在るから2人の人生は豊潤に輝いている。
輝いている山を目指したくなる心があれば、人は、世界は、より良い存在になれるような気がします。
山好きの方であれば必ず心に染みる映画だと思います😊
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