気付けば今日も金時山

休みの日はいつも天気が悪い。
そして仕事の日はどういうわけか天気が良い。
そんな天気の意地悪にさらされる中で、
数年前から、仕事の後にサッと登れる金時山の存在に気づく。

イヤなことがあったとき、運動不足気味で動きたいとき、山の空気が吸いたい時⋯
気が付けば、仕事の後の金時山は週1〜3回。

金時神社からの所要時間は、
イライラが酷い時は35分、
メンタル状態が普通だと40分、
気持ちに余裕があると45分程。
いつの間にか自分のメンタル状態を教えてくれる指標となっている。

金時山はいつも、その大きな懐で、真正面からこのやりきれない感情を受け止めてくれるのです。
どんなにイライラしていても、山頂に到着し3つの祠に手を合わせると、心が軽くなり、下山し終えて神社にご挨拶をすると、また明日から頑張ろうという気持ちになるのです。
誰にも会いたくない、精神的に追い詰められた状態の時は、不思議と山頂で一人の時間を過ごさせてくれるのです。

そんな優しい金時山に支えられて何とか生活出来ている日々。
山と日常生活は切っても切れない関係となっています。

身体にガタがきて、山に行けなくなったら生きて行けるのだろうか？
そんなことを考えながら、隙さえあれば今日も金時山に登る日々です。