時は２０１５年８月４日、当時私は６６歳単独山歩、前泊のみくりが池温泉を出発して下って雷鳥沢キャンプ場、小さな沢を渡り雷鳥坂のジグザグの”登り”が別山乗越＝剱御前小舎まで続きます。標高約２，５５０ｍ、大きなZカーブに出ますと、乗越方面の見通しが出来る。上方直線距離で５００ｍ位の処に人物が見えます！何と晴天なのに黒っぽい傘をさしてます。下山者のようです。ほんの少しして、又上を見上げると、何と今度は登っています！ そして又々少しして見上げると、今度は下っています！ それから、１５分位後で、最初にその人物を見た辺りに私は着きました。
相手は、若い男性、２２歳位、中肉中背少し小太り、帽子？（メガネ記憶無し）、黒っぽいシャツとパンツ、普通の山靴。（間違い無く足も有りますが、傘はドウモ見当たりません）
私：「 コンニチハ ！ 」
相手：「 コンニチハ ！ 」
私：「 イイお天気ですね。 どちらから いらっしゃいましたか？」
相手：「○○からです」ハッキリと答えられましたが 私が忘れました。
確か群馬県の前橋市？？？（関越の街であるのは、確かです）
私が今でもハッキリと覚えています相手の言葉は、「カニのたてばいを登り切ってから、頂上までがとても長かった！」
こんな会話をして、その若者と別れ、その３日後に自宅へ帰りましてから、上記の画面を想い出すと、コレハ多分筆者の私への”アピール”では、ないのか？と想います。
�，修亮禺圓蓮△劼腓辰箸靴董△修料闇�頃の”遭難者・行方不明者”では ？
�△修痢 鼻／肝遏 鼻，�姿を現して、「私に呼びかけた」のかもしれない。
「 私 を 見つけて くれ ！ 早く ！ 」
��察するに、カニのたてばいを登り切ってから、頂上までの間で、崖下に転落した
とかが考えられる。 平蔵谷？ 雪に埋もれている？
�い�よそ２５ｍ位を、下ったり登ったり 繰り返すのは、オカシイ！
�ゼ禺圓伐駭辰靴疹貊蠅蓮∋笋�最初に上を見上げて歩く人を確認した場所と同一です。通常ならば、もっと下で遭遇しているはずです。
�ε�初、傘をさしていた。
その後、この件をどこかに伝えようと思いましたが、仕事も有り徐々に忘れていきました。そして、約２ヶ月後に次の新聞記事が目に止まりました。
＜愛知県中部東（正確な地名を忘れました）に住む大学生が北アルプスで遺体で見つかりました。＞
例の若者は、出身は関越ですが、名古屋近郊の大学に通うために愛知県に下宿されておったかも？？？ その後の山のニュースでは、行方不明者探索のヘリコプターが、予定外の”遭難者”を数回発見されてます。 残雪が溶けると現れます！
さて、山行ですが、乗越で休憩後、剱御前山の東下の真白き残雪が残る巻き道を
（途中雷鳥親子に会いました）通って剣山荘泊をして、翌朝ヘルメットを借り、剱岳の頂上に立ち、下山後は、ほぼ隣の剱澤小屋でのんびり１泊しまして、翌日に帰宅へ向かいました。４日５日の山小屋はシャワーが有ってトテモ気持ち良かった！
長い文章を読んでくれて、有り難う。 例の若者へ 安らかに ！！！
追記：雷鳥坂で会ったベテラン １人は、８３歳、富山県在住、剱御前小舎にて夜間の星空撮影 次の１人は、８０歳、長野県安曇野市在住、約３０回トライして、２６回位は剱岳頂上へ。今回は”登り納め”をされました！
別山乗越からの 剱岳 の 眺めは、世界で 一番 です！ 是非お試し下さい！
私も新潟のマッターホルンと呼ばれる大源太山から下山時に、向かい側に学生服の人が登っているのを見たので、周りの人にー
「あんなとこ、学ランで登るなんてーもう夕方なのに！」と言うと
「なに言ってるの！誰もいないよ！気持ち悪い！」と怒られたことがあります。
でも確かにものすごい速さで登っている姿でした。😅
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