自宅に着くと季節は盛夏に戻っていた。このままビールタイムでも良かったが、寂莫に浸りたくなった。もうすぐ5時になる。車を走らせて里山へ。以前の登山口は崖崩れ防止の工事でセメントの壁の上になっていた。もう登山道ではなくなって、尾根にかかっていたトラロープもなくなっていた。山頂からは市街のビルが西の稜線に沈みこむ太陽を映していた。そこから寂莫とした竹林を下った。苦労して険しい岩や遥か遠い稜線歩きの先に寂莫はあると思っていた。そこは自分の体力の限界世界であって、寂莫とは無縁なのだろう。「寂莫に生きる」には自分の心映えを正すことが要で、それは山に登っていない日々にあるのかもしれない。
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日記
生憎の空模様。雨が上がり気が向いて庭の草取りを少しばかり。いい汗を貰った。市街は低い雲の天井が落ちてきそうだったが、寒河江に向かうと青空が広がってきた。スパゲッティを二人で。それから西川へドライブ。いつもは月山帰りに汗をながす温泉で黒にんにくをまとめ買いした。岩根沢女子グループが栽培したものだった。それで、岩根沢までドライブの足を伸ばした。そこには廃校になった岩根沢小学校があって、校庭にも草が伸びていた。その脇に丸山薫の詩碑があった。「・・・あれら 山ふかく 寂莫に生きる木々の姿が 今は私になった」とあった。一人で登ることが疎くなって、山は親睦の場に変わっている。でも、山ふかく 寂莫に生きる、山に何故登るのかの僕の答えはここにある。
自宅に着くと季節は盛夏に戻っていた。このままビールタイムでも良かったが、寂莫に浸りたくなった。もうすぐ5時になる。車を走らせて里山へ。以前の登山口は崖崩れ防止の工事でセメントの壁の上になっていた。もう登山道ではなくなって、尾根にかかっていたトラロープもなくなっていた。山頂からは市街のビルが西の稜線に沈みこむ太陽を映していた。そこから寂莫とした竹林を下った。苦労して険しい岩や遥か遠い稜線歩きの先に寂莫はあると思っていた。そこは自分の体力の限界世界であって、寂莫とは無縁なのだろう。「寂莫に生きる」には自分の心映えを正すことが要で、それは山に登っていない日々にあるのかもしれない。
寂莫に生きる
自宅に着くと季節は盛夏に戻っていた。このままビールタイムでも良かったが、寂莫に浸りたくなった。もうすぐ5時になる。車を走らせて里山へ。以前の登山口は崖崩れ防止の工事でセメントの壁の上になっていた。もう登山道ではなくなって、尾根にかかっていたトラロープもなくなっていた。山頂からは市街のビルが西の稜線に沈みこむ太陽を映していた。そこから寂莫とした竹林を下った。苦労して険しい岩や遥か遠い稜線歩きの先に寂莫はあると思っていた。そこは自分の体力の限界世界であって、寂莫とは無縁なのだろう。「寂莫に生きる」には自分の心映えを正すことが要で、それは山に登っていない日々にあるのかもしれない。
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