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東部の小さな村でおそらく江戸時代から続く<初午講>の風景です
初午は2月に入っての最初の<午>の日で新暦旧暦や地域によって日にばらつきがあるようです 縁起物として稲荷ずしを食べるのが伝統みたい(ここではいつの間にか赤飯になっていた・・・)
従来は近くの山の中腹にある行者堂まで資材と食料を担ぎ上げて行っていましたが
気象が厳しく また高齢化もあり 村内の集会所での開催となっています
お堂には<役行者>がまつられ 山の入り口の鳥居も<役行者>名が掲げられています 皆で唱えるのは般若心経・・・修験道 仏教 神道の混然一体ですね
時代や思想 宗教観は変わっても 結局は最後に願うのは
(講に参加した)皆の安全と健康と平穏 なんですよ
片付けが終わり 一人で山の方に参ってみました なかなかの勾配です
上がって下って1km弱なんですが これを神具とかを持って上がるのは大変だ(途中まで軽トラで強引に挙げていましたが ぬかるんでいて危険)
日本も気象が2極化して 冬は冬で厳しい寒波 大雪に悩まされる時代となったようなので これからは山に上がっての開催は復活できないかもしれません それを思うと寂しい気もします