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ついに天までも敵に回してしまったのだろうか、よよよ...
ということで、お決まりのストマジでロープワーク講習とリード講習を受けてきましたよ。
【ロープワーク講習】
これまでのおさらい
・ロープのたたみ方、背負い方
・いろんな終了点のバリエーションを想定しての終了点作業（結び替え、懸垂下降）
・仮固定
本日新しく教えてもらったこと
・懸垂下降時のバックアップ（オートブロック）
・懸垂下降時の登り返し（クレイムハイスト）
登り返しは外岩にまだ２回しかいっていない私レベルにはまだ時期尚早という感じだが、あまりにも多くロープワーク講習を受けた成果で、クライミングレベルよりもロープワークレベルがはるかに先に進んでしまっていて、塾長も「ロープワークはトップクラス」とおっしゃっていた。喜んでいいのか、悲しんでいいのか...
しかし、登り返しのシステムは誰が考えたのか知らないが、これはすごいシステムだと思った。目からウロコというか、感動すら覚える。
感動は覚えるがシステムは覚えられたかどうかは怪しい。ポイントがいくつもあって現時点でももう一度やれるかどうか自信がない。
いつかのgeraさんのようにならないためにもしっかり復習しなければ。
【リード講習】
リードは一応卒業させてもらってはいるが、なんせ半年間ジムでもまともにリードしていないのでいろいろ忘れてそう。なので、本当は今日はクラック講習を始める前に外岩でリード講習の補習を受けるつもりでいたのだ。
ということでリード講習もリクエストさせていただいた。
やはりいろいろ忘れてた。ビレイの位置とか、Zクリップをしない工夫とか。
一番ためになったのは自分のムーブを意識して覚える習慣をつけるということ。
それによってあとで検証して次に生かすことができる。
しかし言うは易し。
塾長から、さっき行き詰ったときはどうしようと思ってた？の問いに何も思い出せない脳機能低下な私。
目先のムーブに場当たり的に対応することに手いっぱいで思考がないのだ。
そういう点で同じ年齢のあの人はすごいなとうっかり思ってしまった。
・成果
5.8、5.9、5.9＋:OS
5.10b:RP(2便目）
5.10c/d テンションかけかけで一応TO?
写真は懸垂下降のセットと思いますが、
もう少し、ルベルソをカラダから離してセットしないと（これをエクステンションと呼ぶ）、バックアップのスリングを巻き込みそうです。また、バックアップであってもフリクション系のノット（ここではオートブロック）にダイニーマのスリングはオススメできません。ナイロンの細引きにしましょう。
ちょっとしたことですが、懸垂下降は、大事故に繋がるので、本当に本当に、注意したほうがいいと思います。つい最近も関西の不動岩で、末端が解けたことによるスッポヌケでベテランクライマーが死亡しています。
ボクもこの方式ですが、ペツル方式の懸垂下降なら、アルテリアの以下のサイトが参考になりますよ！ルベルソをしっかりとエクステンションさせてセットすることによりカラダを安定させています。ご参考まで
http://www.alteria.co.jp/sport/technique/Rock-Climbing-Rappelling-Multi-Pitch/
クマ
さすがクマさん、ご明察の通り懸垂下降のバックアップセットです。
教えていただいたサイトを見るとエクステンションとはハーネスのビレイループからルベルソを外してしまうんですね。
これはマルチピッチ用なんですか？
この日習ったのはルベルソはビレイループに装着したままで（ふつうの懸垂下降の状態で）
オートロックをセットする方法でした。
この写真のあと塾長からはバックアップのスリングが巻き込まれないようにルベルソからもっと離すようにと注意されました。
バックアップにダイニーマよりナイロンの方が適している理由はなんですか？
覚えることが多すぎて私のメモリーはいっぱいいっぱいですう。
フリークライミングの世界はあまり知りませんが、
アルパインクライミングの世界では、
マルチピッチでなくても、最近はエクステンションしますね。
ペツルやＢＤも、そのように推奨しています。
エクステンションしたほうが、懸垂下降時にカラダが安定します。
最初はちょっと怖いかも知れませんが、一度経験したら明白です。
僕の場合は、ビレイループの横のロープを通す２つの輪に自己ビレイ用のディジーチェーン（たんざく型）をつけています（ガースヒッチ）ので、そのディジーチェーンの２つ目のタンザクに掛けた環付きカラビナにルベルソ（ＢＤならＡＴＣガイド）を付けて、懸垂下降します。
あと、ダイニーマは熱にとても弱いので、いわゆる摩擦系の用途には向かないのです。懸垂下降のバックアップは完全な摩擦系ではなく、むしろロープの整流系ですが、それでも50ｍ近い距離を降りると、かなり熱を持つ場合があります。
塾長はエクステンションされていないのですか？
クマ
どうも、kumaさん。塾長と呼ばれている者です。
普段は、講習生や知人以外には、あまりコメントしないことにしております。
文章だけでの議論は、ものすごく不毛な結果に終わりがちなので、普段顔を合わせる人だけと話したいと。
今回は、特例でkanosukeさんのためにも、疑問に答えます。
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私は、ザックが重いときにのみ使います。
ザックが重いときは、レッグループにバックアップを取る方式は、足が吊られてアンバランスになるため。
それ以外の場合は、実際にレッグループで行なっても、オートブロックがルベルソに入ることはありませんでした。
ただ、これには幾らかの工夫をしています。
それは、文章で伝えるのは困難なので割愛します。
また、ビレイ器をビレイループに付けている利点もあります。
例えば、
「セルフビレイから、ビレイ器にテンションが移ったのを確認してから、セルフビレイを外す」
というチェックがしやすい。
講習では、フリークライミング → ゲレンデマルチ → アルパイン という順序で教えているので、ビレイ器の延長は、初期は講習内容から省いています。
�▲瀬ぅ法璽泪好螢鵐�
これは、意見が分かれると思います。
実際には、友人のアルパインクライマー達や、山岳ガイドも、ダイニーマスリングが熱に弱いのを承知で、懸垂下降のバックアップに使っていることも多いです。
バックアップ用のスリングも、登攀用のものだけで対応したい、というのが大きな理由。
どうやら、彼らの話と、私の経験を総合すると
・相当な速度で降りても、ダイニーマのスリングは案外切れない。
・ただ、たしかにスピーディに降りると、スリングの表皮が毛羽立って来て、消耗が早いようには感じる。
・バックアップと言っても、実際には空中停止用。手を離してしまったときの備えではないので、手を離す前に、バックアップの効き具合を確認するチャンスはある。
そこで、私の講習で採用しているのは、
→ 現実的には、ダイニーマでも、ゆっくりめに降りることで対応するという判断も、アリ。
以上です。
好みも、安全基準も含めて、今回これ以上の議論は、しない方がお互いのためだと思いますよ。
さらに議論を深めたい方は、直接お話しできるチャンスにしましょう。
塾長様、こんにちは。
カノスケさんに聞いたのに、ご出演いただき申し訳ありません。議論するつもりは毛頭ございません。コメントを、ありがたく読ませていただきました。
実は、ＵＰされた写真を見て、これはアカンなと直感し、すぐに思いつくままコメントを入れてしまいました。懸垂下降の途中で、バックアップのスリングがルベルソに巻き込んで、にっちもさっちも行かない”絵図”が心に浮かんでしまったからです。これはとても怖い状況で、対処方法によっては墜落します。
私も山岳指導員の立場から、教える立場にあるのですが、教えられる方のレベルによって、判りやすくするために、手順や内容を変更していくのですが、今回の塾長の対応は、この一環であったことを今更ながら思いつきました。また、様々な手順や考え方があるのは承知しておりますし、トレンドというのもありますので、指導ということが如何に難しいか、日常より腐心しているひとりでもあります。
正直な気持ち、また、何かの機会にでもお会いすることができれば、いいなと思いました。近所であれば、入塾して、ウルサイ生徒になることも出来るのにと・・・
クマ
クマさん、塾長、コメントありがとうございます。
尊敬し、信頼している山のエキスパートのお２人に気にかけていただいて心から感謝する次第です。
不毛な議論、然り、ですが、それはそれで面白いと思う不謹慎な私がいたりして...
どの世界でもいろんなやり方や考え方があり、正解は一つではないことはよく知っています。
どれを選択するかは自分次第。
相反する安全性と利便性という要素をどのようにバランスをとるかはお二人がおっしゃっているように好みや経験から決まってくるのだと思います。
素人の私はまだその判断ができるレベルにないので、今はひとつひとつ知識やスキルを学んで一つの土台を作ることに専念しようと思います。
今のレベルでいろんなモノを取り入れるとぐちゃぐちゃになってしまいそうなので。
船頭多くして船山に登る、にならないように。
あれ？山に登るならいいのか？
週末の天気がよいのに、わざわざ雨の日を狙って平日に有休をとるとは！
岩よりもロープが好きって、ひょっとしてモノホンの変態でしたか？
クライミングは毎週やっていれば、誰でも上手くなると思いますよ。初心者のうちは。
肘痛につき、裏塾は現在クラック限定となっていますので、早くクラック講習を受けてくださいねー。
有休は直前にはとれないので天気は運次第になっちゃうんですよね〜。
数日前から変更を画策しましたが、すでに動かせない仕事の予定が入ってしまっていて無理でした
もちろん岩の方が好きですが、こんなにロープばっかりいじってるとそのうちシャレにならなくなってしまうのではとちょっと不安です
肘痛は偽装じゃなかったんですね。
それでもクラックは大丈夫なんですか？
トシなんだからあまり無理しないでちゃんと休んだほうがいいんじゃないですか？
私も年頭そんな感じでしたよ。
夏の沢登り喜んでお供します。
私はフォローに徹します
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