10月1日
久しぶりのウラ塾。
私の数少ない友達のオートビレイ君が入院中のためヒジ痛で長期療養中のgeraさんにビレイをお願いした。
今日の目標はオートビレイでWPした10dルートをリードで完登すること。
後半腕にくるルートなのでまだ腕が元気なうちにトライしたが撃沈。
当たり前のことだが、やはりリードだとクリップ動作のために安定して止まることが必要な分TRよりも難しい。あらためて実感。
終盤のバランスが悪いパートはTRならいっきに登れてしまうが、リードだと静止しないといけないのだ。
ちょっと気分転換にホールド替えにになった別の垂壁10bへ。
ここを気持ちよくOSして再度10dにトライするのだ。
しかし序盤からいきなり手詰まり。
2本目のクリップにいく直前の悪いスタンスになかなかふみこめない。
なんとか越えていくと左足がないパートが続きバランスが悪い。
テンションかけまくりのあげく半分ぐらいのところでなんとリタイア。
えー?
みたいな顔のウラ塾長。
まずい、このままでは「こいつ日記にウソ書いてるのか」と疑惑をもたれてしまう。
いやすでに疑いの眼差し。
「ここ10bにしては厳しすぎますよ!」と火消しにかかる。
じゃ確かめてみましょう、と病み上がりのウラ塾長のトライ。
やはり苦戦している。うしし。
テンションかけつつなんとかTO。
いくら病み上がりとはいえ腐っても11クライマーですから
「確かにこれは難しい」という言葉にちょっと安心。
しかし、その一部始終を横で講習をしていたオモテ塾長が冷ややかに見ていたのだった。
思いがけず10bに手こずりかなり腕を使ってしまった。
本命の10dに再度取り付くがすでに離陸すらできなくなってしまったので、
「正規」の10bをリード。
これもばたばたしながらなんとかRP。
もはやガバさえもしっかりホールドできなくなってきている。
「最後に10cやりましょう」とけしかけられてしっかり休憩後に取り付くが最初のクリップすらできずに断念。うーん持久力が....
今回のウラ塾でやはりリードとTRはかなり違うことを実感。
ふだんオートビレイで練習するときもエアークリップしてリードを意識しながら練習しよう。わかってたんだけどついつい忘れちゃってたんだな。
もうひとつ思い知らされたのは持久力のなさ。
なんせ半年ブランクのgeraさんより持久力がなかった。
これは前傾壁の練習を増やしてひたすら登るしかないとウラ塾長からアドバイスをいただいた。
なのでしばらくウラ塾を利用させてもらおう。
私はビレイに徹するつもりだったのに、ついウッカリ登らされて肘がどうなるか心配だったのですが、案外大丈夫でした。
お互い、悲しき中高年クライマーですねー。
私もあっという間にガバすら持てなくなって、愕然としましたよ〜。
少しずつ復帰できそうな感触を得たので、またよろしくお願いします!
ヒジ痛なのにヘタクソにお付き合いいただきありがとうございました。
やはりひとりで練習するよりも勉強になりますね。
こちらこそよろしくお願いします
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