きっかけは、８月２７日に登録した山行記録の累積標高が昨日確認すると登録時の数字と大きく変わっていたことが分かり、ヤマレコに以下の問い合わせをしたことです。
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山行記録の累積標高差の計算および登録後に数値が勝手に変わってしまう件について
山行記録の作成時に表示される累積標高差（540ｍ）が山行計画の数値（814ｍ）とあまりに違ったため、コースタイムを再計算して登録すると山行計画に近い数字（GPSデータ？）に置き換わりました。
それに合わせて体力度の数値も翌日には更新された（2→３）のですが、１週間ほど経った時、ふと見ると以前の数値に戻っていることに気づきました。改めてコースタイムの再計算をして山行記録を保存しなおすと以前のデータに戻ったのですが考えられる原因は何でしょうか。
ちにみに、他の山行記録もコースタイムを再計算すると８割くらいのデータの累積標高差の数値が変更されました。累積標高差は増えるものもあれば減るものもあるという感じです。個人的にはコースタイムを再計算してから登録した数値の方がしっくりする感じがします。
累積標高差に誤差があるのは当然なので気にしていませんが、いったん登録した山行記録の数字が勝手に変わってしまうことについては改善をお願いしたいです。
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その日のうちにヤマレコから以下の回答がありました。
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8月16日に、標高をより高精度で取得する対応を行いました。
その日以降は、新しい標高データを元に山行記録の累積標高を表示させていただいております。
その後、この変更の際に不具合があったことが分かり、8/16以降の山行記録について再計算をしました。
そのため、udadan様がコースタイムの再計算を行った時と現時点で数値が異なっております。
コースタイムの再計算をおこなった時は、不具合の影響を受けていたかと思います。
変更後の数値精度としてはが一番高い値になり、元に戻す予定はありません。
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結果的に、ヤマレコが新システムの不具合対応で再計算したことで、私の山行記録の数字が変更されたようです。ただ再度山行記録を開いて保存すれば（コースタイムの再計算は必要ありませんでした）元に戻るので支障はありませんし、累積標高の精度が上がることはユーザーにとってメリットは大きいと思います。
山行記録の累積標高差に納得がいかない方は山行記録を開いて保存し直してみても面白いかも・・・。
> 山行記録の累積標高差に納得がいかない方はコースタイムの再計算をしてみても面白いかも
このコメントを見て、自身の明らかに計算結果がおかしいレコ (https://yamare.co/6881264 )の編集画面に入り、再計算ボタンを押下してみたところ..
体力度表示直下の累積数値は少しだけ減少しました..（と言っても、まだまだ開聞岳でこの数値はおかしいｗ）
情報提供ありがとうございました。
私も全体として累積標高の精度は上がったと感じていますが、個別の記録に関しては明らかにおかしいもの（標高差が大きくなっている）があります。
でもその山行記録のルートを確認して見ると、登山ルートから大きく外れていたりスムーズな線でなくギザギザになっていたりしているので、ヤマレコの問題ではなくスマホのGPSの精度、調子の良し悪し（天候等）の影響の方が大きのかなと感じています。
おそらくsilverfrostさんのデータも文面から実際より大きな数値になっているのだと思いますが、まあ心情的に累積標高が実際より小さくなるよりはマシなので良しとします（笑）
再計算は、山行記録の編集画面を開き、そのまま保存して終了すれば実行されます。コースタイムの再計算は必要ありません。ヤマレコの回答は「標高をより高精度で取得」ということなので、累積標高差の計算方法は変更していないと思います。実際、「GSP標高」の累積標高差は以前と変わりません。
ヤマレコは「国土地理院 標高」として、GPSログの標高値を数値標高モデルの値に置換します。その際に、従来はDEM10Bを使用していたのですが、8月16日以降、DEM5Aを使用するように変更したということだと思います。ただし、標高グラフはDEM10Bのままのようです。
北海道や東北にはDEM5Aが未整備の地域がかなりあり、そこではDEM10Bを使用せざるを得ないので、累積標高差は以前のままだろうと思います。もし、この地域の山行記録をお持ちであれば、確認してみてください。DEM5Aの提供範囲は下記の操作で地理院地図に表示できます。
トップ > その他 > 地図の更新情報や提供地域 > 基盤地図情報数値標高モデルの更新情報 > 5mメッシュDEMの提供地域と作業年度
ご指摘ありがとうございます。
コースタイムの再計算は必要なかったのですね。私が勘違いしていたようです。
過去のデータを再保存した時に累積標高の数値が変わったのは、DEM10BからDEM5Aに変更されて計算し直しているからという認識で良かったのですかね。
北海道や東北の山行記録はないのですが、２割程度累積標高差が変更されなかった山行記録がありましたので、それは８月１６日以降に山行記録を開いて無意識に保存をしていたかも知れません。そう考えると、累積標高差が変更されなかった山行記録があるのも頷けます。
いろいろ情報をありがとうございました。勉強になりました。
累積標高差の計算方法は変わらないけれど、計算の入力となる標高データが変わったので、累積標高差の計算結果も変わったということです。私の山行記録については、今回の変更によって累積標高差が増えたもの、減ったもの、ほとんど変わらないもの、色々です。
数値標高モデルとしては「DEM5AはDEM10Bよりも精度が高い」と国土地理院は行っています。それでは今回の変更によって累積標高差がより正確になったかというと、それはGPSログの緯度経度の正確さの程度によります。これがある程度正確であれば、数値標高モデルの精度向上に伴って累積標高差も真の値に近づきますが、そうでなければ数値標高モデルがどうであれ真の値とは程遠いものになります。
うだだんさんの開聞岳のレコを拝見しましたが、失礼ながらあれだけGPSの軌跡が暴れているとどうにもなりません。山行計画の段階の累積標高差を参考にすべきかと思います。
そうですね。10ｍメッシュが5ｍメッシュになることで、小さな凸凹の標高差も拾いやすくなるだろうとは想像できます。
開聞岳（入道ヶ岳？）のレコはsilverfrostさんのものだと思いますが、私もGPSログが正確でなければ計算が５ｍメッシュになったとしても宝の持ち腐れだと感じております。ただこればかりはスマホの性能や環境による影響が大きく、個人で取りうる対策にも限界があるのでしょうがないと思ってます。
この件について、私の今日の日記にメモを書きました。よろしければ御覧になってください。
ありがとうございます。拝見いたしました。
こういうことって、なかなか自分で調べるにはハードルが高いですが、こうやって詳しい方に教えていただけると理解しやすいです。
今回はひょんなことからいろいろ知ることができ、日記を書いた甲斐がありました。
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