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事故の原因は視界を遮るホワイト・アウト、暴風雪等による道迷いから心身共に疲労度が増す下山でのケースがあげられている。
特に、①コヤマノ岳=中峠=ヨキトウゲ谷周辺
※道迷い、荒廃が激しい一部ルート有り、冬季は危険の為、コヤマノ岳から直下南尾根ルート利用
②中峠=小川新道=奥の深谷周辺
※道迷い、あまり利用しない。大橋=牛コバ方面 冬季はトレース無く危険
③細川越=広谷=イブルキノコバ周辺
※道迷い、冬季トレース無く危険
④ワサビ峠(中峠)=ワサビ平=口の深谷周辺
※道迷い、四季を通じ。 冬季トレース無い時は危険
⑤釈迦岳=カラ岳=比良明神周辺
※道迷い、冬季トレース無い時は危険
今まで豊富な成功体験を持つベテラン登山者が、自身の都合の良いコンディションの判断にて、より危険なルートに入り事故に遭っている。
更に他人が投稿した「山レコ」をダウンロードして、経験の浅い登山者が入山している。こうした人的要因も事故の原因の1つとされている。
ところが実際の冬山は、あるべきトレースが稜線では消えて無くなったり、暴風雪による張り出した雪屁や荒廃の激しいガレ場・デブリ・クレパスの出現で、ルート・ファイティングを余儀無くされたバリェションルートに日々変貌している。
ホワイト・アウトにてルートの見落としや、GPS電源切れ等も考えられる。ぜひ山岳ガイドもしくは経験豊富な登山者に同行をお願いし、登山届は無論のこと最新の地図とコンパスは必ず持参してほしい。
また各人の体力や疲労度等も考慮して余裕ある下山スケジュールをたて、もし不安を感じたら面倒でも間違いない所まで戻る。こうした些細な予防策が遭難防止に役立つと思う。
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