羅臼岳で亡くなった未来ある若者に、心よりご冥福をお祈りするとともに、深い哀悼の意を表します。
この事件が起きる前、NHKの報道で「ヒグマとの遭遇が増えている」と伝えられていたのを記憶しています。その中では、至近距離まで近寄ってスマホをかざす登山者の姿も映されていました。私はその時から「不幸な事故が起きなければよいが」と思っていましたが、残念ながら未来ある若者が犠牲となってしまいました。本当に心が痛みます。
報道によれば、羅臼岳で登山ガイドをしている方は「近年、人と熊の距離が極端に近くなっている」と語っていました。ヒグマも人も互いに恐れを失ってきている、と嘆いていたのです。
個人的な考えですが、SNSの影響も大きいのではないでしょうか。映える写真やスクープを求めて無理をする人が増えている。私はSNSが大嫌いなので一切発信していません。それに加えてGoogleも嫌いです。かつてWindows95やiPhone3GSの時代、人々は自分の知識を競い合い、アプリやソフトを無料で公開し、発信する人も受け取る人も純粋に楽しんでいました。けれど、それをGoogleが壊してしまった。無料アプリを使えば使うほどGoogleが儲かり、私たちの日常や思考、人生そのものまで吸い取られていく。ネットサーフィンなんて言葉も、今は死語になりました。じじぃの戯言かもしれませんが…。
今回の出来事で、1人の若者だけでなく、親子3頭のヒグマも駆除されました。同列には語れませんが、結果的に4つの命が失われたのです。一部の心ない登山者の行動が引き金となったことを考えると、本当にやりきれません。日本は古来より、人と自然が調和しながら2000年の歴史を紡いできました。それが今、壊れようとしているように思えてなりません。
私は駅のホームで立ち止まると母に「邪魔になるから隅に行きなさい」と叱られました。しかし今は、平気で人混みで立ち止まる人が多い。凶悪事件のニュースも頻繁に目にするようになりました。昔から事件はあったでしょうが、今は何かが違うように感じます。
山では、すれ違うときに挨拶を交わす。だから「山にいる人は皆いい人だ」と信じていました。でも、そうでもないのかもしれません。テントを置いてアタックしている間に盗難に遭う、そんな記事も目にしました。今回の不幸な事故も、危険行為が伏線となったことは間違いありません。
でも、それは決して他人事ではないのです。
いつ自分の大切なテントが盗まれるかもしれない。
いつ突然、熊に襲われるかもしれない。
それはすべて、私たち自身の行動次第なのだと思います。
想像してごらん。大切な物を盗まれたときのことを。
想像してごらん。意に反して熊に襲われたときのことを。
想像してごらん。大切な家族を突然失ったときのことを。
(少しimagineを意識してみました)
私は、耐えられません。
あなたはどうですか?
追伸:
ここでは、情報を得るために皆さんの記録を参考にしています。見るだけにしたいのですが、良いとこ取りはしたくないので、私が欲しい情報を記載する様にしています。本当は面倒くさいので見るだけにしたいのですが、良いとこどりはしたくないので頑張って発信しています。