三連休の初日、予定どおりに牡蠣を食べに行った。場所はR250、たつの市室津の「住栄丸」である。このお店は昨年偶然飛び込みで入り、「食べ放題だったらいけます」と言われて入れてもらえたところである。この「食べ放題」が実にワイルド。大きな倉庫のような室内で炭焼き囲炉裏を囲んで、バケツからがさっとボウルに入れられた牡蠣をひたすら焼く。厚手の軍手が用意されこいつをはめて牡蠣の殻をあける。海の味がするお汁をすすってから身を食べる。火力は強く時々「ぷしゅっ」と汁が吹き出る。危ないが、自分で焼いて食べている実感が楽しい。追加の牡蠣はまたまたがさっと運ばれる。圧倒的な迫力であった。焼き牡蠣はおいしくて満足だったが、牡蠣フライや牡蠣ごはんも食べたくて頼んだ。で、焼き牡蠣もフライもご飯もセットになっている「かき御膳」というのがあることを知った。今年はこのセットを電話予約して出かけたわけだ。
天気は雨。室津のシーサイドロードは晴れていれば抜群の瀬戸内海風景が楽しめるのだが、仕方がない。今日は牡蠣を食す。それだけで良い。天気が良ければ「山に行きたかった」などと思ってしまうし。
「かき御膳」を予約しているので、今日は下にある「倉庫のような」ところではなく、上の建物の畳の広間に入った。室内なので炭火ではなくガスだったが、まずは自分で焼く「焼き牡蠣」。「牡蠣フライ」「酢牡蠣」「牡蠣ごはん」「牡蠣の味噌汁」と出て大満足。ここの牡蠣は身が大きく味が豊かだ。「食べ放題」のようなワイルドな楽しみは少なかったが、牡蠣料理をいろいろ味わえる楽しみがあった。
本日の神戸新聞の付録(第2新聞)に「ひょうご五国 エッセーの旅」という楽しめる企画があったが、今日の牡蠣は「播磨の冬を楽しめた」という感じだった。
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