休日はこまめに山登りに出かけているが、この土日は久々に自粛。そのかわりにといってはなんだが、温泉にだけは入りに行った。山に登ったあとは可能ならば近くの温泉に入って帰る、ということを楽しみの一つとしているわけだが、本日はその「登山後の楽しみ」だけを実行したわけだ。
元々、山登りをする以前から兵庫県内の日帰り温泉巡りを楽しんでいた。お気楽に極楽を楽しめる日帰り温泉をこよなく愛するようになってはいたのだ。山を登るようになってから、温泉のありがたみがより増してきている今日この頃。
先週、北摂の山を三つ巡って帰り道に篠山市今田町の「今田薬師の湯 ぬくもりの郷」に立ち寄ったが、あまりの人の多さにあきらめて帰ったという経緯があった。「ぬくもりの郷」に立寄った理由としては招待券を持っていたこともある。この招待券、兵庫県の美術館等のスタンプラリーを達成した結果、宿泊券等のプレゼントに応募する権利を得、第一希望ではなかったが当たったという券である。スタンプラリーなんぞするタイプではなかったが、現在の山登りは「兵庫の山100スタンプラリー」的にところがあり、実際、三田の山を登りながら「人と自然の博物館(三田市)」やら「陶芸美術館(三田市)」にも回ったわけである。それなり努力というか行動した結果もらえた入浴招待券。それを山帰りに使えなかった悔しさが残っていた。
「今田温泉 ぬくもりの郷」は満員になるだけの充実した温泉施設であり、もちろんこれまで何度か出かけている。本日は人が多くても入る、という決意のもと出かけた。駐車場はいっぱい。係員に誘導されて第四駐車場に車を停めた。ちょうどお昼時だった。やっぱり人が多いなあ。それでも入る。中に入ると混雑して困るというほどでもなかった。ここはサウナも広く、館内にはぬるい源泉と42℃の温泉がある。そして何より露天風呂が広くゆったりしている。お湯の質が良く、くつろぎ空間がひろいので人気があるのだろう。実際、約1時間まったりと楽しんだ。まずはサウナ。僕の場合、7,8分入って、1分水風呂に入るというのを3セットすることにしているが、これがストレスなくできた。サウナでは場所確保が難しい場合があるが、それがなかった。汗をたっぷりかいてすっきり。そのあとぬるい源泉に。この源泉も人気があり、入れないことが多いのだが、今日はすいていた。ここまでで30分。体を洗ってから露天風呂でゆっくり20分。外気はよく冷えており、小雨がぱらついたが、温泉に使っているとそれも心地よい。この温泉の弱点をあげれば、露天の湯は館内の湯に比べて温泉感が少ないことだ。広くてくつろげるのだが温泉成分が薄いような気がする。最後に館内温泉に入ったらやはり湯の色と香り、肌へのまとわりつき感は違った。年輩の方は館内風呂に多いのはやはりそういうことだからだろう。
しかしまあ、よく温もった。帰り道、久々に大好きな「紫川ラーメン(滝野町)に立ちよった。2時を過ぎているのに待たなければならない。が、それだけの価値のあるおいしいラーメン。僕にとっては一番である。
さて、英気を養った。27年になってから充実の山登りが続いている。経験と装備の面から雪山には向かわないようにしているので、ターゲットの山は絞られてくるが、残り41の兵庫の山100に向け、また、好きな山は繰り返し登ることもしつつ、毎週登山に出かけたい。
近場温泉について追記。加古川流域(国道175)の山に行けば「滝野温泉 ぽかぽ」「加古川温泉みとろ荘」によく行く。「ぽかぽ」の塩辛い温泉は疲労回復感がある。「白雲谷温泉 ゆぴか」は人が多すぎて避けている。
市川流域(国道312)では「かさがた温泉 せせらぎの湯(市川町)」が好きだ。こしじんまりとしているが湯が良い。「よふど温泉(朝来市)」もいいし。
揖保川流域(国道29)では、「まほろばの湯(一宮町)」もレベルが高くて好きだ。姫路市の「林田温泉 ゆたりん」もよかった。八鹿町の「とがやま温泉 天女の湯」も湯が良く、ふくらはぎを直撃するジェットバスが気持ち良かった。
最後に、近くに温泉がない場合は自宅付近まで帰って「加古川温泉 ぷくぷくの湯」を利用。お手軽だがちゃんと温泉でくつろげる。
ということで、近場温泉について。
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