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Yamareco

御荷鉾山(みかぼやま) / 西御荷鉾山

最終更新:yamadanuki
基本情報
標高 1287m
場所 北緯36度09分08秒, 東経138度55分06秒
カシミール3D
御荷鉾山とは、東御荷鉾山(1246m)と西御荷鉾山(1286.2m)の東西2峰にわかれる。特に西御荷鉾山は御荷鉾連山の中心的な山で、以前は谷から延々と登山道を利用して登山していたが、現在はスーパー林道を利用して駐車場から最短で急登を30分足らずで登頂できる。
登山道はメインの中央登山口(南口)、西口、東口、小柏口(北尾根口)の4コースがある。中央登山口(南口)からが最短・最楽のコースで、中央登山口(南口)には大駐車場が完備されている。それに対して小柏口は凄まじい急登であり、小柏バス停からは150分程度の時間がかかり、周囲は山城である鼠喰(ねずはみ)城の跡である。
西御荷鉾山は信仰の山であり、神流町生利の有志の御荷鉾保存会により、南面に「大」の字の刈り込みがなされている。頂上の西側には神流町生利側で管理される不動尊や石仏が点在し、東側には藤岡市日野側の不動尊や山の神が安置されている。毎年4月29日には御荷鉾登山大会が開かれ、神流町の多数の人々が登山し大にぎわいとなる。「昔、悪行を働く鬼が二匹、御荷鉾山に住み着き、それを聞いた弘法大師が鬼を追い払い、西御荷鉾頂上の岩に錫杖で「不動尊」と梵字で刻まれた。更に大師は愛宕山で悪鬼退治の護摩を修めると二匹の鬼は石となって一つの石は妹ヶ谷に飛び鬼岩となり、もう一つの石は鬼石に飛んだといわれる。更に江戸時代、ふもとの生利に疫病が流行ると、権大僧都大仙院という法師が御荷鉾の不動尊にご加護を祈ると病気は瞬く間に癒え、これを記念して不動尊の南面に大きな円とその中に「大」の字の刈り込みを行なった。」と言い伝えである。実際、この辺りは鬼伝説が多い。
頂上は広く伐採されており、南北の眺望が素晴らしい。北側に浅間山から榛名山、赤城山を中心とした上州の山々や都市、南側に城峰山、塚山、父不見山、二子山、両神山等の上武国境連山が望める。
夏の花の話題が乏しい西上州でも、周囲には様々な山野草が咲く。以前は6月下旬から7月上旬にかけて咲いたニッコウキスゲは絶滅してしまったが、現在では、5月ー6月にはクサタチバナ、8月にはカイフウロが咲き乱れる。また絶滅危惧種のカキランも確認されている。労少なくしていろいろな山野草が楽しめる。
平成26年に国土地理院により標高が1286.2mから1287mに変更された。
山頂
展望ポイント

山の解説 - [出典:Wikipedia]

御荷鉾山(みかぼやま)は、群馬県神流町、藤岡市にある山である。通常は西御荷鉾山(1,287m)と東御荷鉾山(1,246m)の二峰を指し、広義にはこれにオドケ山(1191m)を含むことがある。

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