ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

畝傍山(うねびやま)

最終更新:KENPEI
基本情報
標高 198.5m
場所 北緯34度29分32秒, 東経135度47分05秒
カシミール3D
大和三山の一つ
山頂

山の解説 - [出典:Wikipedia]

畝傍山(うねびやま)は、奈良盆地南部に位置する山である。かつては「畝火山」、「雲根火山」、「宇禰縻夜摩」とも記され、「慈明寺山」、「御峯山」などと呼ばれることもあった。万葉集の中では「瑞山」(みずやま)とも詠まれた。天香久山、耳成山とともに大和三山と呼ばれ、2005年(平成17年)7月14日には他の2山とともに国の名勝に指定された。標高は198.8メートルと三山の中では最も高いにも指定されている。
畝傍とは「火がうねる」の意味である、古代人がこの山を火山と認識していた可能性も考えられる。事実、頂上近くの緩い傾斜面になっている部分は、黒雲母安山岩から形成され、ざくろ石黒雲母流紋岩の流離構造を示す貫入岩も存在する。ただし、きれいな釣鐘型の火山のような山容を持つが、中新世に噴出した火山岩が侵食されて、その一部のみが残存した侵食地形である。噴火時の大きさは現在の2倍以上であったとされる。中腹以下の部分は片麻岩によって形成されている。
江戸時代より以前は、山上に70以上もの寺院があったと指摘されている。現代でも西麓には曹洞宗慈明寺が残る。本寺の傍に畝火山口神社がある。明治に入ってから、国は神武天皇の宮(畝傍橿原宮)があったとされる畝傍山の麓に橿原神宮を興し、それまで多武峰で奉斎してきた神武天皇の「御霊」を移したとされる。付近には藤原京跡、飛鳥京跡などの都城跡や数々の古墳がある。
大正時代までは山腹に洞村(208戸)が存在していたが、天皇陵を見下ろしているとして1916年(大正6年)に集団移転させられた出来事(洞村移転問題)もあった。
山頂への登山口は、東麓の橿原神宮側と、西麓の畝火山口神社側がある、その山頂には、もとあった畝火山口神社社殿跡が残る。

付近の山

この場所を通る登山ルート

この場所を通る登山ルートはまだ登録されていません。

「畝傍山」 に関連する記録(最新10件)

近畿
06:3520.0km320m2
  3    3 
2024年09月29日(日帰り)
近畿
03:0514.5km301m2
  13    6 
2024年09月28日(日帰り)
近畿
05:5317.1km325m2
  10    3 
Greirei, その他1人
2024年09月28日(日帰り)
近畿
04:1715.0km295m2
  21    5 
2024年09月14日(日帰り)
近畿
03:3813.5km346m2
  39    33 
2024年09月09日(日帰り)
近畿
01:004.8km167m1
  11    21 
2024年09月03日(日帰り)
近畿
02:3912.0km289m2
  28     15 
2024年08月17日(日帰り)
近畿
00:543.0km130m1
  28    75 
2024年08月08日(日帰り)
近畿
03:3611.9km281m2
  57    13 
2024年07月27日(日帰り)
近畿
03:3115.7km309m2
  22    10 
2024年07月15日(日帰り)