基本情報
標高 | 1205m |
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場所 | 北緯42度50分54秒, 東経142度53分06秒 |
山頂 |
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山の解説 - [出典:Wikipedia]
剣山(つるぎさん)は徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する標高1,955mの山で、徳島県の最高峰である。深田久弥の日本百名山に四国では石鎚山とともに選定され、徳島県では県のシンボルとされている。別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、南西側の次郎笈と対峙する。なお、このページでは神社寺院は劔山の文字で表記する。剣山は千数百メートルの山々が連なる四国山地の東部にあり、同じく四国山地西部の石鎚山に次いで、近畿以西の西日本では2番目の高峰である。一帯は剣山国定公園に指定され、山頂には一等三角点「剣山」が設置されている。
修験道の山として古くから知られ山岳信仰の対象とされ、一ノ森経由の表参道の登山拠点には龍光寺()・劔山本宮劔神社、見ノ越には円福寺と劔神社、中腹には西島神社と劔神社の本社である大劔神社、山頂には劔山本宮宝蔵石神社などがあり、山頂近くには「行場」(後述)と呼ばれる修行用の難所や祠がある。
頂上はなだらかな草地で、少しも剣らしいところがないが、頂に近い所に大剣と呼ぶ巨岩(大劔神社の大剣岩)が立っていて、それをもって山全体の名とするわけにはいかない、膨大な山容から見るとそれはほんの一点景にすぎない。伝えによれば安徳天皇の剣を山頂に埋め、これを神体としたから剣山と呼ばれるようになったという。見ノ越の円福寺の寺伝には「・・安徳帝(略)・・の遺言にわが帯せし剣は清浄の高山に納め守護すべし、とあったので、御剣を当山に納め、劔山大權現を勧請された」とある。
徳島県を中心に「けんざん」と呼ぶ人が多く、呼び名についての論争があったが、1963年、徳島県は「つるぎさん」として統一することを決め、剣山の近隣自治体の名前は「つるぎ町」であるなど、公式には「つるぎ」で統一された。
先述の日本百名山(93番)と四国百名山(81番)に選ばれているほか、四国八十八景(15番)西日本第二の高峰からの大パノラマとして、とくしま88景の徳島県の代表景観9選に「剣山系」として選ばれている。また、山頂付近の「劔山御神水」は環境省により名水百選に選定されているほか、山麓の森林は林野庁により「剣山水源の森」として水源の森百選に選定されている。
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