房総・三浦
大聖寺不動堂(だいしょうじふどうどう) / 波切不動

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基本情報
場所 | 北緯35度14分54秒, 東経140度24分00秒 |
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千葉県重要文化財
大聖寺は、大原港にほど近い太平洋を望む高台にあり、古くから「波切り不動」と呼ばれ、特に、漁業千葉県重要文化財
関東三十六不動霊場の第三十五番札所。伝説によれば、宝治2年(1248)、地元の漁師の妻が海藻を獲っているとき海中で不動明王像を発見し、安置したのが不動堂のはじまりといわれ、正面3間、側面3間で、屋根は茅葺の寄棟造である。軒は二重繁垂木、正面中央は桟唐戸、両脇及び側面は舞良戸と板壁になっている。組物についた拳鼻、頭貫の木鼻、簔束、板蟇股などは禅宗様を主とした和様との折衷様式を示す。建立年代を示す正確な資料はないが、禅宗の影響を受けた素朴で力強い姿の様式から見て、室町時代のものと推定される。
大聖寺は、大原港にほど近い太平洋を望む高台にあり、古くから「波切り不動」と呼ばれ、特に、漁業千葉県重要文化財
関東三十六不動霊場の第三十五番札所。伝説によれば、宝治2年(1248)、地元の漁師の妻が海藻を獲っているとき海中で不動明王像を発見し、安置したのが不動堂のはじまりといわれ、正面3間、側面3間で、屋根は茅葺の寄棟造である。軒は二重繁垂木、正面中央は桟唐戸、両脇及び側面は舞良戸と板壁になっている。組物についた拳鼻、頭貫の木鼻、簔束、板蟇股などは禅宗様を主とした和様との折衷様式を示す。建立年代を示す正確な資料はないが、禅宗の影響を受けた素朴で力強い姿の様式から見て、室町時代のものと推定される。
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