地味だけど楽しめる高水・岩茸石・棒の折山
これらの山域は、奥多摩でも人気の川苔山や雲取山、御岳山や大岳山、御前山、三頭山に比べると地味で、魅力がないように思われます。しかし、実際僕が数回登山して感じたのは、この山は山の原点だと感じました。いろいろな魅力が詰まったこの山域を今回は説明したいと思います。
岩茸石山からの大迫力の景色!
僕は、ここへ冬の初めに行ったのですが、素晴らしい景色でした。見ていただいた写真からは、ただ茶色い山にしか見えないだろうと思いますが、実際は迫力がすごく、高度感もあり、爽快感が楽しめます。これまで、樹林帯を歩いてきて、自分もここまで登れたんだと感じられるところです。頂上はやや狭く、北側は展望が開けませんが、ここまで単純に感動できる山はないと思います。
岩茸石山〜棒の折山への快適な縦走路
ここは、人によっては嫌なところかもしれません。なんせ、樹林帯が多く、景色はところどころしか楽しめません。しかし、登山道の幅も広く、高低差もさほど大きくない縦走路は快適で、心が和みます。途中の逆川ノ丸や黒山からは、川苔山のどっしりとしたかっこいい山容を拝むことができ、おすすめです。
秩父まで一望できる棒の折山へ!
先ほどの縦走路を超えると、棒の折山(別名:棒ノ嶺)に着きます。ここからは、遠く秩父の街並みや、埼玉県の山並みを一望できます。ここへは、地元の学校の遠足で来るみたいで、とても活気があります。
また、頂上は広く、自分の場所が確保でき、ゆっくり休むこともできるため、疲れている体が和みます。
また、頂上は広く、自分の場所が確保でき、ゆっくり休むこともできるため、疲れている体が和みます。
下りは白谷沢のゴルジュ地帯へ!
下りというと、つまらないそんなイメージがあると思いますが(なければごめんなさい)、ここは下りこそ楽しめます。岩茸石を過ぎると、一気に沢に入り、写真のようなゴルジュ地帯に入ります。ここは、小学校の頃のような冒険?のような気分になれます。登山道は沢から近くで1メートル、遠くても10メートル以内につけられているため、途中は飛び石をピョンピョンやりながら通ります。自然も美しいですし、一風変わったこの下山道も魅力だと考えています。
まとめ
以上となりますが、この山の魅力はこれだけでないと思いますので、ぜひ一度足をお運びいただいて、その魅力を触れていただいたらいいのではないかなと思います。このたびは、読んでいただきありがとうございました。
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