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更新日:2017年11月04日 訪問者数:348
ジャンル共通 IT
お蔵入りのiPhone5をGPS端末に Simple Loger編
TrailJoy
1. 定番アプリを避けて
前回、お蔵入りのiPhone5の電池を自前で換装し、GPS専用機として再活用する試みについてノートを作成した。その際、やまやまGPSという無料アプリを使ってまずまずの結果を得たのだが、現在地を示すマークが円であること、電力消費量がやや多いことが難点だった。その後、色々なところで情報を得たところ、iPhone用の有料アプリとしてはField Access2、スーパー地形、DIY Map GPSの3つが定番であることが分かった。中でもカシミール3Dのスマホ版であるスーパー地形に魅力を感じたのだが、週末ハイキング、主に低山徘徊の僕なので、とりあえず無料アプリで何とかやってみようと色々試みた結果、アンドロイドスマホの時と同様、2つのシンプルなアプリを併用することで求めた環境を実現できたようなので以下に記す。
2. Simple LoggerでGPSログ
まずは山行のログを記録するアプリとして見つけてきたフリーのアプリはSimple Loggerという日本人の方が作られたアプリである。その名の通り、アプリを立ち上げて出てくるのは、ログを記録する[ロガーを起動]と記録したデータを参照する[ファイルを見る]の2つのボタンだけ。ロガーを起動すると出てくるのはアップルの地図アプリで表示される標準の地図、現在地が中心になる。画面下のほうにある[REC]というボタンをタップするとログの記録が始まる。
記録中は経路が地図上に青い線で表示されていく。画面の上のほうに記録したウェイポイントの数、歩いて来た距離、累積時間、が表示されるウインドウがあり、これをスワイプすると緯度経度標高データが表示される。必要最低限の情報はこれで足りる。設定できる項目はウェイポイントを記録する頻度、精度等で頻度は時間なら5秒から1時間、距離なら5mから5kmまで多段階に設定できる。ログはアプリ内で保存し、後でデータとして数値を参照するほか、グラフ表示もできる。GPXファイルとして出力し、Drop Boxにアップロードするところまでアプリでできる。
地図はキャッシュに残して電波無しの状態でも表示できるので出発地でWifiデザリングなどで現地の地図データを1回表示してから記録を開始すると経路の確認ができる。測位は極めて正確で今回の山行の頂上での標高の誤差は最大で7mだった。またヤマレコにログを登録した後の写真データの配置もすべてがピッタリだった。なお写真を撮ってその位置をログに記録すること、任意にウェイポイントに名前とメモをつけることも可能だ。
自分としての問題点は地図が変えられないこと。過去のGPXデータを読み込んでトラッキング用に用いることも可能なのだが、地図がこれではイマイチ登山用にとしては使いにくい。それともう一つの問題、現在地が丸で表示されること。
そこで国土地理院地形図をオフラインで使えるシンプルなアプリを別途用意することにした。
3.G Map Toolsでオフラインで国土地理院地形図を見る
登山用に国土地理院地形図をオフラインで使いたい、そんな欲求にこたえるアプリとして見つけてきたのがG Map Toolsという無料アプリだ。このアプリではGoogle MapとOpen Street Mapと電子国土の3種類のオンライン地図を使うことがデフォルトでできる。とてもシプルなアプリで立ち上げるといきなり現在地の地図が画面いっぱいに表示される。画面下にあるノートのタグのような部分をスワイプして下部メニューを出し、それを左右にスワイプすることで色々な設定ができるようになっている。シンプルだが初めて使う時にはちょっと戸惑う作りになっている。
下部メニューの中にある[マップリスト]という画面を表示し、そこにある[+]をタップして表示される画面で地図名を任意につけて保存すると現在表示されている地図がダウンロードされ、オフラインで使えるようになるという仕組みだ。マップリストにはダウンロードした地図の任意で付けた名前がリストとして表示されていくのでオフラインの環境で表示したい地図名をタップするとそれが表示される。GPXデータをインポートして地図上にトラックラインとして表示することもできる。GPXデータをインポートするにはパソコンとつないでiTunesで取り込んだ上でアプリのメインメニューにあるファイルマネージャーをタップするとインポートしたGPXデータ一覧表示されていて、それをオフライン地図上にインポートするというちょっと二度手間のような手続きが必要になるが、ともかくこれでトラッキングが可能になる。なおラインの色と太さは任意で変えることができる。
ダウンロードされる地図は電子国土の場合、タイル単位なので予定登山コースが2つ以上のタイルに分かれている場合は複数枚ダウンロードする必要がある。また縮尺も同様で複数のズーム縮尺を使いたい場合は、それぞれのズームで表示した上でそれぞれダウンロードしておく必要がある。

そしてもう一つ僕の山行にとって欠かせない現在地の表示マークだが、このアプリの表示は三角矢印で向いている方向を指してくれる。これが欲しかった。

なおこのアプリでもGPSログの記録ができるのだが、僕の環境では標高が記録されなかった。なのでロガーとしては使えない。
4. 2つのアプリで最適なGPS端末へ
思えばアンドロイドスマホでも地図アプリとGPSロガーアプリの2つを併用してきたわけだが、今回iPhoneでも同じ選択となってしまった。しかしアンドロイドスマホの時よりもよりシンプルで高精度の山行ナビとログの記録ができるようになったと自分としては満足している。そして最後に一番の問題だったバッテリーの持ちだが、今回5時間30分の山行で35%のバッテリー利用だった。1時間当たり約6%の消費量で、これなら夜間電源を落としておけば2日の山行にも耐えられる電力消費になるのではないだろうか。

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