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更新日:2019年07月19日 訪問者数:1119
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空調服を改造(パート2)〜超軽量スペーサーを自作してみました〜
g-okabe
___【 はじめに 】___
 前回(7月14日)upしたヤマノート〜【 空調服を改造(山仕様に?)〜ザックを背負った時のエアベンチレーションを良くしてみました〜 】https://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=2483
〜の続編です。
 そちらの前編に目を通してから、こちらの続編を読んで下さい。とても安価で尚且つ超軽量の「スペーサー」を自作してみました。恐らく、空調服やザックに使用するスペーサーやメッシュパネル等のどの市販品よりも軽量(31.0g)になった〜と思います。また、併せて空調服のレイヤリングについても紹介します。
二つの作業の材料
 空調服以外は、百円ショップで材料が揃います。

【 A 】超軽量スペーサーの作成:軽量タイプのメッシュカゴの側面をスペーサーの基板(パット)に流用します。

● 折りたたみ メッシュカゴ(300円)
● メラミンスポンジ(100円):サイズ12.0×7.5×2.7cmの物が3個入りのうち2個だけ使用。
● 瞬間結着剤(100円):使い切りサイズ4本入り。
● 針・糸(家にあるもの)

※:超軽量スペーサーにかかった費用は500円でした。

【 B 】使用する空調服を改造:自作スペーサーを取り付け可能にするため、ファスナーテープを縫いつけます。

● 空調服(5,000円):今回は半袖タイプを新調。
● ファスナーテープ(100円)×2個:300mm×25mmのものを2等分して使用します。
___【 A 】超軽量スペーサーの作成  ___
スペースを生み出す
〜部品となる〜貝柱ならぬ「スポンジ柱」〜を作ります。
 メラミンスポンジを約4cm角に裁断。ハサミで角を落とし、ほぼ八角錐とする。そして次の写真で、メッシュパネルに貼り付けます。

※:綺麗に切れませんでした。空気抵抗を減らすには円柱形がベストです。
命名『メッシュ・スポンジスペーサー』
〜と呼びましょうか? いとも簡単に出来上がりました。
 この「メッシュ・スポンジスペーサー」の重量は31.0g(実測値)とかなりの軽量。また、スペース幅(=スポンジ柱の高さ)は27mmです。

≪  作り方  ≫

[1]:折りたたみメッシュカゴの1面のみを切り取り、メッシュパットとする。

[2]:円柱形ぽくしたメラミンスポンジを作製(上記)。

[3]:スポンジを等間隔にメッシュパットに貼り付ける(接着剤を使用)。
___【 B 】使用する空調服を改造  ___
自作したスペーサーを取り付け可能
〜にします。
 ファスナーテープを切って15cmに揃える(オス+メス4組作製)。メス(ループ面)を空調服の背中内側に縫いつけます。オス(フック面)のテープは取り外し出来る状態にしておきます。

(注):オス面ではなくメス面を空調服に縫いつけるのは、洗濯するときにメス面のほうが、糸くずなどが絡みつきにくいからです。

※:『メッシュ・スポンジスペーサー』の作成よりもこの作業(手縫いでした)のほうが遥かに時間がかかりました。
___【 試しに既製のスペーサーを装着 】___
既製品の「汗とおる君」を装着
 前編の【 空調服を改造(山仕様に?)〜ザックを背負った時のエアベンチレーションを良くしてみました〜 】〜で登場したザック用の『汗とおる君』を装着してみました。特に問題なく、縫いつけたファスナーテープで固定できました。

※:『汗とおる君』のスペース幅は15mmです。価格は2,300円でした。
既製品の「デイバッグパット」を装着
 『エアスルーメッシュ・デイバッグパット』〜と言う商品です。ザック固定用のコードを上手く利用して、改造した空調服に装着できました。

※:こちらのデイバッグパットのスペース幅は10mmとなっています。価格は2,500円でした。
___【 超軽量スペーサーを装着(完成) 】___
超軽量『メッシュ・スポンジスペーサー』
〜を取り付けました。
 かなり薄いメッシュです。メッシュを挟むようにして、縫いつけられたメスのファスナーテープの上からオスのテープで押さえるだけで、固定できます。さらに、前編で登場した『腰スペーサー』も装備してみました。

※:自作『メッシュ・スポンジスペーサー』のスペース幅は27mmです。材料費は500円でした。
___【 空調服のレイヤリング 】___
最強の『クール・サンギョウ(山行)』スタイル
〜にアレンジしてみました。
 空調服の背中には、今回作製した『メッシュ・スポンジスペーサー』を装着済み。空調服の下には、「冷タスキ」−「ハイパークール」−「腰スペーサー」〜と装備しました。

(注):ハイパークール(タンクトップ)と冷タスキは水に浸け保水させてから使用します。また、冷タスキには保冷剤を入れるポケットが付いています(前編を参照して下さい)。
出撃準備完了?
 前編で紹介した『Mini Rechargeble Fan』=[首下げタイプの携帯扇風機]に一工夫を加えてみました。この首下げ[Mini Fan]には、体を動かしていると揺れてしまい、うまく風が当たらなくなってしまう〜という欠点があります。付属の首下げ紐を取り外し、2個の[カラビナ]に取り替えてみました。チェストハーネスにカラビナを通して[Mini Fan]を固定。移動時のFanの揺れをかなり軽減できました。

※:鳴いているトノサマガエルのようにお腹が膨れ上がっています。これは、エアコン(空調服のファン)がよく効いている左証です?
___【 最後に 】___
 既製品の『汗とおる君』はザックの背中に取り付けて使用するタイプのクールグッズです。前編では、空調服を改造して『汗とおる君』を[インナースペーサー]として流用してみました。
 今回は、100円ショップで目にとまったものを材料にして[スペーサー]その物を自作することを思いつきました。あっけないほど簡単に出来上がりましたが、結構使えそうです(注:まだ山行では検証していません)。
 命名『メッシュ・スポンジスペーサー』は超軽量な上、スペース幅が27mmもあります。ザックの重みでスポンジが押しつぶされたとしても20mm以上のスペースを確保できると思います。着用してみると、『汗とおる君・スペーサー』よりも風の通り抜けが良いと感じました。また、スポンジ柱が背中に当たる感触がありますが、ソフトなので不快にはなりません。
 私の空調服は、今回でベスト・半袖・長袖〜の3タイプが揃いました。「いろいろ」武器(クールグッズ)も揃いました。今後も、野外演習(散歩や山行)で「イロイロ」試してみたいと思います。
 以上です。
___【 追記 】___
 『空調ズボン』なる製品も発売されているようですが、登山に使用された方がいらっしゃるでしょうか? ズボンの左右両ポケット部分に直径10cmほどのファンがつけられていますが、山道でも邪魔にならず歩けるものか? など々〜私の想像が拡大しそうです。
 余談でした。
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