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更新日:2019年11月22日 訪問者数:1179
登山・ハイキング 技術・知識
トラロープに注意
subchas8
登山道の急斜面などに張ってあるロープ。いろいろなものがあります。
私はある関係で詳しい者なのですが、よく気になることがあります。それは、劣化について考慮せずに設置したのではないかと思われることがあるからです。

特にトラロープです。この写真を見て下さい。3つ撚りの、2つのストランドを占める黄色が白く褪色して、しかも、自然に切れてしまっています。トラロープは短期間にこのようなひどい状態になるものがあります。

我々の身を託す安全のためのロープです。切れたら重大な転落事故につながります。

1.ホームセンターで売られているロープ、特にトラロープは中国製のものがほとんど。中国製のロープは劣化が早いです。耐候剤を入れずに作るようです。ホームセンターの卸業者は競争で安いものを探し回りますので、国産のちゃんとした品質のものはそこからは駆逐されてしまっています。

2.登山道に張られているロープがトラロープだったら、切断可能性を頭に入れましょう。

3.日光の強さで全く変わります。日当たりの良い場所に張られているものは特に注意。

4.ロープの色が剥げていないかを見ましょう。

5.どのロープも、太さで14mm以上は欲しい。

(写真は愛知県西尾市、茶臼山で撮影)
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登録日: 2010/5/19
投稿数: 9
2019/11/23 13:30
 トラロープ
トラロープ。この製品がでてよく使われるようになったのは1970年代の半ばころからかと思います。用途は工事現場周りの安全柵の代わりとしてでした。

目立つ寅模様で編んだロープによって視認性を高め、現場への関係者以外の立ち入りを禁止、工事資材の周りに張り巡らしてここは危険だ、と一般に示すためのもの。

それが安価に手に入れられることができるので他の用途にも使われるようになりました。

顕著だったのがトラックの荷台の荷物を止めるために使われたり、物を吊り上げるために使われたりしましたが、滑ったり、伸びたり、ほつれたりして事故を誘発し、そうしたこともあってプロベースでは使われなくなりました。

トラロープは、あくまでも危険個所を認識させるだけの物です。

ですが、安価なためsubchas8のご指摘のような山での危険個所につかわれることもあります。おそらく設置された方は強度の弱さをご存じないのでしょう。親切で設置したものが、かえって危険になってしまっている。あるいは「ここは危険個所だ」と知らせたいのかな。

いずれにせよ山で見かけたら、絶対に体重を預けないことです。せいぜいバランスをとるため握る、ではなく小枝程度と思い指で触る程度にしておくことでしょうか。

そうした危険個所は、とにかく基本に則して足と手で登り下りすること、ですね。
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