4アマ取得から開局までのフロー
国試がCBT(Computer Based Testing)になりました。【ステップ1】無線従事者免許(4アマ)取得をそれに合わせて修正しました。
1.電波はどこまで飛ぶの? 2.バンドプラン 3.2020年8月時点で山岳運用お勧めのアマチュア無線用無線機 4.QSLカードを作ろう 5.通話表(フォネティックコード) に続けて私のヤマノートでのアマチュア無線関連はこれで完了の予定です。全登山者がこの程度の知識を持てば現状で一部の顰蹙を買っている登山者のアマチュア無線利用もなくせると考えます。最低限のルールやマナーや知識は大丈夫だと思います。さぁ、始めましょう。
一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)ホームページ( https://www.jarl.org/index_1_hajimeru.html )に開局までのステップが解説されてます。しかし、国家試験(国試)orアマチュア無線技士養成課程講習会(講習会)、具体的なお薦めの無線機、電子申請による開局手続きor紙による開局手続きに関してはいろいろと利害関係があるので良し悪しなどの記載がありません。ここでは、私の経験や思いを追加してます。
【ステップ0】アンテナのある御宅を訪問
今はあり得ないステップかもしれません。しかし、40年以上も前は私を含めて多くの入門者が当たり前のようにやっていたことです。13才のスティーブ・ジョブズ(Appleの創業者)は、電話帳で調べたビル・ヒューレット(HPの創業者)の自宅に電話をかけて周波数カウンタの部品をもらったそうです。私もライセンス取得前に2件のお宅を訪問して無線機や申請書のコピーなどを見せていただきました。
【ステップ1】無線従事者免許(4アマ)取得
ライセンス取得には公益財団法人日本無線協会( http://www.nichimu.or.jp/ )が株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ( https://cbt-s.com/examinee/examination/nichimu.html )に委託している国試とJARD( http://www.jard.or.jp/ )や(株)キューシーキュー企画( https://www.qcq.co.jp/index.html )等で実施している講習会になります。
(株)キューシーキュー企画では4アマeラーニング講習会もあるようです。修了試験が必要ですが都市部まで遠い地域は総合的に良いかもしれません。
国試はCBTなので近くの会場で幅広い時間で受験できます。以前に比べると非常に融通が利くようになりました。試験そのものが簡単になった訳ではありません。法規12問中8問、工学12問中8問で合格です。四者択一の出題です。「初級アマチュア無線予想問題集○○年版: 完全丸暗記」を一通り読めばまず合格できます。法令改正も頻繁にあり、工学もトレンドがあるので極端に古いものは避けた方が良いです。とは言え、20年前のモノでも取りこぼしが無ければ8問正解は可能だと思います。「4アマ」「過去問題」で検索するといくつかの過去問題集サイトがヒットします。試してみれば分かりますが、簡単だとは言っても受験勉強は必要です。鉛筆を転がしても受かりません。最年少は3歳とのことで、逆にこれが大きなプレッシャーになるようです。
講習会は10時間と束縛時間が国試験の2時間に比べて長くなりますが、完全丸暗記を読む時間も含めればおそらく総時間は短くなります。ただただ暗記では教えないので暗記で国試よりは将来的に役に立つかもしれません。解らないことやライセンス取得意外のことも講師に聞くことができます。
ステップ0の話ですが、私の時代はご近所の先輩に弟子入りして無償でいろいろと習いながら工学や法規を理解して国試を受験したのですが、今はお金を払って短時間でお客として習うのが流儀のようです。山も学校のクラブや山岳会で習うのが以前は当たり前でしたが、今は有料のプロガイドの講習会などが盛んです。
交通費や講習会受講料や国試受験料、時間的な制約、場所などそれぞれで合うものを総合的に判断です。
【ステップ2】無線機調達
ヤマノート「山岳運用お勧めのアマチュア無線用無線機」を参照。ショップも減ってしまったので、ネットでの購入が良さそうに思います。ご近所にショップがあればいろいろと助けが得られるので多少高くても良い選択肢だと思います。ステップ0でこの店に行くべきかもしれません。(株)キューシーキュー企画にショップの紹介があります。( https://www.qcq.co.jp/hamshop/hamshop.html )
【ステップ3】開局申請(コールサイン取得)
総務省電波利用電子申請・届出システムLite( https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html )が便利です。初回ユーザー登録に郵便によるステップがありますが、手数料割引もあり、また、処理も早くなります。さほど難しくはありません。
【ステップ4】運用
ノーベル物理学賞を受賞したジョゼフ・テイラーのコールサインはイニシャルのK1JTです。残念ながら日本ではバニティコールサインがありません。しかし、割り当てられたコールサインは全世界でユニークなものです。逆に名前ではなく2〜3文字のサフックスで呼び合うことも良くあります。NYのABCテレビのコールサインはWABC-TVですが、フジテレビはJOCX-DTVです。フジテレビをCXと呼ぶ人も多いのではないでしょうか?
最初は良く聞いてマナーや流儀をなんとなくで良いので憶えましょう。コールサインを明確にしてバンドプランを守って楽しみましょう。
1.電波はどこまで飛ぶの? 2.バンドプラン 3.2020年8月時点で山岳運用お勧めのアマチュア無線用無線機 4.QSLカードを作ろう 5.通話表(フォネティックコード) に続けて私のヤマノートでのアマチュア無線関連はこれで完了の予定です。全登山者がこの程度の知識を持てば現状で一部の顰蹙を買っている登山者のアマチュア無線利用もなくせると考えます。最低限のルールやマナーや知識は大丈夫だと思います。さぁ、始めましょう。
一般社団法人日本アマチュア無線連盟(JARL)ホームページ( https://www.jarl.org/index_1_hajimeru.html )に開局までのステップが解説されてます。しかし、国家試験(国試)orアマチュア無線技士養成課程講習会(講習会)、具体的なお薦めの無線機、電子申請による開局手続きor紙による開局手続きに関してはいろいろと利害関係があるので良し悪しなどの記載がありません。ここでは、私の経験や思いを追加してます。
【ステップ0】アンテナのある御宅を訪問
今はあり得ないステップかもしれません。しかし、40年以上も前は私を含めて多くの入門者が当たり前のようにやっていたことです。13才のスティーブ・ジョブズ(Appleの創業者)は、電話帳で調べたビル・ヒューレット(HPの創業者)の自宅に電話をかけて周波数カウンタの部品をもらったそうです。私もライセンス取得前に2件のお宅を訪問して無線機や申請書のコピーなどを見せていただきました。
【ステップ1】無線従事者免許(4アマ)取得
ライセンス取得には公益財団法人日本無線協会( http://www.nichimu.or.jp/ )が株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ( https://cbt-s.com/examinee/examination/nichimu.html )に委託している国試とJARD( http://www.jard.or.jp/ )や(株)キューシーキュー企画( https://www.qcq.co.jp/index.html )等で実施している講習会になります。
(株)キューシーキュー企画では4アマeラーニング講習会もあるようです。修了試験が必要ですが都市部まで遠い地域は総合的に良いかもしれません。
国試はCBTなので近くの会場で幅広い時間で受験できます。以前に比べると非常に融通が利くようになりました。試験そのものが簡単になった訳ではありません。法規12問中8問、工学12問中8問で合格です。四者択一の出題です。「初級アマチュア無線予想問題集○○年版: 完全丸暗記」を一通り読めばまず合格できます。法令改正も頻繁にあり、工学もトレンドがあるので極端に古いものは避けた方が良いです。とは言え、20年前のモノでも取りこぼしが無ければ8問正解は可能だと思います。「4アマ」「過去問題」で検索するといくつかの過去問題集サイトがヒットします。試してみれば分かりますが、簡単だとは言っても受験勉強は必要です。鉛筆を転がしても受かりません。最年少は3歳とのことで、逆にこれが大きなプレッシャーになるようです。
講習会は10時間と束縛時間が国試験の2時間に比べて長くなりますが、完全丸暗記を読む時間も含めればおそらく総時間は短くなります。ただただ暗記では教えないので暗記で国試よりは将来的に役に立つかもしれません。解らないことやライセンス取得意外のことも講師に聞くことができます。
ステップ0の話ですが、私の時代はご近所の先輩に弟子入りして無償でいろいろと習いながら工学や法規を理解して国試を受験したのですが、今はお金を払って短時間でお客として習うのが流儀のようです。山も学校のクラブや山岳会で習うのが以前は当たり前でしたが、今は有料のプロガイドの講習会などが盛んです。
交通費や講習会受講料や国試受験料、時間的な制約、場所などそれぞれで合うものを総合的に判断です。
【ステップ2】無線機調達
ヤマノート「山岳運用お勧めのアマチュア無線用無線機」を参照。ショップも減ってしまったので、ネットでの購入が良さそうに思います。ご近所にショップがあればいろいろと助けが得られるので多少高くても良い選択肢だと思います。ステップ0でこの店に行くべきかもしれません。(株)キューシーキュー企画にショップの紹介があります。( https://www.qcq.co.jp/hamshop/hamshop.html )
【ステップ3】開局申請(コールサイン取得)
総務省電波利用電子申請・届出システムLite( https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html )が便利です。初回ユーザー登録に郵便によるステップがありますが、手数料割引もあり、また、処理も早くなります。さほど難しくはありません。
【ステップ4】運用
ノーベル物理学賞を受賞したジョゼフ・テイラーのコールサインはイニシャルのK1JTです。残念ながら日本ではバニティコールサインがありません。しかし、割り当てられたコールサインは全世界でユニークなものです。逆に名前ではなく2〜3文字のサフックスで呼び合うことも良くあります。NYのABCテレビのコールサインはWABC-TVですが、フジテレビはJOCX-DTVです。フジテレビをCXと呼ぶ人も多いのではないでしょうか?
最初は良く聞いてマナーや流儀をなんとなくで良いので憶えましょう。コールサインを明確にしてバンドプランを守って楽しみましょう。
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Kijo-Ashさんの記事一覧
- 4アマ取得から開局まで 32 更新日:2023年05月10日
- 通話表(フォネティックコード) 30 更新日:2020年08月28日
- QSLカードを作ろう 27 更新日:2020年08月15日
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