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更新日:2020年11月18日 訪問者数:622
登山・ハイキング 技術・知識
下り林道で膝に負担掛けずに小走り
land-raider
一日歩いて疲れた脚に長い林道はツライ
登山行程の最後に長い林道歩きってあるあるですよね。
一日タップリ歩いて疲れた膝に痛みが出る時ってあるじゃないですか。
その痛みが緩和される方法を知りました。
「手を上げろ!」と言われたら上げる感じで両手を上げるだけです。
ストックを持っているなら両手に持ったままで良いです。
ブランコに立ち乗りした感じににているでしょうか。

で、そのまま小走りに坂道を下る…。
アラ不思議!膝が楽ちん。

膝の上、大腿四頭筋あたりでしょうか、負荷が減っている感じがするはずです。
ポイントは上げた両手が足の着地の反動で自然に上下に揺れるのを、止めようとせず自然にキープすること。
上下にゆさゆさと揺れるはずです。
何で楽ちんなのさ?
では、なぜ楽になったのか検証しましょう。
下り坂を歩く時に足に掛かっている負荷を考えます。
一歩踏み出して着地した瞬間、膝には上から下への体重のベクトルと後から前への移動のベクトルが発生しています。
後から前へのベクトルをそのまま働かせると単純な話、どんどん前へ進みます。
上から下へのベクトルはそのまま抵抗しなければ膝がガクッと折れて転んでしまいます。
転ぶわけにいかないので膝は上から下へのベクトルにより発生した慣性力を打ち消すために堪えています。
その堪えが膝の上の負担です。
要は一歩ごとに膝はブレーキを掛けているのですね。

次に腕を上下に揺すると体にどのようなベクトルが発生しているか検証します。
膝を少し曲げて両手を上げ、歩かずに上下に揺すってみます。
すると、腕を動かした反動(慣性力)で膝に上下のベクトルがリズミカルに発生している事を感じ取れるはずです。
腕を上げた時は膝には反作用で下方向に、腕を下げた時には逆に上方向にベクトルが発生しています。

それを踏まえ、両手を上げた状態での歩行を考えると、一歩踏み出して着地した瞬間は膝には体重を支えるブレーキとして上から下方向の力が発生しています。
同時に一歩踏み出した着地の衝撃で腕は上から下方向に振られ、結果下から上方向のベクトルが発生しています。
この二つの力は逆方向になっています。
ですから、膝へ掛かるはずの負荷が腕が上下に振られる事による慣性力で打ち消されているのです。
ランドレお前が考えたんじゃねーだろ!
そもそもは、偶然見たツイッターで知った歩行方法です。
最初見た時は「こんなんで楽に歩けるワケ無いよね。」と信じていませんでしたが、先日能郷白山の帰りに思い出し半信半疑で実践したところ、本当に楽に歩けたので、なぜ楽になるのかを検証考察してみました。
オリジナルの発信者はこの方。
https://twitter.com/3618Tekubi?s=09
ご連絡をしてヤマレコで紹介することに、ご了承いただいています。
皆さんも一度実践してみてください。
疲れている程、効果を実感できると思います。
但し、周囲の目が気になるのがアレですがw。
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この記録へのコメント

登録日: 2018/9/17
投稿数: 47
2020/11/22 7:58
 私も四国の山中で手を上げて走ってみた。
 おはようございます。早速、私も「習志野青龍窟忍道家」様のように走ってみました。
 私は、膝に痛みが出ることはあまりない(そんなに気合を入れて歩いていないから)のですが、手を上げて走ってみると、確かに膝の負担が軽くなりました。
 走ったのは10%勾配程度の下り坂でアスファルト舗装道でした。ストックはザックに外装していました。
 試しに両手に900mlのペットボトル(もちろん中味入り)を持ってみましたが、両手の負担が大きくて、膝の方がどうなったかは知覚できませんでした。
 なお、私は身長159僉体重45圈61歳で、当日のザック重量は10圓任后
 理屈の方も理解できるように、これから「チャート式新物理」あたりから勉強してみます。
登録日: 2015/4/30
投稿数: 269
2020/11/22 16:04
 Re: 私も四国の山中で手を上げて走ってみた。
irazuyamaさんコメントありがとうございます。
先程、軽山行の下山で再度試しましたが、疲れてないと余り恩恵ないですねw
昔の人は日常の行動から様々な技法を確立したようで感心しますね。
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