ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

HOME > ヤマノート > プラティパスの乾燥方法(追記あり)
更新日:2021年02月23日 訪問者数:1883
ジャンル共通 山道具・装備
プラティパスの乾燥方法(追記あり)
てっぱん
 使わない時はコンパクトに折り畳めて便利なプラスティック水筒「プラティパス:Platypus」ですが、使用後の乾燥に時間がかかるのがネックですよね、ユーザーの皆さんはどうされているのでしょう?
 手間を掛けずになるべく速く乾燥させるのに、最近teppanがやった方法をご紹介させていただきます。ka23さんが日記で紹介されていた方法https://www.yamareco.com/modules/diary/4431-detail-52651
を真似たアタッチメントを作ってみることにしました。

※ryokuchahaさんより、熱帯魚用のエアポンプで簡単に乾かせるとご教示いただきました。これは確かに効率が良さそうですね、ありがとうございました。2021/2/18追記
プラティパス乾燥システム全体写真
ふとん乾燥機を使いました
使った材料
【材料】灯油ポンプ、ペットボトル(1000ml)、エアコン排水ホースの防虫キャップ
【使用道具】ハサミ(カッターナイフ)、千枚通し、ガストーチ
【その他必要な機器】ふとん乾燥機またはヘアドライヤー、ファスナーバッグ
ペットボトルをカットして接続
 灯油ポンプのペコペコ部分と一方のパイプを外し、弁を取り除いたらカットしたペットボトルを接続。
 灯油ポンプには多くのメーカーあるので、取付部がペットボトルのキャップとほぼ同じ径のものを選ぶ必要があります
先端に付けた部品
 パイプの先端には風が四方へ分散し易い様に、写真のエアコン排水ホース用の防虫キャップを取り付けました
穴開け
 風が先端部分しか出ないと効率が悪そうなので、パイプには約5センチ間隔で複数の小穴を開けました。(トーチで熱したキリを刺して穴開け)
完成したプラティパスドライヤ
実際に稼働させてみる
外側からも温める
 布団乾燥機は温風の出口が2つあるので、片方は水筒の中の送風に、もう片方は大きめのファスナーバッグに入れたプラティパスを外側から温めて水分の気化を促進させる為に使いました。
 ポイントはファスナーバッグをピンチで絞る際に、風の出口を小さくし過ぎないこと。内部の圧力が上がり過ぎると、プラティパスが潰れてしまい乾燥しにくくなるためです。適度に膨らむくらいでOK。外側からも温める事により乾燥時間に格段の差が出ます。
温度測定
 乾燥システム稼働中のプラティパス内の温度は42℃、約5分程で水滴がほとんど目立たなくなり、30分経過した時点でほぼ乾燥できました。完璧を期すならさらに時間をかければOK。プラティパスが潰れていると乾燥しにくいので、膨らんだ状態を保つのがミソ。ふとん乾燥機はタイマーがあるので、ほったらかし自動乾燥できて便利です。
ヘアドライヤーも使えます
ふとん乾燥機以外にヘアドライヤーも使えますが、その際は絶対に熱風にしないこと。冷風でないとアタッチメントが融けて変形してしまいますので・・・
以上、プラティパスの乾燥でお困りの方がいらっしゃいましたら、ひとつの方法として参考にして下さい。次のリンク記事にもう少し詳しくまとめてありますのでご覧下さい。(一番良いのはプラティパスじゃなくて他メーカーの水筒を使うこと?)
https://teppan.blog.ss-blog.jp/2021-02-16?1613570923
お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手

てっぱんさんの記事一覧

※この記事はヤマレコの「ヤマノート」機能を利用して作られています。
どなたでも、山に関する知識や技術などのノウハウを簡単に残して共有できます。 ぜひご協力ください!

詳しくはこちら

コメント

このヤマノートはコメントを受け付けていません。