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更新日:2021年06月07日 訪問者数:462
ジャンル共通 山道具・装備
SOTOは私のリアル二刀流を超えられるか?笑)
2000年前後にSIGGのガソリンストーブを改造して「.法璽疋襪鮗茲衂佞韻堂侘歪汗亜´▲ス缶と繋げてプレヒート」なるストーブを作った事があります。今回、ジョイント部をも少し真面目に作り直してみた。
kinbuta
私が昔、2000年前後の頃(もう記憶は曖昧)、SIGGと云うメーカーの分離型ガソリンストーブを購入しました。
購入して直ぐ、二つの点で不満を抱きました。
1.火力調整バルブがタンク根元の液量コントロールの為、弱火にするのが難しく、更にタイムラグが発生するので火力調整がし辛い。
2.プレヒートが結構時間がかかるし難しく、時折火だるまになってしまう。
そこで思いついたアイデアは、
1.火力調整はやっぱりガス部分へのニードル追加だよね。
2.プレヒートにガス缶使っちゃえば良いんじゃね。そのままガスで煮炊きしたって良いし。
で、改造したって云う訳です。

近年になって、SOTOなるブランドからガソリンとガス缶の両方が使えるストーブが出てきたと云う噂を耳にし、「おおっ。やっと世の中に出てきたか!」って思って見てみると、素晴らしい、けれどちょっとガッカリ。(これについては後述)
当時行った「1.」のニードル追加に関して、ちょっと触れておきます。
SIGGのストーブ底には、メンテ用のネジ蓋がありましたので、その部分に「コールマン一体型ストーブ」の保守部品(ニードル)を購入して、ニードル針の長さをSIGGに合わせてカットして組付けちゃいました。
改造前の底 ネジ蓋
改造後のニードル追加
現在ですと、OPTIMUSやMSRでニードル付きのものが販売されていますから、わざわざニードル追加改造なんてしなくても済んじゃいますね。
こちらをガス缶対応にした方がずっと楽。実際にこんな記事も。
https://tap.naturum.ne.jp/e3022669.html
さて、「2.」のガス缶対応ですが、当時のコンセプトはプレヒートさえまあ出来れば良い程度のちょっと改造でしたので、やはりガソリンに一々繋ぎ変えるのが面倒でした。

その後、リーマンショックの影響もあり、殆ど山に行かなくなってしまいました。
ここ何年か少し体を動かすようになり、またゴソゴソとストーブを引っ張り出して来て、も少し真面目にジョイント部を作り直したいなってなった訳です。

幸いにも年月が経って、以下の様な便利そうなものもネットで手に入れる事が出来ました。
これだと問題なくod缶に繋げますね。
おまけにガス缶を倒立させて液出しする際のプレートまで付いてる!
これっ、足を外して、底のネジ外したら..
三方向ジョイントが出来ちゃったりするんじゃね?

よもやそんな使われ方をされようとは、メーカーさんも気が付きますまい。
さて、改造して、ジョイント作成です。

ネジを合わせこむのがとてつもなくハードル高いです。
なぜなら、od缶に使われているネジは7/16インチーピッチ28というとんでもない特殊ネジです。
上記の様な製品物を上手く組み合わせる必要があります。
もっとも、旋盤や3Dプリンタを持っていれば別ですけど。(今度生まれ変わったら3Dプリンタを買うぞ。)

..で、出来上がったのが以下のもの。
出来上がった三方向ジョイント
ここからは、使い方の説明です。

まず、以下の様にod缶、ガソリンボトルを接続します。
バーナー,ガス缶,ガソリンボトルを接続

これでDH二刀流では無く、リアル二刀流になりました。
od缶は、ライトユース,プレヒート,予備燃料用と考えれば、小さな缶へのガス詰め替えで十分です。

更に液出し使用が前提なので(気化熱で缶が冷えないので)、100円程度の安いcb缶のガスで殆どの場合OKです。
ガス着火&プレヒート&煮炊き開始
正立状態でコックを開いて、ガスに着火します。

数秒したら缶を逆さまにして、液出しに切り替えます。

ニードルで火力を調整して、煮炊きを始めちゃいます。
ポンピング&ガソリン開栓
プレヒート兼、煮炊をしている間に、ガソリンボトルのポンピングを行います。

これで無駄な時間が無くなりますね。
ガソリンボトルを開栓して、液出しします。
不要になったガスを閉じます。
ガソリン運転
はいこれで開始から一切赤い炎を上げる事無く、一切の無駄な時間をかける事無く、ガソリン運転まで漕ぎ着けました。
しかも、液出し量コントロールと違って、タイムラグ無し、弱火までの火力調整が可能です。

SOTOさんのMUKAストーブで10秒程度、ガスの使えるストームブレイカーで40秒程度のプレヒートが必要と聞きます。
それを長いと感じるか、短いと感じるかは人それぞれとは思いますが、避難小屋の中で使おうとしたなら、敬遠されるのではないでしょうか?
ライトユース
三方向ジョイントを外して、ダイレクトに繋げるようにも改造しときました。

ガスしか使わない様な夏場の日帰りユースでもお安く使えます。
SOTOさんへの要望

近年、ガスも使えてプレヒートも殆どいらないストーブが出たと聞いたときに、正直欲しいって思いました。
でも、よくよく見てみると液量コントロールの為、弱火・とろ火が苦手って。
(こいつも改造しようと思えば、出来なくも無さそうですけどね。)

ただ、ボトル内でガス化させる発想は流石と感じました。
(ご存じの方もおられると思いますが、プレヒート時間の短さはバーナー側というよりも、ボトル内でガソリンとエアーを混ぜ合わせる機構に秘密があります。)
自分には思いもつきませんでした。流石メーカーのなせる技だと思います。

しかし、一番の難点は火力調整が苦手な事だと感じます。
技術力に依存し過ぎて、使い勝手を少し犠牲にしてしまったんじゃないでしょうか?
多少コストは上がるかもしれませんが、全てボトル側で制御するのでは無く、ガス量コントロールの機構をぜひ追加していただきたいものです。

更にDH二刀流では無く、リアル二刀流ジョイントなんかの仕組みも提供して頂ければ、沢山の使い勝手バージョンが広がるのでは無いでしょうか。(赤い炎を出せない場所もあるでしょうし、逆にガソリンしか使えない様な状況もあるでしょう。)
これは、もしかしたらSOTOさんにしか出来ない事かも(特許絡みの関係で、他社さんには難しいかも)。

私のやつはパテント主張するつもりはないので、どなたでも、他のメーカーさんでもご自由に真似して戴いて構いません。(ただ、製品化して戴けるのであれば一言連絡貰えると嬉しいですけど。)

さあ、SOTOさん。私のリアル二刀流を超えられますか?
(もっともストーブの性能なんて、他にも静音性だったり、耐風性だったりもあるので、既に超えていると言えば超えてるんですけど。)

こんな厚かましい事を言うから私はいつも嫌われるんですね。
普段投稿してもいつも無視され、いいね一つ帰って来ませんから(笑)。
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