先に、「六呂師、トキソウ」でキショウブを紹介した。見た目にはとても鮮やかな黄色で美しいのだが、実は、キショウブは日本の侵略的外来種ワースト100指定種で、「既に野生化している湖沼等があり、在来種との競合・駆逐等のおそれがある場所については、積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる」とされている(環境省HPによる)。
一方、写真を撮った六呂師高原妻平湿原は福井県内で最も優れた湿地の一つでミズギクやミズチドリなど県指定絶滅危惧種が少なくない。更には福井県自然保護センターの近隣にあり、多くの自然愛好者が訪れている。
このような湿原にキショウブが繁茂している様子は在来種の保護、景観保全、教育などといった面において憂慮すべきであり、駆逐が望ましいと思われる。
この件について福井県自然保護センターに聞いたところ、「妻平湿原は職員や業者に委託して管理をしております。今後、管理の一環として、キショウブをはじめとする外来種を駆除したいと考えております。外来種の駆除は一度で済むものではないので、複数年かけて取り組んでいきたいと思います。」という回答を頂いた。
多分、3〜5年は掛かると思われるが、本来の姿に戻る事を切望する。
一方、写真を撮った六呂師高原妻平湿原は福井県内で最も優れた湿地の一つでミズギクやミズチドリなど県指定絶滅危惧種が少なくない。更には福井県自然保護センターの近隣にあり、多くの自然愛好者が訪れている。
このような湿原にキショウブが繁茂している様子は在来種の保護、景観保全、教育などといった面において憂慮すべきであり、駆逐が望ましいと思われる。
この件について福井県自然保護センターに聞いたところ、「妻平湿原は職員や業者に委託して管理をしております。今後、管理の一環として、キショウブをはじめとする外来種を駆除したいと考えております。外来種の駆除は一度で済むものではないので、複数年かけて取り組んでいきたいと思います。」という回答を頂いた。
多分、3〜5年は掛かると思われるが、本来の姿に戻る事を切望する。
キショウブについて
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