先月、愛用していた「SOMA RideONE 50」のベルトが破損してしまい。新しいのを買うか、修理に出すかで悩んでいたら、ちょうど新しい山時計「セイコー フ?ロスヘ?ックス アルヒ?ニスト」が発売されるというニュースを見て、悩んでいたけど、思ったよりも価格が安かったので新調することにしました。
運良く発売日に入手出来たので、そのファーストインプレッションです。本当はもっと使い込んでからにしたかったんですが、今の感想は今しか書けないだろう、ということでファーストインプレッションとして書いておきます。実際の使い勝手や、他のアウトドアには無いような機能のチェックは追々実際に山で使用して順次アップしていくつもりです。なので、間違いを書いてしまうかも知れませんがご了承下さい。
ファーストインプレッション
基本的に今までは山で使う腕時計は赤を使用してきましたが、限定版に弱い日本人らしく限定版の紫を買ってしまいました。まぁ、この腕時計が気に入れば後からでも買えるからいいや、という気持ちです。色はこの限定版の紫の他に通常版で赤と緑と黒があります。
通常版はベルトが黒ですが、限定版はこのような柄になっています。ハッキリ言って限定版なら、このバンドの他に通常の黒のベルトも付けて欲しかった・・・。それがダメならせめて別売りでもいいので買えるようにしてほしかったですね。というわけで、実はこの時計と同時に黒のベルト(もちろん純正ではない)も買っているので、交換する予定です。そもそもこの純正のベルトもハードな使用には耐えられそうにもないので、いずれは交換の必要も出てくるでしょう・・・。
限定版は色とベルトの柄の他に裏蓋に「MIURA DOLPHINS」の刻印がしてあります。つまり「MIURA DOLPHINS公認限定モデル」ということです。まぁ、手っ取り早く言えば遠征費の足しになるのでしょう。一応監修している体で特設サイトで三浦豪太氏が「登攀スピード」に関して話していますが、ほとんどの山では役に立たない機能ですね。
今まで使ってきた山時計です。カシオのプロトレックも持っていますが、山では使ったことは無いのでここからは外してあります。左から今回購入した「セイコー フ?ロスヘ?ックス アルヒ?ニスト」、中央がおなじみの「SUUNTO Vector」、右がこれもセイコー系の「SOMA RideONE 50」です。ただし、SOMAは自転車用ですが、登山用としても十分に使用できるので愛用していました。
実際の画面を見て行きましょう。基本的な時計機能は置いといて、山で使う機能を見ていきます。まずはメインの画面です。上部に曜日、中央に現在の時刻、下部に日付です。その他に電池マークもあります。この時計はソーラー充電なので常に表示されています。
この時計は左右に3つづつの計6つのボタンがあります。Vectorが4つ、RideONE50が5つなので、多い部類に入ると思います。このボタンは少なすぎると長押しが多用され非常に使いにくくなってしまいますが、多すぎると操作が複雑になるのでそれはそれで使いづらいですね。まだこの時計の操作には慣れていないので何とも言えませんが、個人的には操作性は「RideONE50 > Vector > アルピニスト」ということになります。まぁ、現段階でですが・・・。
この時計は左右に3つづつの計6つのボタンがあります。Vectorが4つ、RideONE50が5つなので、多い部類に入ると思います。このボタンは少なすぎると長押しが多用され非常に使いにくくなってしまいますが、多すぎると操作が複雑になるのでそれはそれで使いづらいですね。まだこの時計の操作には慣れていないので何とも言えませんが、個人的には操作性は「RideONE50 > Vector > アルピニスト」ということになります。まぁ、現段階でですが・・・。
左側の下にあるのがメインのモード切り替えボタンです。押す度に機能が切り替わります。1回押すと標高表示の画面になります。中央が標高で上部がこの時計の目玉機能の「登攀スピード」を表示します。今は動いていないのでゼロですね。
次の画面はログ画面です。まだこの機能は使用していないので言及は避けますが、ここにある必要性はあるのですかね???
次が気圧表示です。中央が現在の(場所の)気圧です。上部は気圧の傾向をグラフで能わしています。過去20時間分が表示されています。天気を予想する時に使います。下部は気温です。これも通常のこの手の腕時計と同じで腕に付けていたら正確な温度は表示されません。
次はコンパスモードです。実際に使ってみて一瞬、あれって思ったので下記で詳しく下記ます。
次が設定モードです。今は体重表示(実際にはこの体重じゃないです)になっています。なぜこのような機能があるかと言うと、この時計は消費カロリーが表示されます。その時に使われるのだと思います。が実際には体重を入力するのではなく、体重+ザックの重量を設定するようです。ハッキリ言って毎回毎回ザックの重量なんか測っていられないので、今後使うことは無いでしょう。このモードではこの他に各種の単位(温度の摂氏と華氏など)を設定出来るようになっています。でも単位なんて購入した時に設定すればあとはほとんどいじらないので、通常使用するここにあるのもどうかと思います。
ちょっと見づらいですが、通常のプレートコンパスと比較してみました。ずれています。一瞬あれっ? って思いましたが、ふと時刻を合わせた時に都市の設定もしたのでまさかとマニュアルを見たら、やっぱり設定した都市と連動して偏角補正がされていました。なので、通常のプレートコンパスが指しているのが磁北でアルピニストが指しているのは真北ということになります。面白い機能だと思いましたが、国内の都市設定が東京と富士山しか無いのでこれも使い物になりません。せめて都道府県ごとに設定できれば面白かったんですが・・・。もちろんこの補正は手動で行うことも出来るので補正値をゼロにして普通に磁北を指すようにするつもりです。
ベルトの柄は気に入りませんが、このベルトはRideONE50と同じ余ったベルトがバタつかない機能があります。Vectorなどは余ったベルトが袖に引っかかったりすることがありましたが、この機能があればそのような煩わしさから開放されるので、通常のベルトを別売りにして欲しいな・・・。
取り急ぎですがファーストインプレッションでした。気になる所(いい意味でも悪い意味でも)はまだありますが、細かな所は追々アップしていきます。
山時計関連ページ
普段使用している腕時計(TISSOTのT-Touch グリーンロゴ)にもコンパスや高度計が付いているのだが、山登りを始めたのでどうせならと以前使っていたプロトレック(WWFの白いやつ。型番不明)を引っ張り出してきた。しかし、ここ数年放っておいたせいで電池が無くなっていた。
先日、「外秩父七峰縦走ハイキング大会」に参加するために装備を揃えていた時、SUUNTOのベクターを確認したら電池が無くなっているのに気づきました。しかも気づいたのが前日の夜だったので、翌日の使用は断念しなくてはならなりませんでした(ToT)
そんなとき何気にTwitterでつぶやいたら、2回に1回はバッテリーキットを買わないで電池だけの交換で不具合はないよ。というナイスアドバイスを頂き、そうだよな・・・、毎回、裏蓋とO−リングを交換するのはモッタイナイよな・・・。と言う事で、今回は電池のみ交換してみたいと思います。
そんなとき何気にTwitterでつぶやいたら、2回に1回はバッテリーキットを買わないで電池だけの交換で不具合はないよ。というナイスアドバイスを頂き、そうだよな・・・、毎回、裏蓋とO−リングを交換するのはモッタイナイよな・・・。と言う事で、今回は電池のみ交換してみたいと思います。
1年ほど前にはベルトのいつも使用していた穴の一部が裂け始めていたのには気付いていて、それが成長してベルトの2つの穴が繋がってしまったのが昨年の暮れでした。それでも使用には問題無かったので使用を続けていくうちに、ベルトのサイドの部分に傷が入り、結局ひと月ほど前にベルトが切れてしまいました。
ファーストインプレッションを書いてみたいと思います。というかまだ実践(トレッキング)では使っていないので、あくまでファーストインプレッションです。もちろん、何度か使用した後にも追記という形で書きたいと思っています。
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od_doorsさんの記事一覧
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- 山用テルモス(魔法瓶)の保温テストをしてみた 66 更新日:2014年01月23日
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