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記録ID: 1005951
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ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

八幡平、黒川沢の取水口を調べに

2016年11月13日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.2km
登り
284m
下り
288m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:00
合計
4:10
9:10
80
御在所
10:30
10:30
60
車道終点(夜沼川左俣)
11:30
11:30
50
黒川沢取水口
12:20
12:20
60
車道終点(夜沼川左俣)
13:20
ゴール地点
天候 晴のち曇り、最後雨
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
御在所までは冬季でも通行可。
コース状況/
危険箇所等
熊に注意。
スタート地点の御在所のトイレ。上に茶臼岳がみえています。出発時は快晴でした。
2016年11月13日 09:06撮影 by  iPad, Apple
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11/13 9:06
スタート地点の御在所のトイレ。上に茶臼岳がみえています。出発時は快晴でした。
松尾鉱山跡の汚水処理施設と、その左上に雲上の楽園といわれた鉱山住宅の廃墟群。
2016年11月13日 09:24撮影 by  iPad, Apple
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11/13 9:24
松尾鉱山跡の汚水処理施設と、その左上に雲上の楽園といわれた鉱山住宅の廃墟群。
道沿いに導水管が現れます。上流で取水口の工事をしていました。わざわざ上流から水を引いているようです。
2016年11月13日 10:08撮影 by  iPad, Apple
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11/13 10:08
道沿いに導水管が現れます。上流で取水口の工事をしていました。わざわざ上流から水を引いているようです。
夜沼川で取水施設の工事中でした。歩道の入口が分からなくて、諦めかけたのですが、工事現場の下流に古い導水管のようなものが沢を渡っていたので、この管を渡って藪に突入。
2016年11月13日 10:29撮影 by  iPad, Apple
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11/13 10:29
夜沼川で取水施設の工事中でした。歩道の入口が分からなくて、諦めかけたのですが、工事現場の下流に古い導水管のようなものが沢を渡っていたので、この管を渡って藪に突入。
予想通り道に出ました。これが古い導水路の管理道でしょう。所々に小さな石柱がありますが、なんて書いてあるのかは読めません。
2016年11月13日 10:43撮影 by  iPad, Apple
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11/13 10:43
予想通り道に出ました。これが古い導水路の管理道でしょう。所々に小さな石柱がありますが、なんて書いてあるのかは読めません。
振り返るとアスピーテラインにある源太岩がみえます。
2016年11月13日 10:43撮影 by  iPad, Apple
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11/13 10:43
振り返るとアスピーテラインにある源太岩がみえます。
すでに誰かが歩いています。複数の足跡が交差していたりします。黒い毛皮を着た方でしょう。鋭い爪の跡が残されています。
2016年11月13日 10:48撮影 by  iPad, Apple
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11/13 10:48
すでに誰かが歩いています。複数の足跡が交差していたりします。黒い毛皮を着た方でしょう。鋭い爪の跡が残されています。
沢を渡るところには導水管を通すための橋ができています。また橋の向こうは盛り土もしてあります。いつ造ったのか分かりませんが、相当な費用をかけたのでしょう。
2016年11月13日 11:19撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:19
沢を渡るところには導水管を通すための橋ができています。また橋の向こうは盛り土もしてあります。いつ造ったのか分かりませんが、相当な費用をかけたのでしょう。
前回みつけた小屋に到着。左にある白いパイプの行先を調べてみます。
2016年11月13日 11:26撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:26
前回みつけた小屋に到着。左にある白いパイプの行先を調べてみます。
外から伸びたパイプはこのように室内に入っていたようです。排水用と思われる塩ビパイプもみられます。壁の落書きを見ると釣り師が使っていたようです。
2016年11月13日 11:27撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:27
外から伸びたパイプはこのように室内に入っていたようです。排水用と思われる塩ビパイプもみられます。壁の落書きを見ると釣り師が使っていたようです。
その下にはコンクリ製の流しが落ちていました。
2016年11月13日 11:35撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:35
その下にはコンクリ製の流しが落ちていました。
室内に鉄の棒状の道具がありました。途中にあった鉄の箱のバルブを操作する道具でしょう。
2016年11月13日 11:35撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:35
室内に鉄の棒状の道具がありました。途中にあった鉄の箱のバルブを操作する道具でしょう。
導水管の橋を渡って取水口を確かめに行きます。
2016年11月13日 11:28撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:28
導水管の橋を渡って取水口を確かめに行きます。
黒川沢にある堰堤で左下にゲート状の構造物がありますが、そこから導水管に水を流していたようです。こんな奥から水を引いていたなんて大変な工事だったのではないでしょうか。
2016年11月13日 11:31撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:31
黒川沢にある堰堤で左下にゲート状の構造物がありますが、そこから導水管に水を流していたようです。こんな奥から水を引いていたなんて大変な工事だったのではないでしょうか。
小屋から松尾鉱山側に戻ったところにある導水管のバルブです。小屋にあった道具で開閉したのでしょう。
2016年11月13日 11:40撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:40
小屋から松尾鉱山側に戻ったところにある導水管のバルブです。小屋にあった道具で開閉したのでしょう。
分かりにくいですが、木々の間から大揚沼がみえています。稜線は雨雲に覆われ始め、雨との競争になりました。
2016年11月13日 11:55撮影 by  iPad, Apple
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11/13 11:55
分かりにくいですが、木々の間から大揚沼がみえています。稜線は雨雲に覆われ始め、雨との競争になりました。
車道に出たところです。夜沼川を渡り終わってから振り返っています。コンクリの堰堤の一部が壊れて導水管が見えていました。右上のピンクテープが目印です。
2016年11月13日 12:20撮影 by  iPad, Apple
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11/13 12:20
車道に出たところです。夜沼川を渡り終わってから振り返っています。コンクリの堰堤の一部が壊れて導水管が見えていました。右上のピンクテープが目印です。

感想

9月の終わりに藤七温泉への旧道を歩いた時に、北ノ又川でルートを失い少し上流でコンクリートの橋を偶然見つけたレコを載せました。http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-967004.html
その後地元の山岳会が数年前にこの道を歩いた記録を見つけました。彼らは北ノ又川までは順調に進みましたが、北ノ又川を越してからは猛烈な藪に阻まれたため、旧道を諦め藤七沢を遡行しています。北ノ又川の渡渉点には橋桁の名残があったと記録されています。自分がどこで間違ったかを調べる目的で再度訪れる予定でしたが、アスピーテラインも閉鎖されてしまい、雪も降りだしているので今年は無理のようです。

少なくとも北ノ又川のコンクリ橋が導水路であることと、黒川沢で見かけた人工物が取水口である事だけは確認したかったので行ってみることにしました。
地図を見てみると、藤七温泉旧道の北側に歩道のマークが松尾鉱山跡から続いています。御在所からこれを辿るとそれほど登りがなくコンクリ橋に着くようなので、今回はこのルートをとってみました。
地図でみると車道は夜沼川まで続いているようですが、どこでどうなるか分からないので御在所に車を置いていきます。結果的には夜沼川で工事が行われているため道は悪くありませんが、工事の邪魔になるので車での進入はしない方がよいでしょう。
歩道の入り口が分かりにくかったのですが、ピンクリボンもあり注意して探せば難しくありません。歩道も数か所崩れているところもありましたが問題なく通れました。一部、夏は藪になりそうなところもありますが、距離は長くはありません。この道を使う人は滅多にいないでしょうけど。
やはり黒川沢に取水口があり、この水を松尾鉱山に流していたのは確かでしょう。いつの時代にできたのか分かりませんが、作るのも維持するのもかなりの労力だったと思います。
出発時は快晴だったのですが、北ノ又川に着いたときには秋田側から厚い雲がかかってきているので、帰りは雨との競争でした。最後の20分くらいは雨の中を走るようにして御在所まで帰りました。
藤七温泉旧道の北ノ又川の橋桁はまた来年の宿題です。

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