雲仙普賢岳(普賢岳・国見岳・妙見岳)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 563m
- 下り
- 562m
コースタイム
天候 | 晴れっちゃ晴れ(視界悪し) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
国見岳の岩場が危険なほどではないものの意外に手間取り、渋滞ポイントになりやすい。 |
写真
感想
一週間前の記録。
今回も例によって、連れてってくれる人がいての山登り。感謝感謝。
どこもかしこも紅葉は外れと言われてたけど、ここ雲仙はそこそここれはこれでいいんじゃないって感じ。今年にしてはまあ当たりなんじゃないかな。
とにかく人は多い。観光地としては寂れてるのかと思ってたんだけど9時ごろで仁田峠の駐車場は満杯。下山したら駐車待ちで大渋滞。意外とすごいぜ観光地・雲仙の底力。
雲仙普賢岳は多分、小学校の宿泊研修かなんかで登ったんだよね。
無理やり登らされた山のことなんて一切覚えてないけどね。
もちろん平成の大噴火などもなく、普賢岳山頂から見上げるもっと大きな山なんてものも存在せず、その方向には見渡す限りの有明海がバーンと広がっていたはずだ。
しかし今そこにあるのは湯気を上げる巨大な瓦礫の山。。。
戦後最大の火山災害と言われたあの日から「溶岩ドーム」と言われたその塊は5年をかけて成長し、長崎県の最高峰にして日本一新しい山「平成新山」となった。
ロープウェーで行ける妙見岳と展望台はとにかく人が多く居心地は良くない。
そこを過ぎたとしても人が途切れることはなく、人気のほどは半端ない。
この山の最もいい区間は大噴火後に再整備された新道の区間。
苔むした古い石段が歴史を感じさせる道で、しっとりとして心にしみる。
人も割合少ない(と言っても程度の差でしかないけど)
紅葉もこの辺りが最もきれいだった。
この谷を上から眺めた時、くじゅう三俣山の「大鍋・小鍋」に似てると思った。
同じく大船山の御池もそうだけどこういう火山が作ったすり鉢地形は紅葉の名所になる条件を持っているようだ。
以前はロープウェーで登れる山なんてもう山の価値を失くしてるとさえ思ってた。
だからそれが日本〇名山だろうが全く興味が湧かなかった。
でももう今はそんなことどうでもいいな。
いい山を登山者だけの世界にしといてもらいたい、その気持ちは分かる。
でもそれはぜいたくでしょ。
自分で歩いてみた風景は、場所は同じでもきっと彼らの見るものとは違うんだ。
多分自己満足だけどね、それでいいじゃない?
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