塔ノ岳
コースタイム
見晴茶屋 0705
駒止茶屋 0730/0740
花立山荘 0830/0845
塔ノ岳 0920/1010
花立山荘 1030
駒止茶屋 1050
見晴茶屋 1115
大倉 1140
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
---|
写真
感想
昨年のGWに久々に行ってすっかり気に入ってしまい、また行った。空気の澄んでいる冬に行って景色を見たかったのだ。僕は夏山専門で冬に山に行くのは初めてなので、勝手がよくわからない。丹沢でも雪はあるのか? アイゼンは要るのか? どのくらい寒いのか?――webを調べると雪は無さそうだが、実は僕は冬用の装備を何も持ってないので、寒さ対策に迷った。とりあえず手元にあるもの、ユニクロのヒートテックと、普段着ているジャンパーで行くことにした。
大倉バス停を越えて、登山道入り口の脇道に車を止めた。朝6時半、ちょうど夜明けに出発。さすがに寒い。しかし歩き始めるとすぐに暑くなってきた。ニット帽を脱ぎ、ジャンパーの前を開けた。それでもうっすら汗が出た。いつもと比べて明らかに登るのが楽で、足取りは思いのほか軽く、実際タイムも前回より速い。要因として(1)涼しくて登りやすい、(2)ジョギングでスタミナがついた、(3)ジョギングで体重が落ちた、(4)GWより空いてる、が考えられる。元日は山頂に数百人いたようだが、今日はそこまで多くはないものの、すれ違った人たちを含めると2百人くらいは登ってたんじゃないかと思う。
山頂からの景色は期待以上のものだった。やっぱり冬の空気は澄んでいる。関東平野が一望できる。もちろん東京のビル群もくっきり見えるし、筑波山まで見える。スカイツリーは肉眼でもひと目でわかる。一方、東京タワーはひと目ではわからなくて、双眼鏡でようやく見つけた。双眼鏡で二つを並べて見ると違いは鮮明だ。考えてみればスカイツリー(634m)って、塔ノ岳(1,491m)の半分近くあるのねー。こんなもん作っちゃう人間って本当にすごい。もちろん富士山は相変わらず美しいし、雪を頂く南アルプスもくっきり。
快晴で微風だったので山頂も比較的暖かかった。予報ではこの冬いちばんの寒さということだったが、山頂でも氷点下行かなかったと思う。しかし少し風が出るとさすがに寒くて、早々と退散した。だいたい僕の持っていたデジカメも携帯も電池が使い物にならなくて写真が殆ど撮れなかった。電池が弱ってるのだろうが、寒さにも弱いようだ。酷い話だ。
下りはノンストップ。霜で凍っていた道が溶けてぬかるんでいた。トータルで水の消費量が何と300ml+温かいコーヒー200ml、夏とは比べ物にならない省エネで済んだ。今度は雪のあるときに来たい。丹沢って雪着くのかしら?
帰りも横浜まで渋滞なく1時間強。Uターンラッシュは昨日がピークだったが、今日も車は多くて、僕の通った1時間後には渋滞が20km以上になったようだ。やっぱり早く下りて正解。
いいねした人