動山(ゆるぎやま)【凡人が鉄人コースに挑むとミラクル連発!】


- GPS
- 03:34
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 580m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | すっばらしい秋晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
「旧」とさせていただいたのは今現在等施設は使われておりません。 平成24年7月1日、大杉町に「少年自然の家」と「大杉青年の家」を統合し、新施設「里山自然学校大杉みどりの里」を開所いたしました。 詳しくはこちらのHPをご覧くださいませ。 http://oosugi-midorinosato.jimdo.com/ また登山口付近にはバス路線となる立派な県道が走っていますけれど1日に数本しかないダイヤ事情を考えますとこのアクセス手段は「非現実的」とお考えになられるのが無難と言えよう。 しかし今回は思いも寄らない「奇跡」が起こったのであえてアクセス事項の「バス(路線)」の□にレ点を入れてみました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
毎年繰り広げられています小松鉄人レース。 その登山の部で使用されているコースとあって整備はよく行き届いていますわ。 ただ登山として登られているお方が少ないのか?途中に現れる分岐から展望台へ降りられるポイントでは荒れた感じとなっていてヤブ藪三昧ですたわよ。 ちょっと挑んでみたけど瞬時にギブしちゃったわ。 コース全般的に危険と思われる箇所は見当たりませんが粘土質の土壌に加え苔むした石が点在するところも多くとても滑りやすくなっているので注意が必要よ。 急登ポイントには転倒防止のためのロープが施してありますので補助的に使用するといいわね。 |
その他周辺情報 | 大杉からほど近い瀬嶺温泉「せせらぎの湯」さんにお邪魔したのですが、只今リニューアル改装中との事で入れませんですた。 来年の正月明けにオープンするとのことよん。 楽しみだね〜。 ってなこと言っても温泉をガマンするのはイヤなので次なる施設を考えてみた。 やっぱアソコかしら。 辰口温泉「里山の湯」さんにお邪魔させていただくことにいたしますたわよ。 入浴料は大人510円。 こちらの施設はまだ新しいから大人気ですね。 |
写真
動山へ向かう途中に通った赤穂地区の「荒俣峡」がスンゲーことになっていた。
ここは加賀八景の一つに数えられ、紅葉時期を迎えますとたくさんの観光客やバカップル(失礼カップル)さんたちのほか熱心な写真愛好家さんたちで賑わう場所なのよん。
私もせっかくだからちょっと道草しちゃうわね。
(おい!登山はどうした?)
いいのいいの。
(…)
煌めく錦秋。
「くぁ〜、たまんね〜ジョ!!!」。
ここにはギャラリーさんが大勢いますけれど、皆同じ心境であるに違いない。
ただ、ついつい絶叫してしまったのは私だけだった。
す、すまぬ…。
こういった場所では御淑やかに風情を楽しまないといけないのね…。
一本のモミジの木なのに紅を彩る葉もあれば黄色の葉ばかりが広がる枝もあるねんな。
う〜ん、不思議だね〜。
ま〜そんな難しいことは今はいい。
バックを青空としたこの絶妙なまでのグラデーションはホント素晴らしすぎるよ。
あのう、すみませ〜ん。
この木をバックに私達を撮っていただけませんか?
(チッ!、浮かれたバカっぷるかよ、しょーがねーなー…)。
「はいはい、パシャ!っとな」。
ありがとうございました〜♡
(画像にはおれの指も写っているけどお幸せにね…)。
煌めく葉っぱの間から大杉谷川に掛かる五條橋を眺める。
こういうのを見るとね、つくづく日本人で良かったな〜と思うよね。
そすて田舎者で良かった〜とも思う。
コンクリートに囲まれた大都会じゃ拝む事の出来ない超贅沢な絶景だよね。
みんな知ってる?
美しい紅葉を見たけりゃコケを探せってこと。
木の根本や土壌、幹回り付近にコケがびっしり生えているとその木の紅葉はめっちゃ良い彩を出してくれるねんで。
(何でやねん?)
それはコケが潤いを好むって事がポイントなのよん。
コケはね栄養豊富でジメジメしたところがとっても大好きなの。
したがってそれらに覆われた環境の木もかなり潤っていて健康的ってことなのよ。
勿論気象環境も整わないとってのもあるんだけど、コケがあるのと無いのでは彩の出来栄えは歴然と変わるらしいの。
陽の当たりやすい稜線上ではコケが育ちにくいので良い紅葉が出来にくくなり、山陰(やまかげ)側や谷筋に上物が多いってのもその要因よ。
(へ〜!そうなんだ、アンタ頭良いね〜)
ふふん、ちょっと知的なことを披露しちゃったけれどね、これは先日、地元NHKニュースのお天気コーナーの特集で取り上げられた内容を全てパクリますた。
すまん!
(バキューン!)
やっと鉄人レース登山の部に突入です。
つっても私たちは言わずと知れたスーパー凡人ですけどね…。
取り付となるこちらの施設は今は使われていなく廃墟同然だったわ。
夏の肝試しにはもってこいって感じだけど無断で入る大ばか者は逮捕しちゃうからね。
そすて、そすて…気になるのが。
辺りに車が1台も無いところをみると今日ここから取付いた人が誰もいないってことよね。
初めて歩くコースとしては不安でいっぱいだわ…。
序盤は尾根上に登りあがるまでキツい九十九折れ急登が展開する。
いきなり息が切れそうになるが癒し度&密集度満点の竹林のお蔭で涼しさとリラクゼーションでなんとか乗り切ることが出来た。
それよりも鉄人衣笠さん達はこんな急斜面も走るって〜のか?
とても信じられん…。
暗いクラ〜い杉&竹林帯を登り上げると明るいアカる〜い灌木帯に出てまいりますた。
辺りにはナラやカエデ、モミジといった広葉樹が豊富にございますてカラフルな彩の旬を迎えていた。
折角のお披露目だっつうのに誰にも見てもらえないなんてホント勿体ない話よね〜。
ふふん、そのお蔭もあって私たちは静かに独占させていただいてんだけどね。
あんやとさ〜ん。
ここ最近の冷え込みで一気に里山まで紅葉が降りてきた。
眺望が開け辺りの500m前後の峰々もすっかり良い色好きとなっていた。
ん?色好き?
失礼色付きの間違いですた。
色好きとはあの人の事です。
赤やピンクが好きな人たち。
ふっふっふ、ホントお下品でイヤだわ〜。
ドンである松茸に出世できなかったキノコ界の一般市民たち。
でもね、その庶民染みたところが実に味があっていいと思うのよ。
鍋の具材の8割5分がこちらであっても私は文句を言いませんよ。
残りの1割5分はエリンギとえのきですけどね…。
だけど怖いのは一般市民の中にも凶悪犯(デンジャーなヤツ)が紛れ込んでいるから注意しないとね…。
コナラさん、コマユミさん、マユミさん、マルバマンサクさん、モミジさん、カエデさん、ガマズミさん、コシアブラさん、コアジサイさん…などなどなど。
みんな仲良く…、いや、みんな美を競うように秋の舞台を賑わかせてくれた。
結構、結構、お客のウチらは大満足よ。
え?、ま、まさか???。
辺りの世界が赤や黄色で賑わっているので一瞬こちらの存在を見落としそうになってしまったがこれは紛れも無くお花である。
秋が押し迫ろうかとしているこの頃合いに気合の入ったお花を咲かせているのはいったい何ぞや???
これは新緑時期の4月頃に艶やかなピンクのお花を咲かせるミツバツツジさんよ。
ホント紅葉でウカレポンチになっているところにとびきりのサプライズまでいただけて今日のウチらは最高にツイてるわ。
やっぱ低山歩くなら秋だね。
陽が短くて気分は鎮みがちになるけど空気と彩と落ち着いた雰囲気を楽しむとするならば四季の中では最高のような気がする。
汗はベトつかないし虫もいないしね。
ホント清々しくて気持ちいいよ。
プロレスのルールによりますとプロレス技を仕掛けられてヤバいと思った時にロープにつかまりますと(触れますと)回避できます。
でもここでそういった事が繰り広げられてもレフリーもいないので助けてくれません。
つうかロープはあくまでも歩行時の転倒防止の為にありますので勘違いなさらないようにね。
尾根をヒョイと降りますと山陰(やまかげ)側に入った。
するときなり三叉路となったジョ。
ヤル気のない地面に寝そべった標識が行先を案内している。
なになに?
頂上はこの後にイヤでも目指すので当たり前なんだが展望台とやらがめっちゃ気になる。
後の人生においてもう二度と訪れることが無いかもしれないのでここはひとつ展望台とやらに行ってみるとしよう。
いったい何の展望が得られるのか楽しみである。
展望台っていうくらいなんだから見晴の効く高台を目指すもんだと思っていたらいきなり高度をグングンと下げるやないか。
それも進めば進む程道が不明瞭となってきてヤブ藪だらけやんけ。
「え〜い、止めた!」。
取り付開始3分で心が折れる。
ここは鉄人コース以外は整備がノータッチとなっている。
やはりこのコースは鉄人さんによる練習以外ではあまり人が入っていないようね。
昨日までの雨による路面の泥濘等を心配して足元にはスパッツ装備で挑んだけれど、道は乾いた落ち葉が堆積してドロドロ地獄には陥らなかった。
落ち葉をカサカサと響かせながらの気持ちのいい散策。
これから迎える晩秋〜初冬の風物詩だよね。
標高をジリジリ上げてくると紅葉状況もシビアに変わってくるのか?幾分落ち目のアイドル歌手っぽくなってきた。
条件はどこも一緒なこと。
こればっかりはしゃ〜ないねん。
来年の春にまた初々しい姿で登場してくれるのを期待しまショーね。
ここは以前来た事あるジョ。
下を走る県道の中大杉町足比売神社より登り上げるとここに来るねん。
知っている場所に辿り着くとやっと心にゆとりが持てるよん。
そんなことよりもだな標識にぶら下がっている木製板の文字に目が留まったやないか。
「こんどは四郎???」。
てっきり二郎さんの次は「欽ちゃん」だと思い込んでいたが意外や意外、岸部さんですか〜。
ケチってケチって1億円貯めた人で有名ですね。
私も毎日10円ずつ貯めていますが気が遠くなっています。
やはり標高が上がるにつれ木々の落葉が目立ち始めてきますた。
森はスカスカ、陽は森の中まで浸透しとても明るくなっている。
そすて、そのスカスカのお蔭で遠くの稜線や峰々がよく見渡せられるねん。
画像奥に登場したのはこれから向かう動山PEAKでありますわよ。
謎の四郎の分岐から頂上にかけては道幅も広く滑落に怯える心配は一切ありません。
しかしこの区間でもコケ蒸した急登ポイントがありますので転倒によるリスクは潜んでいるわよ。
となりゃここは笑われるかもしれないけれどピンクのヘルメットが欲しいところね…。
出た〜!
神々しく輝く美しき白山よ!
こうして見ると大汝峰が最高のバーンになってんじゃん。
ひょっとしてどこぞのmちゃんもどこぞのSちゃんもあの斜面にいたりして…。
スベる人生に全てを捧げる変な人たちをもう誰も止められやしない。
ハニーちゃん、空腹の限界ですがなんとか無事に頂上着きますた。
「ん?、こ、これは…」。
また例のかまぼこ板を発見したジョ。
そすて板に書かれた文字に目がテンになったわ。
「今度は六郎???」。
イケメンの海野(うんの)さんじゃね〜かよ。
海野六郎さんと言えば真田十勇士の中でも最古参で、 幸村の参謀、右腕として活躍した人物として有名よね。
四郎さんとはえらい格の違いよね(バキューン!)。
ハニーちゃん、極度の空腹に耐えながらも精いっぱいの笑顔でラオウのポーズをキメてくれますた。
「我が人生に一片の悔いなし!!」ってか。
さ〜て、そんなことよりもお待ちかねの給食といたしましょうかね。
やっぱこれから寒くなるシーズンを迎えると山で食べたくなるのがコレよね〜。
もちろん具材もたっぷり入れちゃって豪華にいくわよ。
このラーメン一杯に掛ける経費はラーメン屋さんで食するお値段とそう変わんないんだから。
「だったらラーメン屋さんで食えば?」。
と、一瞬思われたそこのアナタは心が寂しいわよ。
あのね、山で食うから格別やねんで。
まあとにかくだな、これがめっちゃ旨いんだ。
頂上には悪天時でも休憩や食事が出来る簡易小屋があんのよ。
勿論テーブルや椅子も完備よ。
鞍掛山や医王山も休憩小屋があるので雨でも誰か必ず歩いている人がいるでしょ。
きっとこのお山もそんな人いると思うわ。
ハニーちゃんから出来上がりコールをいただきますた。
まずはレディファーストってことで。
ちゃうちゃう、ウチの偉い人順であります。
「ふ〜、ふ〜、チュルチュルチュル…」。
「うまぁ〜ぁい♡」。
ハニーちゃん、蘇生しました。
実を言うとね、山頂にはウチら以外にもう一組の男性じいちゃんペアがおいでますたの。
にひるなスキンヘッドじいちゃんと緑のJA帽子が妙に見合うじいちゃんですわ。
とにかくこのお二人さんは食事中も会話がマシンガンやねん。
もうトークがめっちゃオモロくてな、上手い具合でボケとツッコミを交わしてんねん。
「ほな、何かい?。君んとこのヨメはんは実は男やったんかい?」。
「そ〜やがな〜、どうしよ?」。
ほら、画像を見てみて。
今も山頂の標識の前に立って漫才してはるでしょ。
ホント楽しい一時をありがとうございましゅた。
さぁ、いよいよ下山よ。
う〜ん、今日は加賀平野や日本海もよ〜く見えるわね〜♪。
下山はねロックガーデンや弘法水のある下大杉町側へ降りちゃうわよ。
え?、車のある大杉上町とは反対方向じゃないですか。
そんな事して大丈夫なの???
いいのいいの。
下の県道に出たら大杉上町までの4.8km区間をのんびりとテクテク歩くとするから。
まぁ1時間もありゃ着いちゃうわよ。
頂上から下の県道までが最短とあって急降下の連続だわ。
そんな中、まず目に飛び込んでくるのが巨岩の大群よ。
家一軒ほどある大きな岩がゴロゴロあんの。
最初に登場したのは観音像が祀られている観音岩よ。
何時も手を合わせていきましょうね。
ガーデンステージで尾崎のシェリーを披露。
みんな感動してくれたかい?
曲が終われば眼下に広がる眺望を楽しむわね。
左から鈴ケ岳でその右奥にある一番高いお山が加賀大日山よ。
画像右端奥に鎮座するのは深田さんの故郷のお山の富士写ケ岳ね。
ロックガーデンのステージ上にはロッククライミング用の真新しい金具が付けられていた。
先日のニュースで報道された地元白峰百万貫岩に無許可(無断)で設置されたこととやっている事は同じじゃないの???
一部のモラルのない愚か者のする醜態の為に真面目に取り組むクライマーさんまで非常識だと捉え兼ねない許しがたい行為ね。
美しき自然をありのままで楽しむスタイルがウチらお山大好きさんたちの誇りじゃないかしら???
出過ぎたコメで恐縮ですが、ホントこの事実は許可の下行われた行為なのかしらね???
このコースの中盤から下は道幅が広くて滑落には心配ないんだけど、とにかく急傾斜なのと「粘土&コケ」の最強滑りコラボが成立しちゃっていて怖いんだよ。
それでも鉄人さんたちはこの絶叫斜面を駆け降りるってんでしょ。
私達もねその鉄人さん奥義を駆使して駆け降りてみることにするわ。
いい?
ロープを脇の下にしっかり挟んで体重を前に掛けてdashよ。
それでは行くわよ!
しょれ〜!!!
※この降り方が一番安心安全のような気がしますので皆様も是非TRYなさってくださいませ。
登山口前には加賀の名水「弘法水」と広い駐車スペースがある。
ここの水も遥々遠方から汲みに来られる方で賑わうと聞きますわよ。
下山後の一口が何とも旨いねん。
さてここから県道までは1.2kmくらいの舗装路歩きよ。
その後には長〜い県道歩きの4.8km区間が控えているからモタモタしてらんないわ。
今日の山行前にこの時期にはありえないサプライズが起きないかと儚い想いを懐いていたの。
それは春に出会えるスミレさんの事。
普通に考えるとスミレの花期は4〜6月までの新緑時期よね。
でも昨年の12月初旬にもスミレを見かけた事があるからひょっとしたらまた出会えるんじゃないかも?と思っていたの。
そしたらホレ、見事にBINGOしちゃったわよ。
可愛いよね〜。
春に見られるより感動5割増しよ。
ホントこの一帯限定でしたけれどあちらこちらに咲く可憐なレディー達が私達を温かく出迎えてくれますたわ。
この粋な計らいには思わず涙しちゃう。
この一帯は時が昭和30年代で止まっています。
ホントにレトロ感いっぱいで心が和みますわ。
昭和モンのドラマや映画のロケにもってこいの場所よ。
ちなみに画像左奥に見えるポール2本の間を山側に進むと弘法水のある動山下大杉登山口よ。
な、な、なんと!!!
一日に数本しかないレアなバスがドンピシャのタイミングでやって来たやないか!
マ、マジっすかこれ!
こんなドラマみたいな筋書がホンマに起こるなんて…。
「乗りまぁ〜す!!!」。
思わず条件反射的に来たバスに向かって手を上げてしまった。
もちろん乗客はウチらだけ。
いやぁ、快適快適♬。
でもね〜、仮にもこれが通り掛かったのがDAIWA TAXIさんだったら乗らなかったかもね〜。
ウチらははっきり言って貧乏ですから誰かさんみたいな豪快な真似は出来ませんよね〜。
「運転手さん、私達のためにこんな山奥まで…」。
「ホントに、ホントにありがとうございますぅ」。
い、いえ、仕事ですから…。
「でもダイヤ時刻より5分遅れていましたよ…」。
す、すみません…。
「いいって、いいって。うあっはっはっはっは…(高笑い)」。
いいですか?
先にも触れたように私たちは青年の家のある大杉上町まで歩く予定でいたし、勿論路線バスも全く当てにしていませんですた。
今県道に出てみて「あ、ここバス路線やったんや」程度にしか思っていませんですたわよ。
考えてみて。
私たちが弘法水から県道に出た時がひょっとしたらバスが5分前や30分前に通過していたかもしれないのよ。
いや、1時間後に来るかもしれないってことも考えられるじゃない。
そうするとこの運命的なドラマはパーなのよ。
すんごいでしょー。
ウチらのようなぐーたら組が歩くとなったらおそらく1時間は掛かったであろう県道を僅か7分でワープ出来た。
これは大きい。
「何だよ!周回するハズの予定が縦走になってんじゃね〜か!」。
「それもインチキしやがって!」。
って、思われても仕方ありませんね。
でもね、今振り返ってみて思うんですけどこの運命的なバス体験はとても貴重な事だったのよ。
だって自信持って一生乗らないと確信できるバスに乗ったんだから。
そして衰退する奥深い集落事情を考えますとあと何年バス路線として運行継続してくれるかしら?
その事を考えるとこれは神様からいただいた貴重な貴重なVIP体験だったわ。
それと今回のように動山登山でバスも絡めて縦走作戦を見事に成功させたのは後にも先にもウチらだけだと思ってんの。
これは誇りだわ〜。
感想
みんな元気してる〜?
わたし?
私はカラ元気よ〜。
ふっふっふっふ…。
はぁ〜…。
さてさて、秋も押し迫ってまいりますたわね〜。
もう高いお山なんかでは雪山INしちゃってますもんね〜。
もう紅葉なんかは里にまで降りてきちゃって500m未満のお山でも十分に楽しめますわね。
で、今回はどこに致しましょうかしらね???
賞味期限ギリギリの雪の薬師岳にする?
賞味期限マジか(間近)の雪の白山にする?
それとも今が紅葉の旬を迎えている里山にしようかしら?
そうね〜、やっぱりここは一番メジャーで一番難易度の高い里山にしましょ。
そうそう、刺激が欲しいもんね。
つうことで我々は朝6時まで寝ていて今回の計画に出てみることに決めた。
(朝6時までぐーすか寝てりゃ白山も薬師も無理やちゅうねん)。
でもね〜、里山っつてもいろいろあるでしょ。
別に「ここだ〜!」って決めてた訳じゃないんだけど500m前後のお山でいろいろ思案したの。
1000m近いお山だともう紅葉が終わっていて見どころ乏しいからあえて候補から割愛したわ。
車を走らせ白山河合から鳥越あたりをウロチョロしていると光に照らされた斜面が色とりどりでまぁ素敵なのよ。
ほんと癒されるわ〜。
アソコも良いな〜、ココも良いな〜なんて思いながら車を走らせていたらふと小松動山を思いついた。
動山は以前にも何回か登ったことがあったのですが、かの有名な「鉄人レース登山の部」のコース設定に盛り込まれている旧大杉青年の家側からの取付きが一度も無かったの。
確か私の記憶が正しければ動山PEAKまでの距離が他の登山道コースよりも遥かに長いハズよ。
それなら歩き応えもあるしゆっくり紅葉を愛でながらも楽しめられるわね。
よしよし、ならばそちらから攻めてみるといたしまショーや。
あとはレポにもあったような感想ばかり。
唯一違うのは当初ピストンするつもりでいたけれど、ネタ的には鉄人コース踏破がいいんじゃね?ってことで反対側の下大杉に降りちゃった訳。
その甲斐あって素敵で貴重なサプライズに恵まれ「今年のキング・オブ・里山賞」候補にノミネートされる結果となったわよ。
ホント楽しかったわ。
え〜、あとね。
おまけコーナーで紹介している私のお気に入りのホーム医王山大池平。
こちらにですね、今月7日の月曜日の午後に時間が空いたのでチョイとブラついてまいりますたの。
ここの紅葉がとても綺麗で毎年必ず訪れて楽しむようにしてんのよ。
「何だよ、大池平ならつい先日、浜松からお越しになられたYAMADAさんと一緒に楽しんだじゃん」と思われるかもしれませんが、その時は微妙に紅葉時期が早かったのね。
だから全然満足していないの。
それに大池平で紅葉を楽しむなら断然「午後から!」ってのが基本なのよ。
折角の晴天でもね午前中に訪れたのでは良い陽射しが大池平に降り注がないのね。
鮮やかな紅葉を楽しむのなら断然午後一からよ。
覚えていてね。
ソレデソレデソレデ…。
気になる今年の出来栄えは???
ふふん。
ご覧の通り「IT'S PERFECT!」よ。
今年は不作と言われた紅葉ですが、どうです?
見事でしょ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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夕方忙しい主婦家業なのに見てしまったじゃないですか、魅力的なミラーワールドを・・・ついつい見入ってしまって夕食作りタイムに突入!大変!これから猛スピードで手抜き料理作らなくちゃ。でも素敵な画像を見れたので気分はルンルンモードです♬これからは里山歩きが楽しいですね。またレポアップしてください。待ってま〜す。
白山も薬師も動山も甲乙付けがたいですよね。
スキーシーズンじゃなきゃ歯軋りして悔しがったかもしれませんが、薬師岳で我が生涯に一片の悔いもありません。
一生に一度の運命の出会いがバスとは・・・ご愁傷様でした
Millerさんこんばんは
その塩ラーメン、今日頂きましたよ。この季節に山でラーメンは最高ですね。と言っても周回遅れレコなので一週間ずれてますけどね
DAIWA TAXIネタ、引っ張りますね〜
多分あの日のことはDAIWA TAXIさんの忘年会でも絶対ネタにされると思いますよ
「今年のね〜一番変なお客さんと言ったら絶対あれ、あれ!中宮ビジターセンターから福井の上小池まで行ったあれ!もう〜参った参ったよ〜週末になるといつ電話がかかってくるかヒヤヒヤしてたけど、結局あれ一回ポッキリだったもんな〜もう懲りたみたいだな、ハハハ!」・・・ってな感じで
私の一生に一度の運命の出会いはDAIWA TAXIでした。我が生涯に一片の悔いもありません
syounenkさん、こんばんは。
ありがとうございます。
syounenkさんはいつもお忙しい身でありながらあらゆる分野のアクションを完璧にこなされますので驚きと尊敬の連続であります。
私にもその素晴らしい能力のせめて一割くらいでもあったらな〜とつくづく思いますわ。
さて今日の晩御飯はいったいなんでしょうか?
私もお腹が減ってきましたわ。
そうですね〜、最近は高いお山に行かず低いお山ばかりうろついていますわ。
でもそろそろ低山の紅葉も終わりを迎えようとしているので、いい加減ガッツリした寒波が来てもらわないと週末の楽しみが無くなっちゃうわね。
雪も無く、紅葉も無く、お天気も良くなくではちょっとキツいよね〜。
Sanchanさん、こんばんは。
ありがとうございます。
「里山ドリーム」。
ホントここ最近の朝はめっちゃ寒い日が続いて布団から出られない自分に連戦連敗なの。
行きたい白山がとっても遠いわ。
ヤマレコ3割、バスレコ7割となった今回のレコ。
いつもは味わえない不思議な趣(とくに里山では考えられないレコだよね…)でとっても楽しかったわ。
我が生涯一片の悔いなし!だわよ。
雪が降るまでは何とか頑張って欲しい里山さんなんですけど紅葉が終わってしまいそうなのでこの後どうしよかと悩んでいるわ。
ホント雪が降ってくれないわね〜。
momochannさん、おはようございます。
ありがとうございます。
雪が降らないわよね〜。
momochannさん、股間がムズムズしてんじゃないの?
momochannさんも塩ラーメンを食べたんだ。
ホント旨いよね〜。
でもね、私的にはmomochannさんの食のイメージが今でもゴマでの切り餅なの。
あそうそう、ゴマ〜DAiWA TAXYだったよね。
ホントにあの時のインパクトがあったわ。
今回のウチらのバスと一緒ね。
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