Oxfam Trailwalker 2016 100km

2016年11月18日(金) 〜 2016年11月19日(土)

• GPS: 23:23
• 距離: 106km
• 登り: 4,142m
• 下り: 4,086m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:56
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:56

11:30 Pak Tam Chung
21:26 CP4 Gilwel Camp

2日目

• 山行: 8:56
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:57

0:20 CP5 Beacn Hill
4:39 4:54 CP7 Lead Mine Pass
6:45 7:31 CP8 Tai Mo Shan BBQ Site
10:17 Tai Tong Holiday Camp

コースタイムはおかしくなっていますが合計で23時間17分かかりました。

天候

晴のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【往路】MTR中環→MTR虹ホン→バス92番西貢→タクシー
【復路】タクシー→MTR

コース状況／危険箇所等

最後の数キロ以外はほぼマクリーホーズトレイルに沿ったハイキングコース

その他周辺情報

【トイレ】CP及びコース沿いに多数あり
【飲食】Shatin Pass及び大帽山のコース上の売店は終日営業

写真

11/18 12:24

[12:24] スタート前の様子。ほとんどの選手が列に並んでいるのでこんな感じですが少し前までは凄い人だった。

11/18 12:26

[12:26] スタート前チームで記念撮影

11/18 12:26

[12:26] 他の日本人チームと記念撮影

11/18 12:28

[12:28] スタート時の列。ウェーブスタートでもこんなに並んでます。もう前へ出るのは諦め後ろからのんびりスタート。

11/18 13:50

[13:50] CP1までは自重して歩きました。

11/18 15:06

[CP1] チェックインは4人揃わないとできない仕組み

11/18 15:06

[CP1] メンバーを待つ間にどんどんCPに駆け込んできます

11/18 16:44

[16:44] CP2の医療テント。消防署でしょうか。

11/18 19:14

[19:14] CP3、やっと34.7kmまで来ました。

11/18 19:14

[19:14] コントロールポイント。ゼッケンのバーコードを読み取ってもらいます。

11/18 22:26

[22:26] CP4、ちょっとブレてますがオフィシャルのエイドは基本パンと飲み物と時々フルーツが出てくる程度。

11/19 1:15

[1:15] CP5にて梨。水分が多く含まれているので美味しかった。

11/19 1:15

[1:15] おなじくCP5にて少し甘いショウガ茶

11/19 2:23

[2:23] CP6にでスポンサーの1社からうどんの提供。塩気が良い案配。

11/19 2:24

[2:24] おなじくオニギリ

11/19 4:26

[4:26] 針山を下りた所に給水所がありました

11/19 5:56

[5:56] CP7, まだ日の出前です。カップラーメン

11/19 7:14

[7:14] 香港最高峰の大帽山。レーダーサイトになっていて山頂には行けません。

[8:17] CP8でサポートと合流。朝食を取ります。45分休憩。

11/19 16:10

[16:10] 家へ帰って乾杯ビール

完走証とメダル。今回は色々なものがグリーン基調でデザインされていました。

表彰式。完走すればメダルかけて写真撮ってもらえます。

別の場所ではタイム入れて記念撮影。

撮影機器：

iPhone SE Apple

装備

個人装備

ザック

1

サロモン S-Lab 3L

雨具上

1

ソフトフラスク

2

500mlx2

ヘッドランプ

2

BD Spot, Silva TR2

救急キット

1

行動食セット

1

飴、塩タブ、ジェル

ドライレイヤー

1

着用

ベースレイヤー

1

着用

携帯電話

1

ソックス

1

着用

トレランシューズ

1

着用

トレイルパンツ

1

着用

現金

1

保険証

1

サンバイザー

1

持薬

1

バフ

1

Drop Bag #1

1

CP2

Drop Bag #2

1

CP8

タオル

1

感想

kennogu

★本日のレース★
香港で最大のトレイルレース（というかお祭りに近いですね）Oxfam Trailwalker 2016に参加しました。個人ではなく4人1組のチームでマクリホーズトレイルをほぼスタートからゴールまで辿ります。参加者は5000人以上。サポートランナーも認められているので実際コース上を歩く人は参加者以上です。またコース上のどこでサポートしても良いのであちらこちらでサポートの車やテントが立って至れり尽くせりです。

★行動の記録★
あまりにスタートが混雑するので確か5組にわけたウェーブスタート。それも最初が8:30、最終組が14:30というとんでもないスケールです。そうでもしないと途中シングルラックの部分があるコースは大渋滞です。（そうしても所々渋滞しますが）そもそもスタートから大混雑なので走るのは諦めて歩きから入ります。最初の1区間はほぼ歩き。香港で一番美しいと言われる海岸の村、西湾がCP1です。ここでコーラを買い一気飲み。今日の最高気温は27度、夏の天気です。そこからCP2は舗装の緩い登り。天気予報に反して太陽が出ているのでここも自重してほぼ歩き。CP2でサポートと合流してヘッドランプを受け取ります。ちなみにこの大会、ギアチェックはありません。そもそもこの人数のギアチェックなんて無理。全て自己責任で自分に必要なな物を持ってきて下さいという割り切り。すっきりしていいです。

CP2からCP6までは夜の区間。なかなかスピードが上がりません。CP3、4はアップダウンがきつく。コースで一番の難所。この区間では前のスタートの遅い組に追いついてしまい狭いコースを抜いていくのに一苦労です。大体後ろから走る足音がすると皆道を空けて「加油（広東語でガンバッテ）」と応援してくれますが逃げ場のない所では待つしかありません。チェックポイントでは全員揃ってチェックを受けるためチームメンバーを待ったり待たせたりすることになります。

CP4ではマッサージを受けました。トイレを探していたらベッドが見えたのでフラフラ近づいたら施術してくれました。これでスッキリ、後半に備えます。CP5までの途中のShatin Passでは茶店が夜通し開店していて甘いデザートの「豆腐花」にタップリ砂糖をかけてコーラで流し込んでカロリー補給します。CP5では初めてジンジャー茶をいただきました。甘さ控えめで体も暖まり最高の補給です。

CP6ではスポンサーの1社がうどんとオニギリを提供してました。やはり日本人には日本食ですね。美味かったです。ここでメンバーの1人が体調悪く30分仮眠を取りました。私も便乗してベッドに横たわって目を閉じて。それだけでもスッキリします。起きたあと2杯目のうどんと2個目のオニギリを頂いて出発。出かけ際にそのスポンサーの女性ボランティアから日本語で「ガンバッテ」と激励され皆元気一杯。

CP7は夜明け前です。ここにはカップラーメンがありましたがそこまで食欲はなくジャムパン1枚を食べてジンジャー茶を容器に詰めて出発。この先は香港最高峰の大帽山で標高1000m弱まで上げていきます。途中で夜が空けてライトを消すとガスった山頂が見えてきます。この山は山頂がレーダーサイトになっており頂上まで舗装道路で行けます。途中の登りもトレーニングのつもりでジョグして頂上で仲間を待ちます。

CP8では再びサポート合流。朝食を食べて45分のんびりしました。ここで新調したユニフォームに着替えてゴールを目指します。残り20数キロ。目標の24時間以内完走は微妙なところ。CP9までは下り基調で、しかも舗装道路。ここは走って時間を詰めていきます。CP9で残り12kmで2時間。体調の悪いメンバーは気温が上がって辛そう。皆で励ましあいながら先に進みます。彼がスローダウンしたので私が最後尾で激励しながら何とかスピードを維持。最後の2kmは走ってゴールしました。23時間17分でなんとか目標の24時間を達成しました。

★感想★
香港で最大のトレランの大会、というよりは募金活動にウォーキングイベントが組み合わさったと言ったほうが適切かもしれません。制限時間48時間なのですべて歩き続けてもゴールできます。トップチームはメーカーサポートのチームから我々のようなトレラン愛好家、でもこれはむしろ少数派で、多分7割方速さの差こそあれ歩きメインのチームが占めるのではないでしょうか。職場の人や家族の応援に支えられて100kmを自分の足で歩く。ゴールに飛び込んでくる人の笑顔は格別ですね。サポートやボランティアの皆さんありがとうございました。そしてこの記録を書いている今もまだレースは継続しています。コース上にいる方、最後まで頑張ってください。

トレイルランニングレース#19