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記録ID: 1011419
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ハイキング
東海

笹畑山(奥美濃の猛烈なヤブ山)

2016年11月20日(日) [日帰り]
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コースタイム

日帰り
山行
4:30
休憩
0:00
合計
4:30
10:30
270
ガッパ谷林道入口
15:00
ガッパ谷林道入口
天候 霧のち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
神崎川(山県市)最奥の廃村仲越からスタート。日永岳登山口の仲越分校跡まで岐阜中心部から車で1時間半。日曜日は伊住戸鉱山休日で大型ダンプの通行がないが平日は対向困難。
コース状況/
危険箇所等
神崎川最奥の廃村仲越から旧道と沢を遡る予定だったが、濃霧で出発が遅れてしまった。仲越沢は倒木多く時間的に無理だから、ガッパ谷を1Km入った所を起点にする林道を峠まで歩く。林道の入り口は施錠されており、車の通行不可。(板取側からの進入は可能)
ゴロゴロの滝。神崎川水系ではたぶん一番大きな滝。15m。昨日の雨で2本に分かれている。普段は一本。県道から見える。
2016年11月20日 10:53撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
5
11/20 10:53
ゴロゴロの滝。神崎川水系ではたぶん一番大きな滝。15m。昨日の雨で2本に分かれている。普段は一本。県道から見える。
仲越沢の入り口。左岸に杣道があるはずだが、やぶ、倒木に塞がれて確認困難。
2016年11月20日 11:32撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
5
11/20 11:32
仲越沢の入り口。左岸に杣道があるはずだが、やぶ、倒木に塞がれて確認困難。
名古屋から来たという「秘境探検家」と愛犬ゴン。怪しげなやぶ漕ぎ装備の登山者に興味深々。いつもは他人には猛烈に吠えるらしいが、私とはすぐ仲良しになった。徳山門入のナナちゃんと同じような優しい目をしている。
2016年11月20日 11:41撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 11:41
名古屋から来たという「秘境探検家」と愛犬ゴン。怪しげなやぶ漕ぎ装備の登山者に興味深々。いつもは他人には猛烈に吠えるらしいが、私とはすぐ仲良しになった。徳山門入のナナちゃんと同じような優しい目をしている。
仲越ー板取林道。車での通行は出来ないが、ホハレ林道よりは落石もなくしっかりしている。
2016年11月20日 11:47撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 11:47
仲越ー板取林道。車での通行は出来ないが、ホハレ林道よりは落石もなくしっかりしている。
諸事祈願。どんな願い事でも叶えてくれるのかな。神崎と板取境界の峠に立つお地蔵さん。この裏から尾根に取りつく。道や目印テープ等一切無し。
2016年11月20日 12:23撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:23
諸事祈願。どんな願い事でも叶えてくれるのかな。神崎と板取境界の峠に立つお地蔵さん。この裏から尾根に取りつく。道や目印テープ等一切無し。
途中に崩落地あり。
2016年11月20日 11:55撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 11:55
途中に崩落地あり。
ヤブヤブ。またやぶ。人間の進入を拒んでいる。
2016年11月20日 11:58撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 11:58
ヤブヤブ。またやぶ。人間の進入を拒んでいる。
根曲がり竹。春は熊の大好物タケノコの宝庫。
2016年11月20日 12:25撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:25
根曲がり竹。春は熊の大好物タケノコの宝庫。
ただひたすら尾根を辿る。
2016年11月20日 12:26撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:26
ただひたすら尾根を辿る。
紅葉はところどころ綺麗なのだが。鑑賞どころではない。
2016年11月20日 12:42撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:42
紅葉はところどころ綺麗なのだが。鑑賞どころではない。
真っ赤なモミジ。
2016年11月20日 12:43撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:43
真っ赤なモミジ。
標高900mで撤退決定。頂上まではあと1時間弱の頑張りだろうが。
2016年11月20日 12:46撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:46
標高900mで撤退決定。頂上まではあと1時間弱の頑張りだろうが。
尾根途中に一升瓶。登山者や山仕事の人のものとは思えないから、熊ハンターがこの辺りでビバークしたのだろうか。一晩で一升は翌日仕事にならないだろうから、何日も泊まったのだろうか。
2016年11月20日 12:47撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:47
尾根途中に一升瓶。登山者や山仕事の人のものとは思えないから、熊ハンターがこの辺りでビバークしたのだろうか。一晩で一升は翌日仕事にならないだろうから、何日も泊まったのだろうか。
ヤブのすき間から見た日永岳。反射板がかすかに見える。
2016年11月20日 12:51撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 12:51
ヤブのすき間から見た日永岳。反射板がかすかに見える。
熊捕獲用の罠。頑丈な鉄格子が錆びている。この辺り、かつてはくまハンターが相当数居たらしい。しかし、どのようにここまで、運び揚げたのだろうか。相当深い谷底だ。
2016年11月20日 13:24撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 13:24
熊捕獲用の罠。頑丈な鉄格子が錆びている。この辺り、かつてはくまハンターが相当数居たらしい。しかし、どのようにここまで、運び揚げたのだろうか。相当深い谷底だ。
林道の途中で恒例の演奏会。曲目はひばりの「あの丘越えて」♪イヤッホー。登山者というよりは木こりのオッサン。バックは笹畑の尾根。
2016年11月20日 13:49撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 13:49
林道の途中で恒例の演奏会。曲目はひばりの「あの丘越えて」♪イヤッホー。登山者というよりは木こりのオッサン。バックは笹畑の尾根。
林道は落ち葉の絨毯が延々と続く。アメリカ大統領でもこんな贅沢な絨毯は歩けまい。
2016年11月20日 14:15撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 14:15
林道は落ち葉の絨毯が延々と続く。アメリカ大統領でもこんな贅沢な絨毯は歩けまい。
林道途中二又に分かれている沢。ここから尾根へはショートカットできそうだが。NETにも尾根からここに下った記録がある。
2016年11月20日 14:23撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 14:23
林道途中二又に分かれている沢。ここから尾根へはショートカットできそうだが。NETにも尾根からここに下った記録がある。
林道途中の真っ赤なモミジ。
2016年11月20日 15:00撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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11/20 15:00
林道途中の真っ赤なモミジ。

感想

 日永岳から笹畑山は目と鼻の先である。花房山から雷倉より近そうだが、おそらくその数倍の手強いやぶになっているだろう。残雪期に花房ー雷倉を歩いたことはあるが、この笹畑の尾根も残雪期にしか歩けないだろう。NETでは数人が歩いた記録はあるが、早朝に分校跡を出発しないと、無理だろう。10時過ぎに登り始めていてはとてもじゃないが、太刀打ちできない。残雪期に再度リベンジ。
 林道の帰り道、空が晴れてきた。落ち葉の絨毯を踏みながら川浦(かおれ)三山の一角、日永岳を見上げた。すっかり紅葉は終わっている。もうすぐ真っ白になるだろう。

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コメント

わっ!
奥美濃を愛好する御仁と言えど、笹畑山にまで目を付ける方は極めて少ないと思います。三角点は無いけれど、貴重な1000m超ピークで、日永岳から眺めると気に掛かる山頂でした。笹畑山の東に突き上げる明石谷支流に地形的興味を持って、雨後の水量多い時期に計画したら面白かろうと考えたことがあり〼。
2016/11/23 9:10
Re: わっ!
明石谷の支流というと、セイ谷かナラ谷ですか。。。以前、日永岳へ登った時にイタゴ洞に興味を持ったこともありますが、とてもじゃないが私のような「沢屋もどき」には、手に負えそうもないと諦めたことがあります。10年ぐらい前です。「狂小屋」での失敗以来、すっかり臆病になってしまったようです。単独でシタ谷やヒン谷をよじ登った頃の「くそ度胸」も体力も今はありません。
 日永 ー 笹畑の縦走だけは近い内にやってみようと計画しています。
2016/11/23 10:17
Re[2]: わっ!
件の沢は、ナラ谷出合から明石谷本流を800m程遡って左岸に流入する一支流です。西面を流下するナラ谷の支沢も出合が滝の様で興味を惹きます。
シタ谷単独、ちょっと度胸要りますよあれは。
2016/11/23 11:09
Re[3]: わっ!
国土地理院の地図で、シタ谷とヒン谷に滝記号は「アマダル」(滝記号が上下逆向き)一個しかありませんが、巻くのに30分以上かかった滝が数本づつあります。「百山百渓」にも出てくる「冠滝」でさえ無記号です。国土地理院の調査能力を疑いたくなります。このような怠慢が奥美濃にはあまりにも多すぎる。macchanの力で何とかならないでしょうか。
2016/11/23 15:39
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