善光寺西街道・第2行程,村井宿〜岡田宿
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 131m
- 下り
- 129m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多賀神社と中田家には予め見学の申し込みをした。 |
写真
感想
善光寺西街道を歩く企画の第2段は、昨年1月20日の第1行程,洗馬宿〜村井の『学びつつ歩く歴史の道』に続いて、村井宿から松本宿を経て岡田宿に至る約16kmの行程。このメンバーで村井駅を8:50に出発した。おりしも神明宮のお祭りの日で街道脇の家々の玄関先には華やかな提灯が飾られていた。
街道を1kmあまりで19号線にぶつかり大きな陸橋を渡って。そこから芳川平田までの1km弱は国道を歩く。
国道の陸橋を渡ってすぐに芭蕉の『霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ おもしろき』
の句碑のある一里塚に到達。一里塚は中原の一里塚,郷原の一里塚に続いて3つ目で、解説には『文化十年(1814年)八月村井宿の銘がある』と記されている。
句碑には2つに折れたものをつないだらしい形跡が見られた。
3分ほど歩くと神明宮のお祭りの長持ちを担ぐ人達が休んでいるところに出くわした。話しを聞こうとすると音頭とりらしい人が『一丁,鳴らして見せましょうか!』と輿を担いでいた人達を立ち上がらせ、1人が長持ち唄のうような唄を声高に吟じるのに合わせて長持ちの担ぎ棒を上下に揺さぶり始めた。
担ぎ棒は直径15cmあまりだが長さが7〜8mもある長い白木の棒で、上下に揺さぶるとキュルキュルと音を立てる。そうやって音を鳴らしながら町内を練り歩くのだそうだ。
担ぎ手は『担ぎ棒は御柱に見立てたもので、檜でないとこう言う風に撓らず折れしまう!』と得意げに言って激しく揺すって見せてくれた。
『五千石街道』の分岐点
お囃子の時に景気づけする道具は経木を細く裂いてカラフルに染めたものらしく、振るとかさかさと乾いたいいをたてる。最後に『縁起物だから・・』と、引きちぎったものを1本づつ頂く。面白い祭りに遭遇したものだ。
平田からは国道が左にカーブするが、街道は直進して田川と言う川に沿って北上する。国道の喧騒から開放されて静かになったが、歩道と言えるほどの歩道がなく行きかう車を気にしながらの道が2kmあまり続く。
いささか歩きづらいが、家々の玄関脇や庭には色とりどりの花が咲き乱れ、雲ひとつない天候に風もさわやかで気持ちのいいウォーキングとなった。
第1目標の多賀神社は村井駅から4.5km。予定より10分遅れの10:10に着く。
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