熊野古道紀伊路(糸我王子〜三鍋王子)

2016年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 10:58
• 距離: 64.2km
• 登り: 1,048m
• 下り: 1,045m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:47
• 休憩: 0:11
• 合計: 10:58

6:44 JR紀伊宮原駅
7:26 7:27 糸我峠
8:55 8:55 河瀬の公衆トイレ
10:01 10:01 金魚茶屋跡
10:51 10:56 高家王子跡（内原王子神社）
15:05 15:05 切目駅
16:14 16:19 岩代駅
16:46 16:46 千里の浜
17:42 南部駅

天候

7:11　糸我王子　晴れ　7℃
10:55　高家王子　晴れ　20℃
17:42　南部駅　曇り　15℃

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

よく整備された道。基本的に舗装道歩きだが糸我峠、鹿ノ峠、榎峠、三鍋峠など峠越えの道中には未舗装の山道もある。みなべ町の千里王子へは砂浜を歩く箇所あり。

その他周辺情報

【参考にしたホームページ】
　わかやま観光情報　http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/index.html

写真

11/26 7:08

7:08
糸我王子
紀伊宮原駅から有田川を渡り本日最初の王子社、糸我王子。この近くには紀州城下から五里目にあたる一里塚や石柱の道標が残る。

11/26 7:27

7:27
糸我王子〜逆川王子
糸我峠より湯浅の町を望む。かつてここには茶屋あり。峠越えをする旅人もこの風景を見ただろう。

11/26 7:56

7:56
逆川王子〜久米崎王子
湯浅駅近くに残る立石の道町道標。石には「きみゐでら」「いせかうや右」などと彫られ熊野古道と高野山への道の分岐点だった。

11/26 9:01

9:01
東の馬留王子
紀伊路の難所鹿ノ峠への登り口。ここから鹿ヶ瀬峠まで2,430mとある。

11/26 9:28

9:28
東の馬留王子〜沓掛王子
標高354mの鹿ヶ瀬峠(大峠)。左奥に「是より紀三井寺七里」と彫られたお地蔵さまあり。もう少し先には江戸時代に茶屋が並んでいた広場があって休憩によい。

11/26 9:52

9:52
東の馬留王子〜沓掛王子
鹿ノ峠(小峠)から現存する熊野古道最長(503m)の石畳を下る。

11/26 11:29

11:29
愛徳山王子
道中から少し離れたところ、竹林小道を奥に建つ王子社へ。愛徳山王子は鎌倉時代初期には所在していた記録の残る社。

11/26 12:18

12:18
海士王子〜岩内王子
野口新橋。日高川を渡る。

11/26 12:57

12:57
塩屋王子
別名美人王子(祭神の天照大神の神像が美しいとことから美人王子と崇められてきたとのこと)。熊野古道に最初にできた格式ある王子社七つのうちの一つ。

11/26 13:23

13:23
塩屋王子〜上野王子
塩屋王子からは国道42号線に沿って海を右手に見ながら南下。

11/26 15:13

15:13
切目中山王子
五躰王子の切目王子から榎峠へ。峠の上に建つ王子社。藤原定家が建仁元年(1201年)に参拝したとの記録が残る。

11/26 15:43

15:43
切目中山王子〜岩代王子
道標のない分岐。ここは右の未舗装林道へ行く。やや下り基調の道を数百メートル進むと道標のある榎峠に出る。

11/26 16:16

16:16
岩代王子
九十九王子の中でも古くからある格式高い七王子社(藤代、塩屋、切目、磐代、瀧尻、近露、發心門)の一つ。海岸線に建ち正面には海原を望むことができる。

11/26 16:45

16:45
岩代王子〜千里王子
JR線路をくぐり砂浜へ。千里王子は写真左の小山の麓。海岸線を砂を踏みながら行く。

11/26 17:34

17:34
三鍋王子
熊野古道紀伊路三日目最後。藤原宗忠の日記中右記の天仁二年(1109年)に初見の王子社。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-615 オリンパス

感想

higashino9

熊野古道紀伊路3日目は糸我王子から三鍋王子まで。
平坦な道を行く紀伊路道中にあって最大の難所鹿ノ瀬峠を越える今回の行程。峠からの下りにある石畳は古道好きにはたまらない雰囲気あり。
美人王子の別名を持つ御坊市の塩屋王子からは海岸線に沿って行く。昔歩いた伊勢路にも似た気持ちが明るくなる道。海砂を踏みしめてゆく箇所は楽しい。
中辺路、大辺路との分岐である田辺まであと約10Kmのみなべ町まで来たところで帰京の時間となった。続きはまた後日。近いうちにやりたいものだ。