紀伊半島一周15日目(熊野古道13日目 御坊〜紀伊宮原)

2025年07月19日(土) [日帰り]

• GPS: 09:12
• 距離: 28.7km
• 登り: 627m
• 下り: 613m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:22
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:55

距離 28.7km 登り 627m 下り 613m

7:19 スタート地点
8:44 高家王子跡（内原王子神社）
10:26 10:28 金魚茶屋跡
12:32 12:34 河瀬の公衆トイレ
14:09 14:32 JR湯浅駅
15:47 15:53 糸我峠
17:14 熊野古道ふれあい広場

御坊駅・湯浅駅付近以外はお店がほぼないので補給は事前によく考えた方がいい。
また、公共交通機関的にも、御坊を出発すると湯浅駅まではリタイアできそうにないので注意。(ただし、広川IC付近にオンデマンドバスが走っているようだ)

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

START:御坊駅
GOAL:(紀伊宮原駅前)

宿泊：橘家

【通過した宿場】
湯浅
宮原

コース状況／危険箇所等

鹿ヶ瀬峠と糸我峠という2つの峠越えがあった。
いずれも危険度は低い。あとは舗装路。

[御坊〜湯浅]
御坊駅前コンビニで補給をして出発。平地をしばらく進み内原王子神社に到着。
この近くにも自販機があるがこの先は峠越えするまで補給できないので注意。
西川沿いに北上していくと徐々に高度が上がりだす。金魚茶屋跡付近に立派なトイレがあり、ここから登山口みたいな場所を過ぎると峠越えが始まる。
非舗装路＋つづら折りの石畳の道を進むとやがて鹿ヶ瀬峠に到着。
頂上には広い広場・ベンチがあった。下り側はすぐに舗装された道となるが木が良く茂った林道っぽい道で直射日光がなく、涼しい道だった。峠下り切る国道42号線脇にある熊野古道を進む。間もなく湯浅の街に到着する。

[湯浅〜紀伊宮原]
湯浅の市街を抜けて北上続ける。
方津戸コミュニティ広場のあたりから急激に高度が上がり始める。
何か所か道迷いそうな分岐があるので、地図見ながら進む。
みかん畑の間を進む感じで登山っぽくはない。全面舗装路だが
息が切れてかなりの斜度だった。
糸我峠頂上から先はわずかな区間、登山道のようなしっかりとした下り道があった。その先はまた舗装路での下りがゆったり続いた。
下山しおえて有田川にぶつかると紀伊宮原駅までは間もなく。
橋のたもとにコンビニがあるので寄って行った。

その他周辺情報

[湯浅米醤]
https://www.yuasa-kankokyokai.com/spot/7048/

旧湯浅駅舎にある料理。
ランチしようと思ってましたが14時ラストオーダーでありつけず・・・。
ゴハン・醤油がとてもおいしいらしい。

[橘家]
https://www.tatibanaya.jp/

紀伊宮原駅前にある宴会もできる大きな立派なお宿。
駅周辺にはあまり大きな建物はなく、お宿の看板は遠くからも良く見えました。
お風呂トイレは共同ですがとても綺麗。特にお風呂は1~2人用ながら
見晴らしの良い景色のお風呂でした。

素泊まりでの利用でしたが割烹料理店が併設されているようです。

写真

7/19 6:27

おはようございます。西武バス南紀白浜線でやってきました和歌山県。定刻通り藤並駅到着。

7/19 6:27

御坊駅に行く夜行バスがなかった。。

7/19 7:07

藤並駅→御坊駅までは紀勢本線で移動です。

7/19 7:13

今日は閑散とした区間を進むので駅前コンビニでしっかり補充していきます。

7/19 7:18

前回のゴール地点にやってきました。
ここから今回の旅スタートです。
残りはあと少し。いよいよ大阪までたどり着けそうです。

7/19 7:25

早速のどかな道になります。

7/19 7:25

めちゃくちゃ暑い。新兵器の日傘を投入しました。
なかなか効果がある気がします。滝のような汗からそこそこの汗になった。

7/19 7:30

海士王子。熊野古道、王子が沢山あります。

7/19 7:39

自販機発見。
コンビニで冷凍ペットボトル買ったのでまだ補給の必要なし。

7/19 7:40

あれ？想定していた道と違った。愛徳山王子沿いの道があるらしいのでそちら進むことにします。

7/19 7:43

ここから入っていくのか。

7/19 7:43

おぉ、林の中は涼しいわ。これはうれしい誤算。

7/19 7:45

いい感じの道も2~3分で終わってしまった。

7/19 7:48

日陰と日向の温度差が凄い。

7/19 7:57

善童子王子だそうです。
500メートルごとに王子があるな。

7/19 8:04

お地蔵さまが並んでます。

7/19 8:04

なんと、道案内が彫られているそうです。

7/19 8:12

こちらにもデカくてわかりやすい案内板。御坊市の教育委員会とかが設置してくれてるのかな。感謝。

7/19 8:12

稲がふさふさと育ってる。ザリガニは茹で上がってなかったけど
ジャンボタニシが沢山いました。

7/19 8:40

商店や工場脇など、何か所か自販機ありました。

7/19 8:44

内原王子神社前にトイレあり。

7/19 8:47

いつの間にか日高町に入ってた。熊注意。熊スプレー一応装備して進みます。

7/19 9:14

内ノ畑王子跡。

7/19 9:21

車道脇に小さな熊野古道あり。こういうところ見逃さない様子進みましょう。

7/19 9:35

たぶん、鹿ケ瀬峠突入前最後の自販機。

7/19 9:37

馬留王子跡。

7/19 9:45

こちらは王子ではなく四ツ石聖蹟地だそうです。
後鳥羽上皇が休憩したポイントらしい。

7/19 9:51

こちらも民家の玄関に下りていくような細道ですが降りるのが正解でした。

7/19 9:58

7/19 10:13

沓掛王子

7/19 10:15

ついに家がなくなった。

7/19 10:18

水たまりにトノサマガエル発見。珍しい。

7/19 10:21

こちらは左。要所要所に案内板があります。

7/19 10:24

金魚茶屋に到着。名前の通り金魚がいたらしい。
鹿ケ瀬峠の南側登り口ということで宿場だったのか。

7/19 10:24

涼しげな川沿い。

7/19 10:26

峠登り口到着。綺麗なトイレがありました。
飲料には適してなさそうですが水道もあったので
タオルを冷やしていきました。

7/19 10:32

登り返し。というほどでもなく緩い道です。

7/19 10:35

室町時代に建てられた碑がポツンと立っている
よくぞ壊されず残ったものです。

7/19 10:35

山奥ですが熊野古道公園がありました。
ベンチあり。

7/19 10:44

道には川が流れ込んで水びだし。

7/19 10:45

カニがいた〜

7/19 10:48

噂の500m石畳かな？でも新しい感じがする。

7/19 10:51

公園敷地途中から急に斜度が上がってきました。

7/19 10:53

お、石畳案内板があった。

7/19 10:54

この橋を渡った先から「オリジナル」の石畳らしい。

7/19 11:08

おぉ、古そうないい感じの石畳だわ。

7/19 11:10

つづら折りの登りを歩き切るとすぐに小峠に到着

7/19 11:11

小峠〜大峠間はあまりアップダウンなし。

7/19 11:18

ちょっとだけ道が崩れてるポイントあり。

7/19 11:26

大峠到着！登りは息が上がるほどの場所はなかった。
(ただし、暑すぎて汗だくです。)

7/19 11:26

とても詳しい道案内アリ。

7/19 11:27

この大峠には茶屋があったらしい。

7/19 11:36

お地蔵様が安置されてました。

7/19 11:37

ここから湯浅に向かって下りになります。

7/19 11:41

この辺の石畳は近年整備されたものですね。
コンクリ舗装もされてます。

7/19 11:48

獣除けフェンスあり。

7/19 11:49

ついに舗装路に。

7/19 12:02

見通しのある場所に出ました。真北を向いてますが
まだ湯浅の街は見えないですね。

7/19 12:06

緩い下りが続きます。

7/19 12:12

こちらの獣除けフェンスは開けっぱなしだった。

7/19 12:20

お、立場跡だ。大名が籠を乗り換えた場所ですね。
つまり峠入口(出口)に到着したみたい。

7/19 12:21

何か書いてそうな読めそうで読めない石標。
現代の道案内版をベースに進みます。

7/19 12:21

馬留王子・・・あれ？峠越え前にも同じ王子があったような。
重複OKなんだ。

7/19 12:33

河瀬集会所前にピカピカのトイレがありました。
ありがたく使わせてもらいました。

7/19 12:38

おぉ、昔旅籠があったらしい。
北側の峠口となるこの辺りにも宿場があったんですかね。

7/19 12:40

河瀬王子跡。

7/19 12:39

巨大な岩が鎮座してます。

7/19 12:42

道案内を兼ねた供養塔だそうです。
書いてある文字の説明付き。これはありがたい。

7/19 12:46

この辺りまでバスが着ているみたいです。
それなりに本数あり。GOAL地点にしても良さそう。

7/19 12:47

あら・・なんだか気になる癒しの水看板。
寄って行こう。

7/19 12:49

（株）タストの工場敷地内で湧き水が解放されてました。

7/19 12:50

しっかり水質管理されているようなのですが
残念ながら暑さからかお湯のような温度になっているのに加え
硫黄っぽい味がして飲むのには適さない状態でした。残念。

7/19 12:50

蛙が干からびていたので水をかけてあげました。先を急ぎます。

7/19 13:04

峠越え後、初めての自販機。水分ガッツリ補給してきました。
出発時の冷凍ペットボトルはとっくになくなってました。

7/19 13:12

国道42号線を脇のこの道が熊野古道・・・。

7/19 13:17

渡れるか？と思ってましたがダムがあって進めず。
国道を迂回します。

7/19 13:27

緑色の実が成ってる。きっと有田みかん。

7/19 14:08

賑やかな住宅街に入りました。

7/19 14:10

紀勢本線ガードを潜ると

7/19 14:11

湯浅駅に到着しました。
残念ながら旧駅舎で頂けるランチは14時ラストオーダーで
頂けませんでした。

7/19 14:13

すぐ隣に現駅舎があるのでクーラーが聞いた待合室でちょっと休んでいきました。

7/19 14:32

こちらの食堂も14時でランチ終了・・。

7/19 14:36

仕方なくランチは抜きで商店街を進みます。

7/19 14:39

交差点に巨大な石標発見。きみいでら・・って書いてある気がする。

7/19 14:46

郵便局を居抜きで作ったような不思議な外観の銭湯がある。
プールも併設されてました。

7/19 14:54

地中に埋まっていた巨大な木片らしい。
これほどの大きさのものがカタチ保ったまま出土されるのは珍しいそうです。

7/19 15:03

糸我峠登り始めます。
ここから登る計画でしたが車道沿い迂回するよう看板が建ってたので従うことに。

7/19 15:07

湯浅の街からだいぶ離れました。標高も上がってきました。

7/19 15:09

さっき登ろうとしてた道はここで合流します。う〜ん、やっぱり通行禁止されてるわけでもなかったし、迂回すべきじゃなかったかも。

7/19 15:11

糸我峠手前ですが方津戸峠という地点まで来ました。

7/19 15:15

井戸あり。まだ水は使えるのだろうか。

7/19 15:20

引き続きぐんぐん登っていきます。

7/19 15:27

この辺りが一番斜度がありました。

7/19 15:32

日陰があると風が吹き抜けるし涼しい。

7/19 15:47

峠の茶屋跡。

7/19 15:47

糸我峠到着です。
案内板が整備中だった。

7/19 15:48

ここからの下り道が分かりにくかった。

7/19 15:48

この建設中看板の脇から降りていくのが正解。

7/19 15:51

初めは少しだけちゃんとして登山道な道が続きます。

7/19 15:54

5分もかからず緩い道になりました。

7/19 15:55

すぐに舗装路に。

7/19 15:56

おぉ、紀伊宮原の市街地が一望できます。

7/19 16:07

糸我王子跡。

7/19 16:17

糸我稲荷まで来ました。峠越え完了。
跡は宿に一直線。

7/19 16:17

糸我一里塚発見。

7/19 16:20

どうやら紀伊藩の号令の下
和歌山城を起点として整備された一里塚らしい。
分かりにくいけど微妙に原形の塚が残ってる？

7/19 16:27

有田川に出ました。

7/19 16:30

対岸には本日のお宿が見える。

7/19 16:34

久しぶりのコンビニに滑り込みます。
イートインがあったので昼ゴハンしていくことにしました。
夜ご飯も買い込んで出発。

7/19 17:01

昔は渡し船が通ってたそうです。現在は営業してないので宮原橋を越えます。

7/19 17:08

今日のゴールまであと少し

7/19 17:09

紀勢本線越えます。紀伊宮原駅近いはずですが見えない。

7/19 17:14

ゴール！
宮原警察駐在所前交差点で今日の旅を終わります。

7/19 17:16

徒歩2分本日のお宿橘屋さん到着。

7/19 17:22

とてもきれいな部屋にご案内いただきました。

7/19 17:28

お風呂別でしたがとても見晴らし良くていい感じでした。
ゆっくり休んで明日も早めに出発しようと思います。
お疲れ様でした！！

撮影機器：

iPhone 15 Pro Apple

感想

geopon

北海道・沖縄と7月は出張が続きましたが
今月は出勤日数が多いから有休取ってOKと言われ、
急きょ熊野古道続きをやることにしました。

八鬼峠あたりの激しいアップダウンを思い出すとだいぶ緩い道ではありますが
ここ連日の猛暑で、体力が想像以上に削り取られていきますね。
なんとか無事大阪まで頑張りたいと思います。