大蔵ヶ岳 - 周回に挑むも熊笹に阻止される

2016年11月29日(火) [日帰り]

• GPS: 03:20
• 距離: 6.0km
• 登り: 541m
• 下り: 542m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:34
• 休憩: 0:46
• 合計: 3:20

9:44 大藏嶽神社第二駐車場(本宮・社務所)
9:55 10:00 大藏嶽神社(中宮)
10:46 10:50 オニイタヤカエデの巨木
11:03 0:00 権現窟分岐
11:03 11:10 大藏嶽神社上宮(権現窟)
11:10 0:00 権現窟分岐
11:18 0:00 大展望岩分岐
11:19 11:43 大展望岩(昼食)
11:44 0:00 大展望岩分岐
11:46 11:47 造林作業道交差
11:52 0:00 曽根コース分岐？
11:53 11:56 大蔵ヶ岳
11:57 0:00 曽根コース分岐？(偵察開始)
12:00 0:00 偵察終了(撤退)
12:04 0:00 造林作業道(偵察開始)
12:13 0:00 偵察終了(撤退)
12:14 0:00 大展望岩分岐
12:18 0:00 権現窟分岐
12:18 12:19 大藏嶽神社上宮(権現窟)
12:19 0:00 権現窟分岐
12:26 0:00 オニイタヤカエデ
12:57 12:58 大藏嶽神社(中宮)
13:04 大藏嶽神社第二駐車場(本宮・社務所)

天候

晴れ（湿度のせいか霞みが強い）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山口市の『吉敷交差点』から、国道9号を津和野方面へ約28km(35分)、
三谷地区のレストラン『樹里庵』の交差点を県道11号へ左折。
その先200m、JR山口線の手前を県道311号へ右折して道なりに約4.5km、
『地福上』の集落を過ぎて道路左側に立つ『大蔵嶽神社』の看板を左折。
200mほどコンクリート舗装の林道を上がると神社の第二駐車場。
※駐車の際は神社へ申し出ておきましょう。

コース状況／危険箇所等

登山道は沢沿いに登るのがおよそ半分。
道幅が狭く、沢に向かって崩れている個所も多いので足元には注意が必要。
オニイタヤカエデの巨木から先は勾配がきつくなります。
作業用林道〜山頂は熊笹が密生しており、足元が見えません。

山頂手前にあるハズの『曽根コース』への分岐は確信が持てず。
※分岐っぽい踏み跡を進んでみるも、すぐ先で密生する熊笹に飲み込まれ、とてもそれ以上前進出来る状況ではなかった。

その他周辺情報

山口市市街地からだと『仁保入口交差点』の『7-11』が最後のコンビニ。
また、斜向かいには『スーパーまるき』もあり。
三谷地区で左折せず、国道9号を10km進めば、徳佐地区にも『7-11』『Lawson』の他、『スーパー丸久』うどん屋等あり。

写真

11/29 9:30

『樹里庵』を左折
ハンバーグが美味しいらしいです

11/29 13:18

『樹里庵』から200m先で右折します

11/29 9:36

あの看板を左折

11/29 9:44

『大藏嶽神社』第二駐車場、ここは本宮・社務所だそうで、中宮はここから徒歩10分

11/29 9:46

林道熊ヶ瀬線
クマ...

11/29 9:52

中宮までこのような
コンクリート舗装の林道

11/29 9:55

『大藏嶽神社』中宮
参拝時、宮司が出て来られ
お祓いして下さります

11/29 9:55

11/29 10:02

この春にも熊が出たそう
宮司さんからも
「熊にお気を付けて」と...

11/29 10:07

これから幾度と徒渉します
まず1回

11/29 10:11

そして2回

11/29 10:14

んで、3回

11/29 10:19

4回〜

11/29 10:24

所々、熊笹が煩いです

11/29 10:25

足元に注意しつつの
徒渉5回目

11/29 10:26

続いて6回目〜

11/29 10:29

このコース1番の段差

11/29 10:32

やれやれ、7回〜

11/29 10:33

まだまだあるのか
8回目

11/29 10:35

滝がある〜
9回で徒渉終了

11/29 10:36

9回目の徒渉時に見える
小さな滝

11/29 10:37

大きな石が出てきた

11/29 10:41

突如現れる巨木
これがイタヤカエデ？

11/29 10:41

でっけーな
後ろの岩もデカい

11/29 10:43

巨石の間を進む

11/29 10:44

薄い層が積み重なった岩
溶岩が急冷されたもの？

11/29 10:46

小さな森

11/29 10:46

どわっ！
突如現れたこの樹こそ
イタヤカエデの巨木！

11/29 10:48

さっきの巨木の数倍デカい
幹周り10mはありそう
推定樹齢は400年だとか

11/29 10:54

ここは分岐っぽいけど
右へ上がるのが正解

11/29 10:54

ちなみに左は沢に出る感じ

11/29 11:02

勾配がきつくなります
あれは...なんだ？

11/29 11:02

んっ？

11/29 11:03

ここに分岐あり
直進は『権現窟』へ
右は山頂へ

11/29 11:03

でかーっ！
県下最大の岩窟で
『大藏嶽神社』上宮なのだとか

11/29 11:06

こちらでも参拝

11/29 11:07

「終戦後、古神道学者の夢枕に白髪の翁が現れ、「岩戸開きをしてほしい」とのお告げがあり、昭和37年にこの岩屋で岩戸開きの神事が行われた」とのことです

11/29 11:10

岩窟から10数m戻り、
分岐を山頂方向へ

11/29 11:11

上空視界が開けた

11/29 11:16

こけー

11/29 11:18

『大展望岩』分岐

11/29 11:19

分岐から30mほどかな？

11/29 11:19

絶景で〜す♪

11/29 11:19

下山に使う予定の
『曽根コース』の尾根

11/29 11:32

昼は細巻き

11/29 11:37

北東方向に『十種ヶ峰』
右の方には霞んでいるが
『青野山』も見える

11/29 11:37

『青野山』は溶岩ドームなんだとか

11/29 11:38

山口県のMatterhorn
『十種ヶ峰』

11/29 11:40

落ちたら命の保証は...

11/29 11:40

あそこの尾根、
道があるなー

11/29 11:41

登ってきた谷を見下ろす
右下の白っぽい樹は
イタヤカエデの頂部だろうか？

11/29 11:43

昼を食べて元気百倍
レッツゴー！

11/29 11:44

大展望岩分岐を山頂へ

11/29 11:44

素晴らしいパノラマでした

11/29 11:46

林道へ出た
正面の石段が山頂への道

11/29 11:46

作業道大槻線だそうな

11/29 11:49

そして、この熊笹である
(´・ω・`) ショボーン

11/29 11:50

ここに分岐っぽい痕跡
が、確証持てず...

11/29 11:50

「宮ノ原コース」と
マジックで書かれている

11/29 11:53

で、ここが山頂？
三角点はここには無いようだ

11/29 11:55

僅かに展望あり

11/29 11:56

筆記用具はなかったので書かずに引き返します

11/29 11:57

うんざりしちゃう

11/29 11:57

ここにも分岐っぽい踏み跡
しかし『曽根コース』の文字は無く、進んでみるも強烈な熊笹に行く手を阻まれる

11/29 11:58

仕方なくピストンに予定変更

11/29 12:04

作業道で閃いた
右に進めば曽根コースと交差するのでは？

11/29 12:05

こんな感じで100mほど歩くも、結局熊笹に阻止され登山道発見には至らず(涙
再び作業道を引き返し、来た道を降りる

11/29 12:23

そういや、大崩山の『七日廻り岩』の辺もこんな感じの岩だったな...規模は違うけど

11/29 12:23

ミルフィーユみたいだ

11/29 12:56

『大藏嶽神社』まで戻りました

11/29 12:57

ありがとうございました

11/29 13:04

そして第二駐車場へ到着
周回出来なかったのは残念

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

装備

備考

鉈鎌持って登るつもりだったが、車に忘れてしまった。

感想

Hans-R1

今朝の気温は2度くらい。
車のフロントガラスは霜で凍ってた。
ちなみに霜は気温4度以下であれば降りるらしい。
※他に風が弱い、天気が晴れ、湿度が高いなど条件があるそうな

自宅出発は少し遅くなり、10:00前。
気温は幾らか上昇したようだが、それでも道端にある気温計には4度と表示されていた。
出発が早ければもっと寒かっただろう。
向かう阿東町は山口市市街地と比べて気温は2〜3度低いハズ。

今回初めて登る『大蔵ヶ岳』は標高835m
登山口からの標高差は400m程度だと思われるので、そんなにキツイ山行にはならないだろう。
『宮の原コース』で登って、山頂を踏んで『曽根コース』で降りれば、
距離もそこそこに伸びる良い周回路になりそうだった。

しかし、山頂に近づくにつれ、熊笹の猛威に行く手を阻まれる。
山頂は「ここが山頂？それとも、もう少し奥にある？」と思うほど荒れており、では、もう少し奥に行って見ようかと思っても、やっぱり熊笹に行く手を阻まれるのであった。
仕方なく、山頂と思われる場所を後にして、曽根コースへの道を探すも、熊笹に覆われた踏み跡を探すのは容易ではなく、見付けたとしても、それをかき分けて進むにはどれほどの時間を要するのかも見当がつかなかった。
結局、周回は諦めて来た道を戻ることにしたのだった。

今回、唯一救われたのは『大展望岩』からの眺め。
『展望岩』と名前が付いているところは往々にして、木々が生長して眺めは悪くなっている。
しかし、ここはしっかりと展望に開けていた。
山頂で食べようと思っていた昼をここで食べることに変更したのは正解だった。