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Yamareco

記録ID: 1024772
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念

2016年12月09日(金) 〜 2016年12月11日(日)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
41.9km
登り
2,795m
下り
2,797m

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
0:00
合計
3:30
2日目
山行
11:00
休憩
0:00
合計
11:00
8:00
420
15:00
15:00
240
19:00
3日目
山行
9:30
休憩
0:00
合計
9:30
7:00
60
8:00
8:00
60
9:00
9:00
240
13:00
13:00
120
15:00
15:00
60
16:00
16:00
30
16:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
穂高駅からレンタサイクルで登山口の近くまで。
雪が出てきたあたりで自転車を停め徒歩。
コース状況/
危険箇所等
トレース一切なし、ハイマツ帯のあたりヘソより上のラッセルあり。稜線に出てしまえば比較的スイスイ進める。場所によっては肩まで雪があるところも。下山時は森林帯の雪に埋れた木の根で何度も転んだ。
自転車で行けるとこまで行きます。道路に雪が出て来たのと坂が急で漕げなくなったのでデポします。
2016年12月09日 18:24撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/9 18:24
自転車で行けるとこまで行きます。道路に雪が出て来たのと坂が急で漕げなくなったのでデポします。
登山口近くの屋根付きベンチで前泊します。冬期小屋に泊まるつもりなのでこのショボいテントはこの日のみ使いここにデポしていきます。
2016年12月09日 21:11撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
4
12/9 21:11
登山口近くの屋根付きベンチで前泊します。冬期小屋に泊まるつもりなのでこのショボいテントはこの日のみ使いここにデポしていきます。
森の中です。
雪は20cmくらいなのでツボ足でも平気です。
2016年12月10日 08:32撮影 by  iPhone 7, Apple
2
12/10 8:32
森の中です。
雪は20cmくらいなのでツボ足でも平気です。
雪が厚くなってきます。
ツボ足ではかなり体力を使います。
スノーシューをはきます。
2016年12月10日 10:21撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
2
12/10 10:21
雪が厚くなってきます。
ツボ足ではかなり体力を使います。
スノーシューをはきます。
森林限界のあたりです。
前常念のお出ましです。
風がかなり強いため5分も止まっていると体が震え出します。
2016年12月10日 12:34撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/10 12:34
森林限界のあたりです。
前常念のお出ましです。
風がかなり強いため5分も止まっていると体が震え出します。
肩あたりまであるパフパフの雪です。
松の上に積もった所を探し当ててスノーシューで歩けば、あまり沈まないのでラッセルしないでも進めます。
2016年12月10日 12:45撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/10 12:45
肩あたりまであるパフパフの雪です。
松の上に積もった所を探し当ててスノーシューで歩けば、あまり沈まないのでラッセルしないでも進めます。
稜線に出ましたがガスの中です。
風が猛烈に強く地吹雪がふいてます。
2016年12月10日 13:59撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
12/10 13:59
稜線に出ましたがガスの中です。
風が猛烈に強く地吹雪がふいてます。
ガスが晴れました。
風はどんどん強くなります。
2016年12月10日 14:19撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
12/10 14:19
ガスが晴れました。
風はどんどん強くなります。
時折厚い雲が太陽を隠してあたりが暗くなります。
2016年12月10日 14:41撮影 by  iPhone 7, Apple
3
12/10 14:41
時折厚い雲が太陽を隠してあたりが暗くなります。
尾根上でもガチガチな場所はほぼなく、ヘソくらいまで沈むか、もしくはくるぶしくらいまでかと言った感じです。
岩の上を選んで進めば、足には何も付けずに進む事もできます。
2016年12月10日 14:54撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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12/10 14:54
尾根上でもガチガチな場所はほぼなく、ヘソくらいまで沈むか、もしくはくるぶしくらいまでかと言った感じです。
岩の上を選んで進めば、足には何も付けずに進む事もできます。
ソロなのでラッセルの交代要員はもちろんいません。
想像以上に時間を食い、日が陰ってきてしまいました。
計画通りにはいきません。
2016年12月10日 16:16撮影 by  iPhone 7, Apple
6
12/10 16:16
ソロなのでラッセルの交代要員はもちろんいません。
想像以上に時間を食い、日が陰ってきてしまいました。
計画通りにはいきません。
夕日です。目を開けていられないくらいの強風で、伏せつつ風が息をしている間に進むのを繰り返します。
2016年12月10日 16:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/10 16:16
夕日です。目を開けていられないくらいの強風で、伏せつつ風が息をしている間に進むのを繰り返します。
蝶ヶ岳まで行く予定でしたが、常念小屋に行くしかなくなりました。分岐から小屋までの下りから見た、夕日に沈む槍から穂高の稜線です。他の人の写真では槍の穂先だけは雪をまとっていなくてまっ黒いのを見たのですが、この時は槍も雪化粧をしていました。
2016年12月10日 16:47撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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12/10 16:47
蝶ヶ岳まで行く予定でしたが、常念小屋に行くしかなくなりました。分岐から小屋までの下りから見た、夕日に沈む槍から穂高の稜線です。他の人の写真では槍の穂先だけは雪をまとっていなくてまっ黒いのを見たのですが、この時は槍も雪化粧をしていました。
夜になっても月が明るいので歩けます。ただ上空に雲が無いため放射冷却でかなり冷え込みます。
2016年12月10日 16:48撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5
12/10 16:48
夜になっても月が明るいので歩けます。ただ上空に雲が無いため放射冷却でかなり冷え込みます。
冬期小屋の出入り口が普通の窓になっていて、アルミサッシが凍っていて開かずに苦労しました。
寒いので外に出て適当な場所をラッセルして体を温めました。
2016年12月10日 18:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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12/10 18:40
冬期小屋の出入り口が普通の窓になっていて、アルミサッシが凍っていて開かずに苦労しました。
寒いので外に出て適当な場所をラッセルして体を温めました。
朝です。風は依然として強いです。
2016年12月11日 07:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/11 7:13
朝です。風は依然として強いです。
常念岳アタックです。常念ピーク付近から前常念岳の方を見た写真です。
2016年12月11日 08:57撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3
12/11 8:57
常念岳アタックです。常念ピーク付近から前常念岳の方を見た写真です。
なんとか常念のピーク踏めました。
蝶に行くか迷いますが、風が強過ぎるのと晴れ間がないので元気が出ず、ピストンにしようと決めます。
2016年12月11日 09:01撮影 by  iPhone 7, Apple
4
12/11 9:01
なんとか常念のピーク踏めました。
蝶に行くか迷いますが、風が強過ぎるのと晴れ間がないので元気が出ず、ピストンにしようと決めます。
前常念岳のあたりから振り返って常念岳です。
あんな険しい山のてっぺんに立っていたなんて信じられません。
裏は意外となだらかなんですが。
2016年12月11日 09:13撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/11 9:13
前常念岳のあたりから振り返って常念岳です。
あんな険しい山のてっぺんに立っていたなんて信じられません。
裏は意外となだらかなんですが。
無事にもとの登山口です。
自分のトレースがあったので、下山はとても楽チンでした。
2016年12月11日 12:48撮影 by  iPhone 7, Apple
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12/11 12:48
無事にもとの登山口です。
自分のトレースがあったので、下山はとても楽チンでした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 調理用食材 飲料 コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シェラフ
備考 アイゼンは1時間くらいしか使わなかった。
スノーシューだけでも良かった。
サングラスをしていたがゴーグルが欲しかった。
ピッケルじゃなくストックの方が便利だったかも。
iPhoneをいじる為にタッチペンを持っていたのが本当に便利だった。

感想

1番初めの予定では、蝶ヶ岳に一泊してから常念岳に行き、三角を描き三股まで降りてくる予定でした。
しかし帰宅の時間を早めたいので、逆回りにして常念を先に踏んで蝶まで行き、そこで泊まることにして登り始めました。
しかし思ったより雪が濃く道は険しく、ラッセルなどで時間を食ってしまい常念小屋で泊まる羽目になりました。
夜が明け常念のピークを踏み、そこで様子を見て蝶に行くか考えますが、またラッセル地獄だった場合さらに蝶ヶ岳ヒュッテでもう一泊の可能性が出てきて、そうなると死んでしまうので来た道を引き返すことにします。
下りは(自分のトレースがあるせいかもしれないですが)とてもスムーズでした。これなら登り始めた時の計画である、蝶ヶ岳を経由するルートも可能だったなと少し悔やみました。
得たものと反省点が沢山ある実りの多い山行となりました。

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利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
4/5

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