小別沢峠-大倉山-三角山 往復
- GPS
- 02:56
- 距離
- 4.8km
- 登り
- 388m
- 下り
- 430m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
震災後、初めて山に登った。といっても家のすぐそばだが。
先日荒井山で出会った人が「よくシールで三角山に登っている」と話していたのを思い出し、考えてみればスキーで三角山に登ったことがないので、今日は三角山を目指す。
小別沢トンネルの上から尾根上の自然歩道を大倉山〜三角山へと、左右の沢筋に滑れそうなところがないか探しながらたどってゆき、滑れれば、北西(左)の築山牧場の方へ滑って登り返し、三角山の頂上からは北東方向へ滑ってみようか、という考え。
奥三角山の東尾根の末端から、北側の山裾を巻くようにして小別沢トンネルの上を目指そうと考えていたが、この付近にタクシーが止まっていたので、しばらくトンネル方向へ車道を行って小尾根を1本越えたところから山に入り、シールをつけたスキーを履く。
自然歩道に出てからは、なるべくトレースを外して登るが、かなり雪が減っていて、限界も遠くない。三角山方面から来る人何組かとすれ違ったが、皆一様に驚いたような、あきれたような様子。
大倉山への登りでは、西尾根のP.300の方へスノーシューのトレースがあった。ここはツアーコースになっているのか?
大倉山から先はスキーでは未知の領域。左右の沢筋を、滑れそうなところがないか見ながら行くが、当たり前のことながら、なかなかいいところはない。木が多すぎたり、倒木だらけだったり。倒木は東面に多い。
大倉山の北の2つの290mピークを越えたところから西へ延びる尾根があり、その北側を西へ左股川へと下る沢が、傾斜も緩く、滑りやすそう。滑ってみようかとも思うが、とりあえずさらに北へ。
そんな感じで、写真を撮りながらののんびりした行動だったので、奥三角山から戻ってきた先ほどの人たちに次々に抜かれる。
途中から自然歩道を離れ、昨年春に行った、オペッカウシ、寺口山へ続く尾根へ。しかし、当初考えていた築山牧場への沢は倒木やブッシュがうるさくて、とても快適な滑降は望めそうにもないので、あきらめて引き返す。
途中から左へトラバースして三角山との最低鞍部へ。三角山への登りは急で雪も少なくなっているが、何とかスキーで登り切る。しかし、下りは大変そう。“肩”から頂上までも道を行く。
頂上から東の斜面はかなり木が密で、とても滑れそうにない。もう少し下まで行けばあるいは...しかし、とても快適とは思えないので、シールをつけたまま引き返す。
“肩”までは少しショートカットし、そこからが問題。シールをつけていると却って怖いので外す。スキーヤーズ・レフトの南側の斜面を横滑り、斜滑降で下るが、雪は完全に腐っていて、たちまちザザッと雪崩れて下の笹が顔を出す。雪崩れてもそれほど問題はないが、植物は多少傷つけてしまう。下から登ってくる人には顰蹙ものだ。
最低鞍部からはシールを貼らずにそのまま行くが、今日の雪はシールはよく効くが、ステップソールはあまり効かず、滑る。開脚登高で何とか乗り切る。
先ほど目をつけていた斜面を、左股川の方へ向かって滑る。雪質と道具(と技術)次第では割と快適そうだが、私の技術と今日の革靴、太板では何とか滑れる程度。それでも標高差にして5,60mは滑ったが、平らになってきたので戻ることにする。
沢の南側の支尾根を登って、自然歩道から西に延びる尾根へ上がる。ここも何とかウロコで。尾根に上がったところは、木が生えておらず、南側に、大倉山西尾根のP.300の北面がよく見える。頂上から一直線に右に落ちている北尾根と北西尾根が急峻で登高意欲をそそる。
自然歩道に戻ってからは南へ、来た道を引き返し、小別沢トンネルの上からも登り同様に奥三角山の北東の裾野を巻き、しかし今度は東尾根の末端で車道に降りた。
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