雪の稲村ヶ岳♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 907m
- 下り
- 907m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:56
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪がやわらかく凍っていなかったため、アイゼンは使用しませんでした。 |
写真
感想
<モモ夫>
この週は気温が高めだった日もあり、雪はそれほどないだろう、あっても融けてぬかるんでいるんじゃないかという思いがあった。
実際、登山口のある「母公堂」という場所までは車道にも雪もなく、登り始めてもしばらくは「ああ、残雪があるな」というレベルだった。
しかし、登るにつれ残雪が多くなり、もはや残雪ではなく雪山になっていた。
途中にある「法力峠」というところまで来るころになると、樹木には霧氷が張り付き、5〜10cmの積雪が辺りを埋めていた。
この法力峠から先は更に積雪量が増えていった。幸い、雪質がパウダースノーのためサラサラ(発泡スチロールのような粒粒サラサラ)で靴にまとわりつくことはなった。もちろんアイゼンは用意していたが、特に取り付けることもなく進むことができた。ただこんなに雪があるとは思っていなかったので、この先どうなるか不安があった。
出発時に2人の先行者のトレースがあったのでそれを辿りながら進んでいったが、途中その2人とすれ違った。「ラッセルが大変なので引き返してきました」とのこと。
となると、この先は誰もいないのでラッセルしながら進むしかないのかと思いながらその2人と別れた。
先月登った雨飾山でも雪で途中引き合えしてきた人に遭遇し、その先は僕らが先頭となって進んでいったが、またもやという感じだ。
気温は氷点下1〜2℃ではあったけど幸い風はなかったので寒さは感じなかった。それよりも踏み跡のない雪の中を進むのが大変だった。
出会った2名と別れてすぐ、山上辻という場所にある稲村小屋に到着した。当然閉鎖されているので、そのまま山頂目指して進んだ。
ここからも更に積雪量が増え、20cmぐらいはあっただろうか、踏み跡が当然ないため場所によってはそれ以上の深さで沈み込むところがあるなどペースが格段に落ちた。
途中斜面をトラバースするところがあったが、雪が柔らかすぎて足の置き場が定まらず緊張を強いられた。
ようやく辿り着いた山頂だが、一面ガスで眺望は全くなく、雨飾山の時のようなのような奇跡的な晴天は望めなかった。
戻りは自分たちのトレースを辿るだけだったのでスムースに下山できた。
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