九鬼山〜馬立山〜御前山へ

2011年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.2km
• 登り: 847m
• 下り: 947m

コースタイム

9:20禾生駅-11:20九鬼山-13:40馬立山-15:40猿橋駅-16:20猿橋

天候

〜晴れ〜
山頂のお昼の気温16℃

アクセス

利用交通機関：

電車

行き:禾生駅(富士急大月線)
帰り:猿橋駅(JR中央線)

コース状況／危険箇所等

登山ポストなし

●禾生駅〜九鬼山
　杉山新道1号路を登りましたが、歩きやすい道でした。

●九鬼山〜札金峠
　九鬼山を下った後の、紺場休場へ向かう道が急斜面のトラバースになるのですが、足場が狭いので注意が必要。

●金札峠〜馬立山〜御前山
　道ははっきりしてますが、斜度のきつい所が多く地面がパサパサで滑りやすいため、かなり気を使います。

猿橋駅から徒歩15分(吉久保バス停の下)に「湯立人鉱泉」があり、お湯につかって休憩することができます。
一人1000円。

写真

4/2 9:17

今日はここから出発。私達のほかに団体さんもいらっしゃいました。

4/2 9:20

これから目指す九鬼山は…どれ?

4/2 9:46

杉山新道の入り口。

4/2 9:56

ここで1号路と2号路に分かれます。私達は1号路へ。

4/2 10:12

木に咲く黄色い花を多く見かけました。「アブラチャン」という名前らしい。

4/2 10:14

アケボノスミレ?

4/2 10:19

アブラチャンの咲く道を山頂へ。

4/2 10:22

トカゲさんもおめざめ(@@)

4/2 10:35

タチツボスミレ?

4/2 21:53

木々のトンネル。素敵な道です。

4/2 11:07

リニアモーターカーの実験線と高川山がよくみえます。

4/2 11:15

富士見平からの富士山。すこしかすんでます。

4/2 11:22

九鬼山到着♪大菩薩嶺と百蔵山・扇山方面がよく見渡せます。

4/2 11:23

あ!　あれは先週行った雲取山でしょ?

4/2 21:53

九鬼山山頂からの下り。ちょっと険しいです。

4/2 12:28

アリ地獄のような斜面をトラバースします。足を滑らせたら上がって来れないかも(汗)

4/2 12:33

あまりよい道ではありません…

4/2 12:52

「峰広い」ってどういう意味?と考えてたら、どうやら「峰伝い」だったみたい。

4/2 13:06

「キジムシロ」

4/2 13:25

急登で〜す↑

4/2 13:28

馬立山の手前から九鬼山。

4/2 13:31

「アケボノスミレ」可愛らしい花です。

4/2 13:41

馬立山山頂(汗)なかなかしんどいっす。

4/2 14:11

「岩殿クラブ」さんありがとうございます。
手作り感たっぷりの看板助かりました。

4/2 14:31

御前山山頂。南側が絶壁ですのでご注意を。

4/2 14:32

写真だとわかりづらいですが…スパッと切れ落ちてますので、落ちないようにね。

4/2 15:13

最後の最後で桜に遭遇。ほっとしました。

4/2 16:18

名勝猿橋。日本三奇橋のひとつだそうです。

4/2 16:29

湯立人鉱泉のお庭でカタクリの花が咲いてました。今季初お目見えです。

4/2 16:32

湯立人鉱泉の様子。

撮影機器：

EXILIM ZOOM EX-Z270 カシオ

μTOUGH-6020 オリンパス

感想

masataro

大月市百蔵山(モモクラヤマ)で生まれた桃太郎は、上野原市の「犬目」で犬を
、大月市の「猿橋」「鳥沢」で猿とキジを引き連れ、九鬼山に棲む鬼を退治にや
ってきた…
こんな桃太郎伝説を残す九鬼山。自称、秀麗富嶽十二景ハンターといってはばか
らないclioneさんがこの九鬼山を放っておくはずがありません。というわけで、
今回もclioneさんセレクトのルートで春探しの山歩きに行きました。

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いつものように?ちょっと道を間違え、なんとか登山口にたどり着くと、

「ホーホケキョ♪」

ウグイスが気持ちよく鳴いてるのが聞こえます。この日は本当に暖かくて、よう
やく春が訪れたことを実感できる瞬間でした。

私たちがルートに選んだのは杉山新道1号路。思っていた以上に歩きやすい道で、
暖かい日差しの中でとてもご機嫌なハイキングになりそうな予感が。まだ多くの
花が咲いているわけではないのですが、けなげに咲くスミレや目に鮮やかな黄色
い花を咲かせるアブラチャンが私たちを出迎えてくれました。

そして2時間かからずして九鬼山山頂へ。伝説では鬼ヶ島になるのですかね(笑)
さほど広い山頂ではないのですが、大菩薩方面を眺めながら楽しいランチを取る
ことができました。ちなみに山頂から富士山は見えませ〜ん

ランチを終えると早々に出発。じつは、ここから猿橋駅までのほうが時間がかか
るのですよね。そのことは十分認識していたのですが…

どのような道を進むことになるのかは調査不足でした(汗)
道は決して快適なものではなく、アリ地獄のような斜面のトラバースに急上昇、
急降下、足場はすべりやすく全く油断がなりません。九鬼山から馬立山・御前山
への縦走路がガイドブックにないのはこのためなんですかねえ。
したがって、馬立山に向かい始めてから猿橋に下りるまで、すれ違った人はゼロ。
ただ、岩殿クラブさんによる道標があるので、迷うことはまったくありませんで
した。山頂の狭い馬立山、切り立った岩壁にある御前山を無事に通過して、やっ
との思いで猿橋駅へ下山。今週はのんびりハイキングのはずでしたが、気が付けば
かなりハードな山行となってしまいました(苦笑)

下山後は汗を流しに湯立人鉱泉へ。場所がわかりにくく、気付いたら日本三奇橋の
「猿橋」まで行ってしまいました。確かに奇橋と言われることはあって興味深い
橋でしたね。更に鉱泉の玄関先ではカタクリの花を見つけ、ちょっと得した気分♪

春はたくさんの花が咲き始めるので、次はどこへ行こうかと思い悩む今日この頃
です。

<おわり>