雪上訓練 in 玉原高原
- GPS
- 32:00
- 距離
- 1.8km
- 登り
- 20m
- 下り
- 29m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 3:10
- 合計
- 5:00
- 山行
- 1:20
- 休憩
- 5:40
- 合計
- 7:00
天候 | 大雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
スリング
カラビナ
レスキューシート
|
---|---|
備考 | 日光16号ー3藤原湖 |
感想
1年ぶりの玉原高原。基礎クラスの時は「雪山体験」だったのが、中級クラスではテーマが「雪上訓練」となり、レベルアップ。
天気予報は2日とも雪。気温ー10℃。どうなるんだろう???とやや不安。
<1日目>
予報通りの大雪。身支度を整えている間の数分でも、ザックにずんずん雪が積もっていく。今日は、雪が積もった斜面を使い、雪上訓練。明日は、尼ヶ禿山を目指して歩きたいとのことで、ガイドさんより、説明があった。
斜面の降り方。ともかく雪が深く、びっくりしたけど、なんとかできた。
斜面の登り方。雪の高さが腰まであるので、雪をかき分けて、足の上がる高さにしたら足を上げて踏む。後ろの足を抜く。ガイドさんがやると、なるほどー。と思うけど、実際にやってみるとなかなか大変。気合入れて頑張る!体力要。
何度か往復し、胸をついて滑って均してスロープができたところで歩行の練習。フラットフット。キックステップ。ストックの使い方。
アイゼンの装着。オーバーグローブつけての装着ははじめてで、モタモタ。やっと着けてチェックしてもらうと、靴底に雪がいっぱい付いていてダメ。やり直し。(こんなに時間かかっては、山では撤退です。雪山での装着をイメージして練習し、手になじませておくこと。)2回目は、皆少し、スピードアップできた。アイゼン歩行も練習した。注意:雪の上に不用意に物を置かないこと。(埋もれる・飛ばされる)
ストックを持つ位置や歩き方など、ガイドから言われたまま、するのではなく、アドバイスされたことをもとに、自分で感じ、自分で考えて実践することが大切とのお話があった。
<2日目>
朝、仲間で地形図を確認したら、尼ヶ禿山は結構遠い。行けるのかなぁ???
今日も大雪。気温ー6℃。昨日より長い行程なので、サングラスやめ、ゴーグルをつけた。昨日の斜面を過ぎ、広場まで歩いた。
ガイドさんが先頭でラッセル。広場までは、昨日基礎クラスがつけたトレースを歩いたけど、一晩でもだいぶ積もったようで、結構大変。
広場に入ったところで、前回(先週)より雪が降りすぎたため、トレースを掴むのが難しいとのこと。トレースのない雪の原をラッセルすることになった。
この天候と、このラッセルのスピードを考え、広場の斜面まで行き、訓練することにした。
基礎クラスのガイドさんが、ゾンデで雪の深さを測ったら、2m20cm。ラッセルは、腰までくらいだけど。ともかく雪深い。
先頭が道を作る。2番手が先頭と違うところを踏み、足場をつくる。3番手が、道幅を広げる。以降は、道を均していく。疲れる前に宣言し、道からよけて外れる。
添乗員さんが先頭、ガイドさんが2番手で進んでいるとき、3番手。道がきれいで進むのが楽だった。ガイドさんが先頭、私が2番手。先頭の役割は、とにかく道を進むこと。というわけで、私をどんどん引き離し進んでいった。2番手ってなんて大変!3番手とは大違いだった。
雪が深い場合、先頭はラッセルに時間がかかり、汗だく。最後尾は待つ時間が長く、冷える。(レイヤリングも考える。)
急斜面の登り。ちっとも進まない。「どうしたら、雪がいうことをきいてくれるのか?」考えること。難しいけど。深い雪はストックも足も垂直に入ったら、ずっと奥まで潜っていく。脛や、ストックなど、面で捉えるえることを考える。今回は、パウダースノーだけど、雪質によっては、もっと大変な場合もあるとのことだった。
急斜面の下り。最初良かったけど、あれ?と悩んでいるうちに深い雪の中でバランス崩し、身動きがとれなくなった。もがいてはいけないと言われていたけど。どうしよう?ガイドさんに声をかけられる前に、なんとか考えながら、脱出した。
2回目は転ばず、落ち着いてできた。3往復した。(疲)
帰り。せっかくラッセルしたのだから、自分たちのつくった道を歩く。均しが足りなくてボコボコ。足を取られる。同じ道を下山する際、道が悪いと疲労が増し、事故のもとにもなるので、できるだけいい道をつくること。
<バス>
ガイドさんより。玉原雪上訓練、毎年やっているが、いままでにない大雪。このような大雪・寒さ・雪深さを体験できることはなかなかない。よく頑張った。いい経験になると思う。と、お話があった。まさに。貴重な体験で、うれしかった。
<感想>
すごい体験。こんな体験でグッと自信がついて、うれしい。
仲間とともにラッセル共同作業。励ましあって、よく頑張った。
馬力ある仲間。すごい。(Naさん、Kさん)わたしもガンガン行きたいな。ちょっとうらやましかった。
山旅スクールのスタッフさんは、みんな面白く、訓練中も、宴会中も楽しかった。
水上館の水晶の湯・奥利根の湯、帰りに寄った望郷の湯。やっぱり温泉はいいなぁ。どれも雪見の露天風呂がよかった。
***そして、やっぱり、雪はいい***
コメント
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自分は21−22日の土日基礎クラスで行ってきました。
1日目は(ツアーとは関係ない)事故・事件続きで現地に行けず、谷川岳のふもとで1時間ほどの練習のみでした。
2日目はたんばらで快晴のもと体験練習しました。ラッセルは疲れるけど楽しかった。
herbkumaさん、こんにちは!土日組、大変だったことガイドさんにききました。
快晴での訓練、楽しかったでしょうね。平日組も、大雪だったけど、滑り台したり、転げまわったり、楽しそうでしたよ。私も去年はラッセル初体験で、とってもしんどかったんですが、今回は、覚悟きめてたせいか、思ったより辛くなかったです。
スクールで、いろいろ吸収・体験して、安全な山登りを楽しみましょうね。
baranekochanさん、こんにちは✨
雪上訓練お疲れ様でした❗
大雪の日に当たったのですね。
ガイドさんのいう通り、またとない機会に、貴重な体験だと思いますが、どか雪もどか雪だったようで、さぞや疲れたでしょうね。
安全な中で、大雪ならいいかもです。
MUSICA001さん、こんにちは!いつもコメントありがとうございます。
こんな大雪、なかなか体験できないなぁ。逆についてる!と思いました。
残念ながら、尼ヶ禿山は、私達には遠すぎて、登れなかったので、雪山でなく、雪原の訓練でしたが。まぁ。本当に楽しかったです。はたけば舞うような、パウダースノーでしたよ。
訓練中はヘトヘトなのに、終わってみれば疲れ残らず、筋肉痛もなく、今回は、地面より雪の方が足への負担は少なかったんだと思います。(それとも、頑張りがたりなかったか???)
△山は、楽しいこと、いっぱいありますね△
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