氷の神殿 雲竜渓谷


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 934m
- 下り
- 931m
コースタイム
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
日光東照宮から車で10分程度。 登山口までは少し長くなりますが歩いても向かえます。 (要スタッドレスやチェーンなどの滑り止め。雪が解けていればギリギリノーマルでも行ける?) 駐車スペースは数台分(頑張って5台ぐらい)しかありませんので込み合う週末なんかはかなり早く行かないと難しいでしょうね。 平日の7時半で既に無理でした。 比較的ゲートから近い場所の路肩が開いていたのでスコップで雪かきして整地して車を停めました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的には大部分が林道歩きですのでそれほど危険な場所はありません。 渓谷は渡渉が数回。飛び石で行ける所が多いですが、多少水に浸かる事もありますので防水、防寒のしっかりした登山靴で。 洞門岩から沢沿いをに下りれば距離は短くなりますが急斜面などを歩くところがあります。林道をそのまま行けば歩きやすいですが単調です。 アイゼン必要。 前爪が必要とは思いませんが、4本とか爪の短いチェーンスパイクみたいのだと爪が雪を噛んでくれないかも。 靴底全体に爪があり、長さもそこそこある8本歯ぐらいは欲しいところでしょうかね。 ピッケルなどは必要ないかと思います。 ヘルメット持ってる人多かったです。 アイスクライミングの方かと思いましたがそうではない様子。 ガイドツアーで安全のため使用しているっぽい感じでしたが一般の方でも使用している人を結構見かけました。氷柱が落ちてきた時のためですかね。 あと防寒具。この日は暖かかったですが渓谷は日陰も多く、沢沿いの風は冷たいです。冬山の服装は使う使わないはその時の状況次第ですが準備は必要です。 グローブ、靴、帽子等はちゃんと冬用を |
その他周辺情報 | 東照宮がすぐ近くです。 観光地、温泉等は下山後日光市街で簡単に見つけられると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
バーナー
コッヘル
ナイフ
ロープ
スリング
カラビナ
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感想
雲取山以来膝の調子があまりよくないので少し休養しています。
少し痛みも取れてきたので歩きに行きたいけどあまりきついとこは心配なので悩むところ。
雪山ハイクで楽しめるところ・・・
そういえばこの時期はあそこがあった。
雲竜渓谷。
調べてみたら以前行ったのは6年前でした。
たしかヤマケイか何かで紹介されて話題になった時に行ったんだと思う。人気が出始めた頃でしょうかね。
ここ数年はタイミングが合わなかったり(1末〜2初旬ぐらいしかこの景色は見られない)暖冬の影響もあってかあまり氷柱が育ってないようだったので足が向かなかったけど、今週は結構冷えた日が続いてるし結構いいんじゃない?
大半は林道歩きなのでそれ程足に負担も無いだろうし、雪山っぽい感じはしっかり味わえるだろうし。
そうと決まれば即行動。
人気の場所も平日だと混雑も避けられるだろうしね。
千葉からならいつもみたく仕事の後すぐに急いで向かう必要も無く、帰宅後少し寝てから早起きして準備をして出発。
深夜〜早朝は道も空いてるので思ったとおりの時間で到着。
が、7:30到着は遅かったか・・・。
数台しかない駐車スペースは埋まってました。
比較的近い場所の路肩をスコップで雪かきして一台分のスペースを作り車を停めて出発。
ゲートからしばらくはほぼ雪無しの舗装路歩き。
5分ぐらいすると林道もしっかり雪道です。
除雪車が追い抜いて行きました。って事はこの先は雪いっぱいだね。
林道歩きに少し飽き始めた頃、先程追い抜いていった除雪車が除雪作業をしていました。それを追い抜いちゃうと完全に雪道ですね。
先行の方が少しいたのでトレースはあります。まぁ道を間違える事は無いと思いますが。
洞門岩に到着。
この先はそのまま林道を進むか沢沿いに下りてゆくか二通り道がありますが変化のある沢沿いを行く事にします。足の調子も思った程悪くないので面白みのある方を歩きたいしね。ここでアイゼン装着。
この先渓谷奥まで何度か渡渉があります。だいたい2〜3歩で渡れるぐらいで、飛び石でいけるようなところが殆どですが、万が一の事を考えると登山靴の防水性は大事ですね。深さは足首程度なので冬用登山靴+ゲイターならじゃばじゃば沢の中を歩けます。
沢沿いのルートは少しアップダウンがあります。
渓谷入り口手前のところでそのまま一般道と合流ですが一旦ルートを外れて再び下り、沢を歩いて進みました。分かっちゃいたけど堰堤にぶつかりました。10mぐらいの滝ですが半分凍ってるとはいえ結構な勢いで流れてるので登れません。
脇を高巻きます。岩と雪の壁をえっちらおっちらよじ登り堰堤に沿って進むと一般道と合流。ちょうど雲竜渓谷入り口の階段のところです。
ここから友不知というところを通り(アイスクライミングの方が数名いました)
いよいよ氷柱群のある燕岩へ!
どどーんと太くて大きな氷柱が二本。
その奥にも今にも落ちてきそうなつららがいっぱいあります。(実際結構落ちてました)
そこそこ太さもあって迫力はありますが密度が薄いですね。叩いたら簡単に崩れちゃいそう。
温暖化の影響ですかね。年々雪や氷の量が減っている様子です。
そこから少し奥に雲竜瀑があります。
こちらも立派に凍っていました。
青空に氷瀑が美しい。
滝の脇に少し丘のようになっているところがあるのでそこに上がって休憩。
昼食を食べ、コーヒー淹れてのんびりと。
渓谷の更に奥の方も見渡せます。
と、ここで突風が・・・・。
厳しい山なんかではやらないですが結構適当に荷物広げちゃってて小さい荷物が飛ばされそう。ヤバイと思った矢先に被っていた帽子が飛ばされ、適当に置いてあったグローブが谷底へ・・・・。
あちゃ〜やっちまったよ。
とりあえず残りの荷物はしっかり纏めて飛ばないようにした後落ちた方向を見ると雪の上にぽつんと帽子が見えました。
グローブは真下に滑り落ちたような感じだったのでそれも近くに落ちている事でしょう。
一応小さい滝なんかでちょっと遊ぼうかなと思って縦爪のアイゼン履いてるし、ピッケルもある。短いけどロープもあるから10mぐらいなら懸垂で下りれる。
回収に向かいますかね。
燕岩のところまで一旦下り、沢沿いを奥に向かって進みます。
途中まではトレースがありましたが洞窟っぽくなってるところまでで終わってました。
この先はちょっと頑張って雪と岩の斜面を登ります。
平坦なところに出ると帽子発見。
比較的近くにグローブもあったので回収できました。
良かった良かった。
お天気良くて暖かくもう少しのんびりしても良いかなと思ったけど落とした荷物の回収して少し緊張から開放されたので満足して戻る事にします。
帰りはぽかぽか陽気の中林道から戻りました。
この時間から登ってくる人もまだまだいてやっぱ人気なんだなと思ったり。
洞門岩でアイゼンを外し、もう一回コーヒーブレイクしてから車までの林道をのんびり歩きました。
下山後は東照宮に寄ったり、鬼怒川温泉まで足を伸ばしたりしてからのんびり帰宅。
アクセスががいいので意外と近いなと思いました。
足の痛みも歩いてる間は全く無くて安心。
少し様子は見てみますがそろそろ大丈夫かな。
久々の雲竜渓谷は無理なく楽しく歩けて大満足でした。
いい感じで青空、絶景ですね!
確かに年々氷も薄くなってきているようですが、それでもこの風景は
なかなか他では見られないですよね。
車の買い替えで、今のとこスタッドレスを持っていないので今シーズンはパスですが、
また行きたい場所の一つです。
ペンタくんのふるさとの様なところですねww
こんにちは
千葉からだと割と近いから結構簡単に行けちゃいますね。
この景色が見れるのは大体1月後半〜2月の前半ぐらいの短い期間だけだから結構人が集中しちゃうんですよね
平日休みの強みです。
空いてるタイミングで行けました。
相棒は大喜びですね
数年前に行った時はもっと雪が多かったけどノーマルタイヤでした。
FRでノーマルなのでさすがに林道は入っていけないだろうと街中に停めて歩きました。
帰りは親切な方が乗せてくれて・・・。
この返信書いてる今日は暖かくて氷が解けちゃいそう。
寒気が入ってきてキンキンに冷えた日が続くといいんだけど。
こんにちは!
ご無沙汰してます。^^
今年は北の方は雪が多いとちょっと期待してるんですが、
やっぱり雪が多いのと氷柱が育つのって別問題なんだねぇ。
というか、日光あたりだと雪もそれほどでもないのかな?
駐車場があまり確保できない場所ではスコップ大事だねぇ。。。
うちは持ってはいるものの、埃被ってる。。。
そういう山に行く時は持って行かなきゃね。( ..)φメモメモ
足の調子はもう大丈夫?
mamepyonらしくない怪我でしたね。
我が家は全身の筋力が衰えてしまっているので、今のところ緩いハイキング。
でもアイゼンとピッケルで登る山にも早く復帰したいです。
もう少し南にも雪欲しいところですね。^^
mizutamariさんこんにちは
おかえりなさい。
日記やレコ拝見しました。いろいろあったのですね。
雪はそこそこ、氷柱も一応それなりに育っていて充分雰囲気は楽しめました。
ただ気温がやっぱり高いからかな、標柱叩けば崩れちゃいそうな感じでした。
スコップあれば少しのスペースも活用できるし、万が一スタックしたときなんかでも役に立つので持っているならトランクに入れて行くのがいいかもですね。
足は大丈夫
コケた時結構派手に岩にぶつけたのでしばらくずっと痛かったの
もともと膝には不安があるので無理しないようにおとなしくしてました。
歩きの筋力や体力は歩かないとなかなか戻らないので少しずつでも緩いお山でも歩いて歩いておきたいものですね。
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