筑波山(キャンプ場),和田岬(霞ヶ浦)

2011年04月10日(日) [日帰り]

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• 距離: 7.7km
• 登り: 531m
• 下り: 511m

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

　震災により,つくば市側の筑波山登山道は通行止めとなっていたので,北側のキャンプ場方面の様子を見に出かけた。
　案の定,キャンプ場,ユースホステル跡地駐車場への車道は通行止めとなっていた。思案していると,キャンプ場方面から歩いてくる人がいたので状況を伺うと,車の通行も支障は無さそうであると言っておられたので,急遽Uターンし,手前の広場に車を停め,そこから徒歩で進むこととした。
　キャンプ場への道路上に1ヵ所亀裂があるところがあったのと,普段,水が流れていない斜面に水が流れているのが気になったが,事なくキャンプ場へついた。そこのキャンプファイヤー広場にある石のベンチは崩れ,地面には亀裂が数本走っていた。
　そのまま進み,女体山登山道に入った。山頂直下のロープウェイ山頂駅分岐に出たが,そこには,今登ってきた道は通行止めとされていた。
　山頂を極め,下り始めたところで,つつじヶ丘(ロープウェイ山麓駅がある。)方面からの登山者にあった。聞くところ,今日から登山禁止解除をネットで知り,登ってきたとのことであった。
　男体山に向かい御幸ヶ原に着いたので,筑波神社への下山道を見に行ったところ,通行止めとあった。男体山を登って御幸ヶ原へ戻り,男体山を周回する自然研究路を見にいくと,やはり通行止めとあった。
　駐車場の関係から,ユースホステル跡地駐車場への道をとることとし,下山口に行くと,やはり通行止めであった。しかし,下から声がするので進んでみると,犬を2匹つれた親子連れが登ってきた。しかも,犬を抱っこし,子供も小さい。無事登ってきたところから,登山道には問題が無いだろうと判断し,下山することとした。
　何の問題も無くユースホステル跡地駐車場についたが,進入禁止であるにもかかわらず,6〜7台の車が停まっていた。ただ,駐車場脇に用意されていた石のテーブル群は皆崩れ,一つはテーブルとしていた分厚い石が2つに割れていた。
　ユースホステル跡地駐車場から,車を停めたところへの下り道には,大きな亀裂があった。進入禁止はこのためであろうが,道幅が広いので,車の通行には支障が無さそうであった。
　午後,和田岬にチューリップを見に出かけたが,ここにも地震の爪あとがあった。
　今年は,仕事も,職場の建物も,家の中も・外壁も・・・そうそう,山行もである。地震にかき回されっぱなしである。

写真

震災により,通行止めとなったキャンプ場への道。
歩いてくる人がいて,状況を伺うと車の通行も支障無さそうと言っておられたので,この手前から徒歩で進むこととした。

同,ユースホステル跡地駐車場への道
下山時に,同駐車場には複数の車が停まっていました。

キャンプ場のキャンプファイヤー場にあるベンチ

同。地面には複数の亀裂が走る。

女体山直下の日陰には,残雪も残る。

登ってきた道は,ロープで閉ざされていた。

女体山山頂

方位盤と景色。
霞んであまり視界は良くない。

つつじヶ丘駐車場方面

山頂の岩

手前の岩のピークが筑波山の最高地点。
左上は,一等三角点

女体山神社(右)と男体山(左奥)

枯葉のマントを羽織る,ミミガタテンナンショウ?

閉ざされた,御幸ヶ原から筑波神社への登山道

男体山からの眺め

男体山標識と男体山神社

人出が激減した御幸ヶ原

男体山を一周する自然研究路も閉鎖されていた。

ロープが張られた,ユースホステル跡地駐車場の登山道

ユースホステル跡地駐車場には,壊れた石のテーブルが散在し,地面には複数の亀裂があった。

ユースホステル跡地駐車場へ向かう道にも,長い亀裂が伸びる。

霞ヶ浦湖畔の和田岬では,チューリップが咲きだした。

茎が非常に短いチューリップ

和田岬の園地にも亀裂が沢山見受けられた。

霞ヶ浦の浜にも,大きな亀裂が何本も走っている。

ユリワサビ(百合山葵)アブラナ科ワサビ属
Eutrema tenuis

カンスゲ?(寒萓)カヤツリグサ科スゲ属
Carex morrowii

キブシ(木五倍子)キブシ科キブシ属
Stachyurus praecox

キブシ(木五倍子)キブシ科キブシ属
Stachyurus praecox
※花アップ

キクザキイチゲ(菊咲き一華)キンポウゲ科イチリンソウ属
Anemone pseudo-altaica

アブラチャン(油瀝青)クスノキ科クロモジ属
Parabenzoin praecox

タチツボスミレ(立坪菫)スミレ科スミレ属
Viola grypoceras

ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)スミレ科スミレ属
Viola bisseti

セントウソウ(仙洞草)セリ科セントウソウ属
Chamaele decumbens

ハルトラノオ(春虎の尾)タデ科タデ属
Polygonum tenuicaule

ハルトラノオ(春虎の尾)タデ科タデ属
Polygonum tenuicaule
※花アップ

はるとらのを
ま白き花の　穂にいでて
おもしろきかな
筑波山の道
　昭和天皇歌碑　御幸ヶ原
※以前も紹介しましたが,ハルトラノオが咲いていたので再掲しました。
*旧掲載:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-37455.html

ヒナワチガイソウ(雛輪違草)ナデシコ科ワチガイソウ属
Peudostellaria heterantha var. linearifolia

コメツブツメクサ(米粒詰草)マメ科シャジクソウ属
Trifolium dubium

カタクリ(片栗)ユリ科カタクリ属
Erythronium japonicum Decne

コメント

ゲスト

こんにちは♪
週末に筑波山登りに行こうかと思ってたのですが・・・
大平山にした方が無難かな〜

春爛漫ですね〜写真キレイです(*^-^*)/

yamabito

筑波のカタクリ，大平のサクラ ウーﾝ 悩みますね
　ako5963 さん　今晩は

　つくば市側の登山規制はまだ続いているようですね。
>〜〜登山可能登山道〜〜
>男体山頂〜女体山頂
>「おたつ石コース〜白雲橋コース」（つつじヶ丘〜女体山頂）　4月9日より可能
>〜〜規制中登山道〜〜
>「白雲橋コース〜迎場コース」（筑波山神社〜つつじヶ丘）
>山麓〜筑波山神社までの登山道
>「御幸ヶ原コース」（筑波山神社〜御幸ヶ原）
>「白雲橋コース（一部）」（酒迎場分岐〜弁慶茶屋跡地分岐）
　とあり，先週と同じようですね。
　裏筑波の最新規制情報は分かりませんが，先週はレコ通り徒歩通行は可能と思われる状況でしたが，通行禁止でした。

　今週は，裏筑波のカタクリは見頃と思いますが，大平山のサクラも捨て難いですよね。
　どちらに出かけられても，花三昧できそうですね。
　レコも宜しくお願いします