湊川水系高宕川


- GPS
- 05:40
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 647m
- 下り
- 638m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
歩く場合は、上総湊から戸面原ダム行きバスで環駅バス停まで行き、そこから歩き。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
雨具
ザック
飲料
地図(地形図)
計画書
GPS
携帯
時計
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
渓流シューズ
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
|
感想
1 序
上総湊に別邸を持つ山仲間から、房総の沢に行ってみたいという希望があった。
当該別邸から比較的近いことと、房総で登れる滝の中では
最大級(だと思う)急駟滝があることから、高宕川を歩くことにした。
当初は、高宕山を経て豊英に降りることや関豊からバスで帰ることを考えていたが、
色々あって入渓点まで戻るルートを取ることに。
そうなると、高宕川を下降することになるが、一旦志組川に降りて林道経由で
尾根を乗っ越して高宕川に降りた記録に接していたので、
これを参考に一回りすることとした。
2 入渓点まで
前回高宕川を歩いたとき、素掘りのトンネルの手前に駐車できそうな場所が
あることを確認していたので、そこまで車で入った。
ただ、高溝集落の奥からはすれ違いができない細い道が続くので、
ここまで車で入ることは勧められない
(さらにいうと、高宕川に自動車で突っ込んだ輩が過去にいたようで
(高宕川には簡易水道と思しき施設がある。)、余所者が奥まで車で入ることは
トラブルの原因になりかねないのではないかと思われる。)。
素掘りのトンネルを過ぎると道はそのまま河床に降りるので、ここから入渓した。
駐車スペースのすぐ前から降りることもできる。
3 稜線まで
ナメなので、特に問題なく進む。
程なくして黒滝が見えてくる。立派な名前が付いているが、1.5mくらいである。
前回は水流左のステップから登ったが、今回は水流すぐ右から登った。
いずれにしても難しくない。黒滝を過ぎるとすぐに分岐があるが、ここを右へ入る。
また少し進むと、右岸に斜瀑がかかっている。急駟滝である。今回もこちらへ進む。
急駟滝は川廻しによってできた滝である。
namemaniaの乏しい経験に則して言えば、房総で登れる滝の中では最大級と思う。
前述の簡易水道の管理のためか残置ロープがあるのでこれを利用して登る。
やや古くなっているのであまり使いたくない気はするが、
上部はやや傾斜があるので、フリクション登攀はちょっと怖く、
おとなしく使わせていただいた。
急駟滝を過ぎるとしばらくはナメである。
ここを気持ちよく歩くと、ゴーロが始まる。
前回遡行時は、この先ずっとゴーロかもと思って早い段階で稜線に上がったが、
参考にした去年の記録では、上の方までナメがあるような書き方だったので、
そのまま遡行することとした。
うんざりするくらいゴーロが続いたあと、確かにナメが登場した。
倒木や石がないわけではないけれど、許容範囲の部分もかなり長い。
すぐ終わるかもと思いつつ進むが、意外と続く。
程なくして水流もなくなったので(高宕山南西の221mピークの東方Co185mくらい)、南方の支尾根にあがる。
4 志組川と高宕川の分水嶺まで
元々の計画では、高宕山の山頂を踏んでから志組川に降りて、
廻田沢橋まで下降する予定であったが、100m以上詰め上がる気もしなかったので、
予定を変更して林道終点に降り、林道を歩いて分水嶺付近まで行くこととした。
この登山道はやや急な箇所もあるが、ゆっくり降りていけば特に問題はなく、
すぐに林道終点に着く。
そのまま林道志組線に降り、途中で分岐する林道市之沢線に入る。
地形図では登山道表記があるが、実際には車の通れる林道である(ただし通行止め)。
なお、登山道表記は沢沿いに付されているが、市之沢線はこれよりもかなり高いところを通っている。
市之沢線は稜線まで届かずに行き止まりになるので、
終点手前の適当な沢沿いに稜線に向かう。
沢筋は登りにくいので途中から尾根にあがったが、
バラが所々に生えているので注意が必要である。
5 入渓点まで
分水嶺から反対側に降りれば高宕川右俣であるが、意外と傾斜があって降りにくい。
やや緩やかなところを降りたが、足下が不安だったので、
かなり時間を掛けて他のメンバーをかなり待たせてしまった。
懸垂下降してしまってもいいかも。
参考にした記録からは、早い段階からナメが始まるように理解していたのだけど、
今回のルートはずっとゴーロ。ナメになったのはCo86m二俣くらいから。
Co86m二俣の手前で水流は大きな岩の下をくぐるが、人は通れなさそう。
人は岩の上を通るが、岩の上に降りるところがやや段差があるので、
ここは注意して通りたい。しっかりした立木はあるけれど。
この二俣を過ぎれば難しいところはない。
急駟滝の下を過ぎて入渓点までわずかである。
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