荒船山 (最終目的地:兜割山に至らず撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 692m
- 下り
- 675m
コースタイム
P3大ローソク撤退地点(09:10)→P1ローソク岩付近昼食(09:20〜10:15)→
艫岩展望台(11:55)→内山峠駐車場(13:00)
天候 | 晴/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
アプローチは問題ありません。 山道全般に対し日陰ぬかるみ地点は滑りやすいので慎重に。 国道254号沿いに荒船の湯(500) |
写真
感想
山登りを始めてから初めて手に取った「山と高原地図: 西上州」
から本日は荒船山へ登ってみる。
内山峠より軍艦の様相で有名な艫岩へ向かう。
4月の早朝だからそれなりに冷えるかと思ったが
何とまぁ居心地の良い気温だろうか。
荒船山は登り口自体の標高が約1,000m前後であり、山頂部1,425mと
標高差は大したことないがアップダウンの多い稜線が続くこととなる
ので歩き応えは満天だ。
残雪はほとんどないがぬかるんだ箇所は多く気を抜けばツルッと
いくことは簡単。
私この状態超苦手…(汗)
途中艫岩絶壁の全容を拝むことができた。
なんでこんな形状を残すことになったのか、まったく未知識のため
不思議でしょうがない。
絶壁高度さは100mはあるだろうか。
おお、怖。
途中尾根上唯一の水場である「一杯水」に至る。
水量は非常に乏しかった。
本当に水場として使えるのかなぁ〜。
ちなみに汲みにいく場合、橋を越え岩壁へ上がらないと
無理なので気をつけないといけませぬ。
軍艦上部はだだっ広い高原だ。
その側面へ寄ればすぐにでも絶壁を味わうことができる(怖)
そのまま先へ進むと展望台へと至る。
遠方には北ア等望めるみたいだが、本日は霞んでしまっているため
叶わず。
雪解けの進んだ浅間山を正面に写真を撮る。
ここでも絶壁を体験する事は可能。
高所恐怖症なのに覗き見たくなるのは何故…(笑)
荒船山最高峰の経塚山の取り付き地点までは傾斜もない平坦な道が
続く。
脇の木々の皮が鹿に食われ裸にされていた。
これって聞いた話だけど、越冬するために樹脂の油を体内に
溜めるために食べてるらしいね。
普通に食料かと思ってました…
その後若干の登りを終え経塚山へ到着。
正面にまだまだ雪を湛える八ヶ岳連邦が望める。
ただ、開けているわけではなく、ゆっくり食事をするような
ポイントではないかな。
引き返し今度は最終目的地である兜割山へ向かう。
ここからは八ヶ岳・北アの眺めが素晴らしいらしい。
ラーメン食うならここしかない!
単調なアップダウンを繰り返しニョキっと竹の子みたいな
形状のローソク岩地帯にでる。
登るルートはなくトラバースすることになるが、東側が
切れ落ちたここまたスリル満天の細道を通ることになり
正直少し足がすくむ。
怖いけど楽しいの矛盾が自分にとっての山登りの楽しみ
なんだよねぃ(笑)
ローソク岩地帯のトラバースが終わりそうな所で白い
バッテンマークが現れた。
解けきれてない残雪が傾斜のある細い山道を埋めつくしている。
下は滑落すれば容易に怪我をする場所でありその他のルートは
なくここを通るしかなさそうだ。
残雪に足を蹴りこみながら少しずつ進めばいけないことはないが
腐った雪は変則的に沈み込みズズっと一回滑り落ちそうになった。
先輩と相談した結果無理して落ちてもしょうがないから引き返す
事にする。
正直ここまでで結構疲れたので半分救われた気持ちもあったり…(笑)
食事はローソク岩地帯の一部に高台があったのでそこで済ます。
展望は荒船の山々や秩父の山が少々。
久々の山の景色にしては十分十分、しかも他の登山者はまったく
いない貸切のため満足度は高い(満)
帰路道中、陽が強く地面からの照り返しが暑くてしょうがない。
内山峠に戻る頃にはすっかり疲れ果ててしまった(疲)
帰りに麓にある立ち寄り湯で疲れを癒して本日の山行終了。
待合室にある西上州の山マップをボーっと見てみる。
「次こっちにくるならやっぱ妙義いくしかないね!!」
あー疲れたけどすでにもぅ登りたい気持ちでいっぱいだ(笑)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する